昨夜のパールでは南アに着いて初めての雨でした。
この季節はあまり降らないらしいです。
さてパールを出てワイン・ランドの中心地ステレンボシュへ。
随分低い虹ですね。
途中に立ち寄ったもう一つのワイン中心地フランシュフック。
郊外にあるボッシェンダルという作り手。
ケープダッチ形式のマナーハウスと山の風景が美しいと、リピーターの友人のお薦め。
博物館でもある白亜の建物は美しかった。
何と1685年創業とか。
広大な敷地でピクニック気分の試飲はとても魅力的ですが今日のドライブは先が長いのでワインは断念。
気分だけ。
フランシュフックはその名の通りフランス人が手掛けた町。
ワインを最初に持ち込んだのはケープに入植したオランダ人でした。
17世紀後半にフランスの宗教戦争に負けた改革派のユグノー教徒が入ってきた。
彼らがロワールから持ち込んだシェナン・ブランは南アの白ワイン代表品種の一つでもあります。
南アの食事が結構なのはフランス人の影響もあるのでしょうね。
さて、ワイン・ランドの中心地ステレンボッシュ。
可愛い観光都市です。
ここでまたアフリカン・テイストの小物をいろいろゲット。
ケープでは2-3か所で買ったものを一つのお店で段ボール箱に詰めてEMSで送ってもらいました。
ステレンボシュ以降の小物達はプレッテンベルグの郵便局から発送。
配送料はそれぞれ1万円位だったかな。
300以上もあるワイナリー訪問は断念。
絹を紡ぐおばさんたち。
お土産屋さんのデモンストレーションです。
ステレンボッシュから南下。
一時間半くらいのドライブで来ましたハマナス。
地中海の避暑地と言った感じであまりアフリカっぽくない。
クジラで有名なハマナスは南アのお金持ちがリタイアして住みたいまち。
ケープのレストランで飲んだピノがハマナス産でとても良かった。
南アのロマネコンチと言われる作り手もあるそうで行ってみたかったけど、ぐっと我慢。
海辺のテラスで軽食。
今日の宿泊先であるハイデルベルグ近郊のファーム・ハウスまで200キロのドライブ。
荒涼たる土漠の中をどこまでも真っ直ぐ続く道。
ここはまだ鉄条網があって人間の気配がした。
メインロードを外れ未舗装の道をしばらく行ったところにあるスケイディング・ゲスト・ファーム。
陽気なニールさんとアンネさん夫婦がやっている農場の中にあるBB。
子供たちは巣立ち今は夫婦が人を使って切り盛りしています。
娘さんが今ケープで料理の修行中。
BBを継いでくれそうだと嬉しそうなご夫妻でした。
牧場にあるBB。
この手前にニールさん専用のパー3のホールが一つ。
可愛らしい建物です。
質素な部屋はそれなりにコンフォタブル。
南アに住むイギリス人の友人が予約してくれました。
と言っても彼女、自分では来たいと思っていたがチャンスがまだなかった。
下見を仰せつかったわけです。
午後の紅茶。
羊とオストリッチが主要な生産物。
朝食ビュッフェにはオストリッチのサラミも出ました。
なかなか行けます。
ハンドバックは高級品ですね。
今回の旅行ではバッグは買わず、卵で作ったランプをゲット(安い)。
宿泊者が集うリビングルーム。
我々のほかに二組のご夫婦が泊まっていた。
イングランドから旅行で訪れている60代の元校長先生夫婦。
それにケープから自分で運転してきた90歳のおじいさんと80代のおばあさん。
このおじいさん(特に)、会話がウイットに富んでいてとても楽しい夕食になりました。
BBならではのひと時です。
とてもおとなしいジェシー。
食事中には皆の膝の上に順番に顎をのせて、何かくれないかな、との静かなアピール。
あまりにも可愛すぎて何とかしてあげたいと思っちゃいましたが、イギリス人も南ア人も完全無視。
人間と動物は違うのね。
輪廻とか考えちゃう我々と違います。
朝にはファーム・ツアーもありましたが、先を急ぐ我々は次の目的地に向け出発。
すると目の前の道をふさいだのが羊の群れ。
車も羊もしばらく無言で立ち止まる。
しかしシープドッグに追われる羊たちは車の左右を川の流れのように過ぎ去っていきました。
バイバイ。
続く
語学ができると旅の楽しさが倍増しますね~
とても羨ましいです。
それに健康、とても大切です。お金が有りまっていても
病院では・・・・
Mr,MH とにかく早く回復し復帰してほしいです。
これを機会にタバコやめてほしいい~~~です