綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆小学生が学校の校庭で野球やサッカーをするのに利用料を支払うという条例案が出されています

2013年02月25日 | あれれ?の綾瀬市政

 綾瀬市内のスポーツ少年団などが、小学校の校庭を土日に借りて、練習や試合を行うのに、利用料を支払わなければいけない!! という私には信じられない議案が3月議会に提案されました。

 具体的に試算をしてみると、年間50回、8時から16時まで借りると、
 200円×8時間×50日 = 8万円

 市内の子どものチームは減免で半額になるので、実際の負担は4万円ということに。ギリギリの部員で運営しているチームにとっては、一人一人の保護者の負担が大きく膨らんでしまいます。

 あるチームの方にこのことを伝えましたら、「だれがそんなことを言っているの?」と信じられないようすでした。「市から正式な議案として議会に出されているので、市長も当然認めている提案です」と私がこたえたところ、即座に、「あ! 市長、次は落選!!」と・・・。

 弱肉強食、格差拡大の新自由主義が推し進める“受益者負担”論に染まってしまっている市長の政治路線から出てきた方針です。市の進めなければならない福祉・教育・文化などの分野には、“受益者負担”論は適用してはいけない!! という市民の声が高まってほしいと思います。

 ちなみに、お隣の大和市では、今回綾瀬市がやろうとしている学校の校庭の有料化を数年前から実施していましたが、日本共産党の窪議員の繰り返しの質疑を受けて、昨年の12月議会で、市長が「無料化を実施する」と回答しています。
 その回答は以下のとおりです。
「小学生、中学生を対象とした学校施設使用料の無償化につきましては、幼いころからスポーツに親しめる環境を整える必要性や、自分が通っている学校施設を利用する児童生徒も多くいることなどを勘案し、平成25年度での実施を視野に入れて現在検討を行っております。無償化による効果といたしましては、利用者の費用負担の減少だけでなく、新たな子供たちの利用の増加によりスポーツ人口のすそ野が広がり、健康都市やまとの実現につながるものと考えられます。 」

 お隣の市長が誤りに気づいたときに、綾瀬市長はその誤った道に踏み出そうとしているわけです。なんともはや・・・、ではないでしょうか!

 

 施設名  値上げ後料金  現行料金
スポーツセンター等の施設に関する条例案
 小学校校庭 1時間 200円 無料
 蓼川スポーツ広場 2時間 250円 無料
 スポーツセンター
陸上競技場
2時間 2800円  2時間 1650円 
 学校プール 1回   100円 無料
 都市公園条例案
 野球場 2時間 1850円  2時間 1100円
 多目的広場
(サッカー場)
2時間 1850円  2時間 1100円
光綾公園野球場  2時間 1850円  2時間 1100円 
 (注) この表は、値上げ案のほんの一部を記したもので、実施は今年の10月からです。詳細は、ueda01@goo.jpまでお問い合わせください。
  市内の少年野球チームや少年サッカー団の利用料は、半額となります。その他の減免制度については、お問い合わせください。 
 

小学校校庭の開放は、土日祝の8時から18時(12月から2月は8時から16時) 

 

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