新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2022初秋〜12

2022-10-13 19:15:13 | 旅行
ノシャップ岬方面へ車を走らせ、ノシャップ岬に寄り道。

ノシャップ岬は日本で2番目に北にある岬で、夕日の名所としても知られています。晴れていると利尻島、礼文島の島影が見えます。ちなみに道東にも納沙布岬があり同じような発音ですが、こちらは野寒布岬と表記されます。

ノシャップ岬の看板と利尻島の島影。風が強く、構えるiPhoneも飛ばされそうになるので、必死に抑える指の影がわずかに画像に入ってしまいました。

こちらは稚内灯台。宗谷岬灯台とともに宗谷海峡を守る灯台として設置されています。塔の高さは43mで北海道で一番高い灯台だそうです。

岸壁に並ぶ2羽のカモメ。じーっと風に耐えている姿がなんともおかしく、思わず撮ってしまいました。
ノシャップ岬を後にして一度稚内の宿へと戻ります。戻りしな郵便局の貯金窓口の開いている16時までの間に郵便局に寄り道しながら戻ります。稚内郵便局でちょうど通帳の空きがなくなったので通帳の切り替えをしてもらいました。
一度ホテルへ戻って休憩。日の傾いた頃合いを見計らって再び出発しノシャップ岬へ向かいます。ノシャップ岬の手前で路線バスの後ろになり、バスの後ろについていくと急にバス停でもないところでバスが止まりました。変だなあと思っていると鹿が数頭、道を横切って行きました。バスが動いたので走り出すとコンビニの駐車場のすぐそばに鹿の群れが。普通に住宅などもある道路沿いなのでちょっとびっくりしました。

ノシャップ岬に着くと夕日がお目当ての観光客が結構います。定期観光バスもやってきていました。ただ北風が強く吹いていて寒いです。

ノシャップ岬の看板と夕日。このノシャップ岬の夕日は有名で、水平線へと沈む夕日が美しいそうです。雲がありますが、夕日を拝むことができています。

夕焼け空に利尻島の姿も。雲は被っていますが、島影ははっきりと見えます。


水平線の向こうへ沈んでゆく夕日。カメラで撮るとあまり変化はないように見えますが、肉眼では太陽が沈んでいく様がはっきりと見られました。

そして水平線の向こうに夕日が沈んでゆきました。北風が吹き非常に寒く手がかじかんでしまいそうな寒さでしたが、ちょっと感動してしまいました。

夕日が沈むと蜘蛛の子を散らしたようにあっという間に観光客はいなくなってしまいました。こちらは少し余韻に浸ってからのんびりと出発。夕食を途中のセイコーマートで仕入れてホテルへ戻り夕食としました。
 

北の国から2022初秋〜11

2022-10-12 20:38:47 | 旅行
宗谷岬を3度通過して国道238号線を猿払村方面へと走ります。オホーツク海岸沿いに走ってゆきますが、集落などほとんどなく、ひたすら道が続いているだけの景色の中、淡々と走ります。途中ライダーさんなどが通り過ぎるので緊張感を持って走りますが、ほとんど車も走っていない中のんびりと走ります。ようやくまとまった家並みが見えてくると猿払村知来別。ここから郵便局も現れるので、丹念に寄り道をしてゆきます。

トイレ休憩に道の駅さるふつ公園へ。道の駅のすぐそばに雄大な景色が広がっていました。

こちらは猿払村のご当地マンホール。カニ、サケ、ウシ、ホタテと特産物が並んでいます。
道の駅さるふつ公園から鬼志別方向へ道道138号線を豊富方面へと走ります。この道道には廃止となったJR天北線が並走しており、天北線の駅があったところに郵便局が存在しているのはかつての駅近くの名残でしょうか。稚内市沼川から国道40号線方面へ向かい、兜沼駅を目指します。

兜沼駅にはちょうど12時に到着。12時を知らせるチャイムがなっていました。道の駅さるふつ公園を出たのが10時40分ごろだったので1時間ちょいかかりました。

昨日の夜に稚内駅で見たとおり、稚内1240着の特急宗谷号まで列車は運休なので、列車はやって来ませんが、なんとなく駅に寄りたくなるのは鉄の性でしょうか。列車の来ないレールは錆が浮いていました。

すぐ近くの兜沼郵便局の脇には旧局舎を利用した郷土資料館がありましたが、やっていない様子でした。兜沼から国道40号線現道を通って豊富町を目指します。豊富駅前の観光案内所で北の大地の入場券を購入し、郵便局へ寄ってから、昨日の積み残しのマンホールカードをもらいに豊富温泉湯の杜ぽっけへ。ところが着いてみると空いている様子がありません。嫌な予感がしてiPhoneで調べると、お役所関係にありがちな、月曜日の祝日後の火曜日はお休みという謎の休みにはまりました。かなりの無駄足をとった気がしてやや意気消沈しながら豊富町中心地へ戻り、町役場へ。

町役場で無事にマンホールカードをゲットします。豊富町役場の玄関にはデザインマンホールが何枚か展示されていました。豊富町役場から豊幌バイパスを経由して幌延町へ。すでにお昼を過ぎてお腹も減っていますが、とりあえず幌延駅へ向かいます。

幌延駅前の駐車場に車を止めて、幌延駅の北の大地の入場券を購入してから、歩いて幌延郵便局へ。郵便局の隣にあった地元のスーパーでお弁当を買って車へ戻ります。

こちらは幌延町のご当地マンホール。幌延町には北緯45度線が通過しており、その通過点には碑が経っているようです。車へ戻ってお弁当で遅い昼食。すでに14時近くなってしまいました。お昼ご飯を食べてから幌延駅を後にして稚内市街へと戻ることにします。一度国道40号線へ出てから下沼で道道972号線に出て日本海オロロンラインを目指します。

途中、サロベツ原野ビジターセンターがあり、遊歩道もあるようなので、サロベツ原野を少し歩きます。

日本海オロロンラインに入ってすぐに北緯45度線通過地点があり、先ほど見たマンホールにデザインされていた記念碑があったので下車して撮影。昨日とはうって変わっていい天気で、海の向こうには利尻富士が見えました。

山頂に雲がかかっているのは昨日までの天気を思えば致しかたないことでしょう。海越しの利尻富士を観れただけ良しとしましょう。

ここより南には大きな風車がずらりと並んでいます。オトンルイ風力発電所で日本海からの風の力で発電をしているそうです。何もないところに風車がずらりと並んでいる光景は一種異様な光景でした。
この先郵便局も抜海村までないので、日本海オロロンラインをのんびりと景色を眺めながら走ります。前日とは違い晴れていますが風もあるので相変わらず慎重な運転を求められますが、車もほとんど走っていないのでマイペースで走ることができます。抜海郵便局に寄ってから稚内市街へ。前日とは違いノシャップ岬方向へと向かい、ぐるっと回って稚内市街へ戻ることにします。
 
 

北の国から2022初秋〜10

2022-10-05 20:03:40 | 旅行
9/20、稚内での朝は早朝に起きてとりあえず街を散歩してみることにします。

ホテルのすぐそばの稚内港北防波堤ドームへ。と、思いましたが、北からの風が強く寒いのと風で帽子が飛ばされそうになるので、遠くから眺める程度にします。北防波堤ドームから港を散策。風が強いので帽子を押さえながら歩きます。

利尻、礼文へ向かうフェリーも2隻停泊。このあと朝の利尻島、礼文島への便になるのでしょう。とりあえすフェリーターミナルまで行ってみます。礼文島香深ゆきが0630発、利尻島鴛泊経由礼文島香深ゆきが0715発なので、6時前でも乗客がちらほらいました。風があるので揺れるだろうなと思いながらフェリーターミナルを後にして市内を歩きます。

こちらは市内で数少ない観光地のひとつ旧瀬戸邸。底引き網漁の親方の瀬戸氏の居宅で、戦後間もない建築であり、登録有形文化財に指定されています。もちろん早朝なので外観を見るだけです。

駅前に戻ってくると、なんだか既視感のあるものが。なんの説明もありませんが、おそらく旧稚内駅舎のタイルと駅名表示だと思われます。

こちらは現在の稚内駅の朝の表情。本来であれば旭川行き特急サロベツ2号の出発時間が近いので賑わっていると思われますが、本日は運休になっているので駅も閑散としていました。そして日本最北端の車止めのモニュメント。旧駅舎時代には実際に使われていましたが、今は日本最北の車止めとして記念に残されています。

朝の気温は13度。天気予報では日中も15度程度までしか上がらない予想なので、いよいよ北海道が本気を出して来たようです。着るものを考えながらホテルへ戻り、朝食をいただいて支度をします。
8時半ごろにホテルを出発。風が強いのでハンドルを取られないように慎重に運転します。本日は宗谷岬へ行った後に郵便局巡りをする予定です。国道238号線を走り宗谷岬方面へ。晴れていて気持ちいいですが、いかんせん風が強く海岸沿いに走ると風に煽られた潮をかぶってしまいます。稚内空港の近くを通ると航空無線標識VOR/DMEの近くにエゾシカが草を食んでいました。普通に道端にエゾシカがいるのにはかなり衝撃的です。そんな道を走り40分ぐらいで宗谷岬に到達。しかし、一度宗谷岬を通過。

日本最北の郵便局、宗谷岬郵便局で郵便局めぐりの口開け。通帳に押してもらうハンコが4つもあり、全部押してもらいます。郵便局から戻り、今度こそは宗谷岬へ。

ようやく日本最北の地へと立ちました。有名すぎる石碑を撮ります。岬なので当たり前ですが周囲に遮るものがなく、ダイレクトに風が当たり、帽子が飛ばないように押さえながら歩きます。

こちらは宗谷岬の歌碑。聞いたことがありませんが、ボタンを押すと歌が流れる仕組みになっているのはご当地ソングの歌碑にありがちな仕組み。しかし風が強く、風の音に負けて聞こえませんでした。

日本最北の公衆トイレで用事を済ませ、日本最北の自動販売機で缶コーヒーを買ったりして最北の地を楽しみます。朝ごはんをしっかり食べて来たので何かを食べる気にもならず、日本最北の売店には寄りませんでした。

日本最北のバス停。宗谷岬バス停。稚内駅と鬼志別・浜頓別経由音威子府駅間を走る天北宗谷線のバスが停車しますが、1日上下4本づつの運行なので、バスで来るのは非常に困難と言えそうです。

強風吹きすさぶ中、丘の上へと登ってみます。こちらは旧海軍の望楼。45km先にはサハリンの地があり、晴れていれば見えるほどの距離なので、かつてはここで監視が行われていました。

丘の上には宗谷岬灯台もあります。

丘から見る宗谷岬の風景。うっすらとサハリンが見えていました。お天気は最高なのですが、風があるので早々に撤退することに。

ふと見ると、こちらでも鹿が草を食んでいます。駐車場の近くなのですが、これが普通の景色なのですね。
車へ戻り、郵便局めぐりに出発します。一度稚内方面へ戻り宗谷郵便局に寄ってから3度目の最北の地通過をして猿払村方面へと車を走らせます

北の国から2022初秋〜9

2022-10-04 20:14:09 | 旅行
レンタカー店でレンタカーを借りて雨降る中出発します。雨が降っていますが、本日は宗谷地方のマンホールカード巡りの予定にしています。コロナ禍の時期にレンタカーを借りていなかったので、およそ2年ぶりの運転です。久しぶりの運転が雨の北海道。とりあえず稚内市内の国道40号線を慎重に走らせます。途中のセイコーマートでお昼ご飯を調達。朝の札幌でもセイコーマートに入りましたが、宗谷地域にはコンビニ大手3社が進出しておらず、北海道のコンビニ・セイコーマートしかありません。おにぎりと飲み物を買って国道40号線を南下します。
車もほとんど走っていないので感覚がつかめず、メーターを見ながら法定速度+10km/hで走ります。途中で後方から札幌行きの都市間バスが近づいて来たので、ゆずり車線を使って追い越してもらい後ろからついて行こうとしますが、路線バスなのに速いこと速いこと。あっという間に80km/hを超えていきます。さすがは北海道と思い、諦めて抑え気味に走りますが、ふと標識を見ると指定速度が一般国道ながら70km/hでした。
豊富町に入り開源パーキングシェルターでトイレ休憩。ついでにおにぎりを頬張っておきます。再び走りだし、豊富バイパスへ。対面式の高速道路と同じ規格のパイバスを走って豊富サロベツインターで出てJR豊富駅へ。

雨が降っていますが、車を降りて駅横の観光案内所でマンホールカードをいただきます。

観光案内所の前にはガンダムのマンホール蓋がありました。ご丁寧に木枠でカバーを作って保護していて、撮影される際にはカバーをどかしてくださいとあったので、カバーをどかして撮影しました。

駅の横にはオエ61型救援車が保存といるよりもほぼ放置状態で置かれていました。荷物車のマニ60から改造された車両ですが、床下機器は失われ、外板も錆び錆びになっているのが物悲しいです。ちなみに日本最北の保存車両だそうです。
豊富駅からすぐそばの豊富町役場、豊富町定住支援センターふらっと★きたにもよってマンホールカードをいただき豊富町を後にします。このほかにも豊富温泉湯の杜ぽっけでも配布しているのですが、翌日に回します。この判断が後々響いて来ます。豊富サロベツインターから豊幌バイパスに入り幌延へ。豊幌バイパスは指定速度80km/hとほぼ高速道路並み。一応一般国道のパイパスなのですが…。とはいえほとんど車も走っていないので快適に走れます。
幌延町へ入ってJR幌延駅へ。北の大地の入場券でも思いましたが、日曜・祝日は駅の窓口が休業でした。何しによったのだかわからない幌延を後にして天塩国道を天塩町へ向かいます。雨は相変わらず降り続け、一体何をしているのかわからなくなります。

道の駅てしおに寄り道をしてトイレ休憩。建物の前にはポケ蓋がありしっかりゲットしておきました。道の駅天塩から少し走っててしお温泉夕映へ。温泉宿泊施設ですが、もちろんマンホールカードだけいただいてとっとと出て来ます。

てしお温泉夕映にはガンダムマンホールの天塩町バージョンが。再び車を走らせ天塩町役場の当直室でマンホールカードをいただいてから稚内へと戻ります。

ちなみに稚内、豊富、天塩の3市町村でもらったガンダムマンホールカードには台紙がついており3枚を合わせると大きな台紙になるようになっています。私はマンホールカードをトレーディングカードファイルに入れて整理しているので、台紙は記念にとっておくことにします。
天塩から稚内までは道道106号稚内天塩線を走って帰ることにします。日本海沿いを走ってく道道で、国道232号線とともに日本海オロロンラインを構成しています。晴れていれば景色が良いのですが、残念ながら雨中走行でほとんど何も見えません。70km/h程度で走行し、速い車が近づいてくると路肩に寄って譲りながら走ります。1時間ほどで稚内市街に到達し、2日間お世話になる宿へチェックインします。

稚内で泊まるのはサフィールホテル稚内。旧ANAクラウンプラザホテル稚内で、稚内市内では唯一のシティホテルです。ちょっと張り込みましたがゆっくりしたかったので選びました。部屋に入ってみるとツインルームのシングルユースでかなり広いお部屋でした。しかし照明が暗めでした。
部屋でちょっと休憩をしてから稚内駅へ行って夕ご飯を調達。JR稚内駅の稚の字の照明が消えていて「内駅」になっていました。

駅舎のすぐそばにある稚内市のポケ蓋をゲットして、セイコーマートで夕食もゲット。本日は3食ともセイコーマートにお世話になっています。

夕食を仕入れてから駅の改札口を見ると、1744発の特急宗谷号から明日の1240着の宗谷号まで運休の表示が出ていました。台風の影響とはいえ1日違っていたら大事でした。そういえばコンビニも混んでおり、稚内を脱出できなかった旅行者だったのでしょうか。
夕食を部屋で食べ、明日の行程を地図でチェックしたりします。天気予報では回復し、晴れる様子。ただし風は強いみたいです。

北の国から2020初秋〜8

2022-10-03 20:00:51 | 旅行
北海道3日目の9/19は道内のお天気はあまりよろしくない予報。札幌の朝は曇り空ですが、これから向かう道北地方は絶望的な雨の天気だそうです。
天気予報を気にしながらめざましテレビを見つつ朝の支度と荷物をまとめて7時過ぎにホテルをチェックアウト。札幌駅へ向かいます。いよいよ札幌を出て道北へと向かいます。

乗車するのは0730発稚内ゆき特別急行宗谷号。朝ごはんや飲み物を仕入れてホームへ向かいます。

と、ここで反対側のホームにレア車両を発見。735系電車です。733系電車とよく似ていますが、こちらは北海道で唯一のアルミ車両で、2010年に酷寒地である北海道でアルミ合金製車両の適性を検討するための試作車として6両が製造されました。その後の増備はステンレス製の733系が続いているので、レアな車両となっています。車体側面がシルバーメタリック単色であるのが特徴になっています。

本日の宗谷号は5両編成でグリーン車はない編成であるとわかっていましたが、時刻表などに表記されているキハ261系5000番台はまなす編成ではなく、ラベンダー編成が充当されました。これは嬉しい誤算です。荷物を座席に置いて撮影。

線路を挟んだ向かい側には同時刻発車の東室蘭行き特別急行すずらん2号の785系電車が停車中。0730定刻に同時に発車しました。札幌を出てからしばらくは並走します。キハ261系5000番台ラベンダー編成の座席には全席コンセントがついており、5時間の道中、電池を気にすることなくiPhoneを使うことができます。
指定席は程よく乗っており隣の席も空席なので広く使うことができます。道中は長いので本を読んだりして過ごすことにします。

札幌〜旭川間は特急ライラック・カムイの一群の中に組み込まれており、0858着の旭川で降りる人もいるようです。自由席からも下車する客がいました。2分停車で0900に旭川を発車。

「わっ、さむっ」と寒いダジャレを呟きたくなるような和寒駅の駅名標はなんだか以上に高さを感じます。積雪対策でしょうか。

0954着の名寄は宗谷本線の中でも乗降客の多い駅。この列車からも下車客がいました。ちょうど時間的にも札幌からの中間地点。ここからが宗谷本線の閑散線区で人跡稀な区間を走ってゆきます。が、雨も降り出し車窓もイマイチなのでついついうとうとしてしまいます。

1145着の幌延は雨の降る中到着。名寄からも2時間近く経過していますが、終点まではまだ1時間近くあります。さすがに乗り飽きてきました。しかし幌延から先の区間は稚内に到着後にレンタカーを借りて走行する予定なので、車窓と地図を見比べながらイメージを膨らませます。

抜海〜南稚内間では日本海を見渡せる場所もありますが、雨模様で雲も低いので景色もパッとせず、当然のことながら海の上に浮かぶ利尻島の姿も見えません。

ほとんど景色も楽しめない中1243に稚内に3分遅れで到着。稚内にやってきたのは20歳前後に夜行急行利尻号に乗ってやってきて以来なので、30年近くの時が過ぎています。若かりし頃に降り立った時に駅舎に掲げられていた木製の駅名標は、ホームに掲示されていました。

出発地の東京から1548km離れた地に到着。この表示を見ると最果ての地に来たなあという実感がわきます。

JR日本最北端の駅の標柱の前では乗客が代わる代わる記念撮影をしていました。記念撮影が途切れた瞬間に撮影。

乗って来た列車は折り返し旭川行き特別急行サロベツ4号となります。ヘッドマークはサロベツのものに変わっていました。2日後に同じ列車に乗って稚内を出るので、48時間の稚内滞在ということになります。
30年近く前は早朝に降り立ち、利尻島行きのフェリー乗り場へと向かいましたが、観光案内所でマンホールカードをもらってから、傘をさして駅近くのレンタカー店へと向かいます。