タイムスリップ

先日の星椎水精先生のコラム『トンビの音色』は、とても深い内容のお話でしたね。

タイムスリップというと、つい架空の話のように考えがちですが、実際は頻繁に起きているようです。

星椎水精先生のお言葉の、

『パレレルワールドというのは、真横に存在する現実のもので、霊界が縦の軸だとすれば、パレレルワールドは横の軸となる。実際はそれ以上の複雑な軸でこの宇宙は存在している。』

という部分を、果たしてどれだけの人が理解できるのか？

死後のこともなにもわからない人は、もうついても来れない次元の話でしょう。

さらに、霊能者たちが見えているものが、なぜ正しくないのかも言及されておられましたね。

占い師同様、一回でも当たれば「大預言者」のようにもてはやされますが、間違っていることの方が多い理由が、「無数にある未来のうちの一つを見ているにすぎないから」ということですね。

無数の軸があるとても複雑な世界なのに、霊能者たちが見えているのは、ほんの小さな世界だという事のようです。

例えるならば、テレホンカードやクオカードに空いた、小さい小さい穴から世の中を見ているのと同じらしく、その様な状態では見える範囲が限られてしまい、全体が把握できないのは当然です。

そのことがわからず、自分の見えているものが全て正しいと思っていることも、予言が外れる要因のようです。

先日の星椎水精先生のコラムも、科学が理解出来ない人には、決してわからない話だと思いました。

以前、星椎先生が著書で、

「霊能者は右脳、科学者は左脳しか使っていない」

といったことを述べておいででしたが、そのことがコラムを読んでいて頭をよぎりました。

右脳と左脳の両方を使ってこそ、世の中の真実が見えてくるのだと思います。

星椎水精先生の行われている浄霊が、科学と融合したものであること。

そして、20年も30年も先の事をされているのがよく分かるような、とても深いお話でした。


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