あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

10万円給付金に「待った」 かかる

2020-06-06 | 日記
ほんに蒸し暑うございます。
ついさっき、急に風が強まったと思ったら ザーッと不意打ちの雨。
同時にピンポーン!と黒猫(ヤマト)さんが「1階玄関を開けてくれ」と催促する。
干し物が濡れるのはイヤだし、黒猫さんもまもなく来るし・・・
やはり人を待たせるのはいかん、と玄関で待つも黒猫さんはいっこうに来ず。
エレベーターはここ6階を何度も素通り。
ええい、干し物のほうが大事じゃ、とベランダに移動しているうちに雨がやみ・・・。

結局、黒猫さんはこず。
在宅だとわかっているのに1階の宅配ボックスに入れるの、やめてほしいんだよな~。

***

して本題。
これ、知り合いのおはなし。

ある日、妻の携帯に見知らぬ番号から何度も着信履歴があった。
(臆病な妻はキホン、携帯の音をオフにしていた)

どこからかしら?  固定電話、市内の番号だ。
新聞屋さんかしら? いや、新聞屋ならつい先週、集金のおばちゃんが来たばかり。

身に覚えのない番号なので、1日放っておいた。
すると翌日も同じ番号からの着信履歴が。
2度めには初めて留守電が残された。
留守電を聞くと・・・意外にも市役所からだった。
「定額給付金の件で確認したいことがあります。折り返しお電話をいただければと…」

嫌な予感がしたが、すぐに市役所へ電話してみた。
電話をくれた担当者(オザキ:女性)は不在だったが、
代わりに出た担当者が矢継ぎ早に妻にたずねた。
「世帯主のお名前は/ どんな字ですか/ご住所は/世帯主の生年月日は?」
ようは本人確認だった。
いったん電話を切り、担当者オザキ氏からの電話を待った。

ほどなくオザキ氏からかかってきた。
オザキ:「お客様、給付金は基本、世帯主の口座へお振込みすることになっておりますが。
お客様の場合、おくさまの口座になっておりまして。これについては世帯主さまも了承済みでしょうか?」
妻:「はい」

オザキ:「では、世帯主さまに確認のお電話をいれさせていただいてもよろしいでしょうか」
妻:「はい」
オザキ:「では世帯主さまにご連絡のつくお電話番号をお願いします」
妻:「携帯番号を覚えておりません。また、いま仕事中なので、確認をしてからお電話いたします」

妻は機嫌を損ねた。定額給付金の申請用紙には「必ず世帯主の口座に」などという記載は見当たらなかった。
「受給者」とあったので、てっきり自分の口座でもいいと思っていた。

なぜ、わざわざそこまで確認されなければならないのか?(ひょっとすると逆DVの疑いか)
「イヤなこった~」と市役所に言いたかった。が、それも大人げないので素直に従うことにした。

妻は仕事中のオットにラインメールを送ってこのことを伝えた。
同時に「決して悪だくみしたわけではありませぬ。オットの口座ばかりにお金が溜まると、
銀行がつぶれた時にヤバいと思ってね」と書いた。
さいわいお金への執着がないオットは1ミリも疑わない様子で、
市役所から職場への電話も
「携帯にしてくれたらええよ~」と了承。
程なく市役所からの電話があったようだ。

妻は安堵した。
決して悪だくみを企てたわけではない。
が、オットではなく 自分の口座に2人分の給付金がすっぽり入る。
これって素敵じゃない?(>相当ずる賢いと思うけど、、) 
自分で自分の口座を記入しながら「ナイスアイデア!」と思っていた。
それに今回、水を差された気がした。
単身赴任中のオットには事後報告でいいと思っていた。

・・・という話である。
「悪かったわ。給付金担当者の仕事を増やしてしまって」
と彼女は言っていた。
たしかにこの調子だと彼らの仕事量はハンパないだろう。
氏名捺印の箇所も表示があいまいで、「捺印不要」と聞いてたのに、
市の作った記入例にはしっかりハンコが押されている。
ハンコ文化、早く衰退してほしいもんだ。

*おまけ*
きのう微信にアップしたモーメンツより。

ボクのすきな2人の実力派俳優がついに結婚。
でもキモチ的には・・・嬉しくもあり、ちょい残念でもあり。

(追記:結局、黒猫さんからは何も届いてなかった… あのベルはなんじゃい!)
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