ある友人の例 続き

（前回の続きです）

私はこの友人夫婦のことをよく知っていますが、どちらかと言うと旦那は無神論者で、奥さんのほうは感受性が強く、霊感のありそうなカンジがします。

私の見た感じでは、奥さんの方が線が細く、霊障を受けやすそうでした。

さてこの友人夫婦ですが、まだ恋人同士の時だったらお互い幸せだったはずですが、どうして結婚後にこのようになってしまったのでしょうか？

毎日一緒にいると、お互いの嫌なところやダメなところがどんどん見えてくるからでしょうか？

子供に愛情が行ってしまって、夫婦間が冷めてくるからでしょうか？

これら一般的に言われることも、少なからずあるとは思います。

しかし、一番大きいのは、やはり「先祖霊の霊障」だと思います。（先祖の障り）

星椎先生が著書でこう述べられておられました。

「結婚前は、先祖霊も静観している」と・・・。

この一言が、全てを物語っています。

結婚後に病気になったり夫婦間が悪くなる最大の原因は、やはり「結婚することで、成仏できていない先祖霊が倍になってしまうから」だと私は思います。

結婚したことで、相手方の先祖も、配偶者を自分の末裔の一人としてみなし、憑依を始めるのは確かです。

今回の友人のケースでは、奥さんの方がノイローゼになったのですが、その理由は、旦那さんは無神論者であるため、わからない（わかってくれない）自分の末裔よりも、霊感があって優しく、解ってくれそうな奥さんの方に、旦那さん側の先祖霊も頼って覆いかぶさっているからだと思われます。

いくら先祖霊が倍になったとしても、両家のご先祖の浄霊（成仏）が出来ていれば、色々な困難を打破して、家庭の円満をご先祖霊とともに築けて行けるのですが、私の友人達も世間の人達と同じで、これらの理論は分かっていませんし、また私が話したところで、ご先祖様の事に気付いてはくれないでしょう。

とても残念ですが、このままだと「奥さんがうつ病になってしまった」という知らせを聞くのも、そう遠くないことかもしれません。いつもの事ですが、私の友人といえども、私はただこの二人の行く末を静観するしかないのです。

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