ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

上高地へ ①

2022年05月29日 01時31分49秒 | 

上高地に行ってきた。

大阪から夜行バスに乗り、京都から恭姉ちゃんが乗ってきた。
バスは高速道路に乗りグングンスピードをあげ信州に近づいていく。
ここちいい揺れにすぐに眠くなった。

早朝目が覚めたらカーテンの隙間が明るい。
隙間からチロっと外をのぞいたら雪をいただいた山が見えた。
(´;ω;`)ウゥゥ 万感胸に迫り泣けてくる。

いつもより手前の大正池で下車。
今回の旅は登山というより山歩きで、時間にも気持ちにも余裕がある。



わぁ・・・(´;ω;`)ウゥゥ
「ここに来るために今までの辛抱があった」そう実感した。



ここに来たかったんだ。
雄大な自然の中のちっぽけな自分。



上高地が好きだった父をポケットに入れて連れてきた。
「パパ、パパの好きな上高地だよ」そういうとまた(´;ω;`)ウゥゥ



よぉ泣くなぁ私( ̄∀ ̄)
でも楽しくお喋りして双子は歩いた。



雪解けとともに動物も目覚めたんだな。
毎日のようにどこかで熊が目撃されている🐻




ゴキゲンじゃないか♪
「あるぅ日森の中、熊さんにぃ出会った♪花咲く森の中~♪」
歌いながら歩く(この歌マズイやろ)



山の色空の色、山の匂い、川の音、鳥の声、風
すべてを感じようと五感を研ぎ澄ませる。
ずっとずっとここに居て、この地の物を食べていたら病気になんかならないんじゃないかな。
そう思った。
けがれたものが一切ない。



河童橋の手前のベンチで朝ごはんを作った。
私はパンを焼いて、姉はコーヒーを立てた。


それとスープとフルーツ
パンが少しくらい焦げてもかまやしねぇ


温泉宿の外に足湯があった。まだお湯を入れているところで誰も居なかった。
双子の貸し切りだぁ
70度のお湯をゆっくりゆっくり入れているのだそう。
足を浸けてみた「あっつぅ!!!」足をあげた。
また浸ける「あっつぅ!!!」繰り返してそのうち慣れてきた。
気持ちいい、体中ホカホカしてくる
登山目的で来たらこんなのんびりしたことしていられない。
先を急いで早く目的地に到着しないといけないから。


(´;ω;`)ウゥゥ 西穂高、間ノ岳、ジャンダルム、奥穂高、前穂高に明神岳
自然に抱かれる。「来たね」って山が迎えてくれた。
うん、来たよ(´;ω;`)



河童橋、最高のお天気♪
この先は静かな山に入っていく。



グルグルもあちこちに( ^∀^)
生き物 植物がいっせいに目覚め芽吹いている。



山の中の池



水紋があるのは底から水が湧いているから。



山小屋の明神館が見えてきた。



5月だから鯉のぼりを付けてきた。
雨の心配があったからテルテル坊主の手拭いも吊って歩いた。



これは「ハシリドコロ」猛毒で、食べると笑って走り回るらしい



今が盛りのニリンソウ
緑の珍しいニリンソウを見つけた。
そういうことはハイカー同士情報交換する。
立派なカメラを持っている人はとても詳しい。



すばらしい景色。充電だ。
身体が喜んでいる、細胞も喜んでいる。
脳みそは小躍りしている



ザァ~!川の音



二輪一緒に花を咲かせるからニリンソウ。



森の奥までびっしり一面にニリンソウ。



山に雪が残り、木々が芽吹き、花々がいっせいに咲き始めるこの時期に来たかった。
一人でも来るつもりだった。
私が生きていくのに必要だと思ったから。



アルプスの雪解けの水を梓川で汲む。



後でお習字に使うんだ。



あちこちにベルが吊られている。
通るときにカランカランと鳴らす。人間がここにいることを熊に知らせるため。



お猿もあちこちで走り回って遊んでいた。
雪が解けて花が咲いて嬉しいんだ。



さっきのお水で墨をする



はがきを書く。文鎮は転がっていた石。
( ^∀^)楽しすぎっ!



また水を汲んで絵を描く。



花咲く河原で・・・。これ以上楽しい事、そんなに無いだろな。



通る人が見ていく( ^∀^)
お猿も見ていた。



姉がご飯を炊いてくれた。
重いからやめとこうって言ったのに姉がお釜を持ってきた。
( ^∀^)本格登山じゃ絶対にできない。



炊き立てご飯にレタスにトマト、チーズ、タコライスの素
そして目玉焼きをのせて出来上がり♪
ほうれん草と玉子のスープ。
とても美味しかった ≠( ̄~ ̄ )




徳澤園



これが徳澤園の相部屋の私のスペース。
相部屋といっても壁で仕切られプライバシーはしっかり守られる。
シーツは新しいものを用意され徹底的にきれいに掃除されている。
清潔で安心してゆっくりできた。



チェックインの時にフロントで私は食事の量が少ないことを言っておいた。
物資の運搬が大変な場所で食べ物を残すのが嫌だったから。
そしたら席にこんなプレートが置かれていた。



「少量希望のお客様😊」配慮が嬉しかった。
厨房で「少量希望のお客様来られました」って声が聞こえた。
ありがたかった。



最後にこごみの天ぷら蕎麦



夕食後、閉店後の喫茶スペースで。
お昼に書いたはがきを仕上げた。


お風呂に入って八時半に眠った。
幸せだった、とてもとても。

登山ではできないことがたくさんできた。
したかったことができた。
他の人がしていて羨ましかったこともできた。
大好きな場所で時間がたっぷりあった。

明日の朝は早起きしてココア飲もうね、散策しようね。
姉とそう言って眠った。


さぁ!生きるよ!


2 コメント

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Unknown (tsugu)
2022-05-30 07:03:59
時間を楽しむことがとても上手な双子さん。
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☆tsuguさんへ~♪ (keiko)
2022-05-31 20:24:30
(∩.∩)♪
高みを目指す登山もいいけれど、こうして山で遊ぶのも楽しい♪
こういうのに憧れていたんだ。
( ^∀^)( ^∀^)
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