すべては無常である。死んだらみんな失ってしまうものを、ボキ達は求めているのである。健康も、地位も、名誉も、ゼニも。あ、ゼニは最初からナカッタか(^_^)
塾で地方公務員志望の高校生に特訓をしている。なかなかこれがおもしろい。
なぜか。
自分の生きてきた道をふりかえることができるからである。こうやってボキのたどってきた道を、これから歩もうとしている若者がいるからである。しかも、そういう若者と接することができるというのは実にありがたいことである。
どうせなら私塾でも作って自分でやってみようかと思うことがある。漢文塾である。あるいは英語塾である。小論文対策もできるなぁ。高校入試程度ならかなりの教科をカバーできる。一回ワンコインで可能だろう。ボキの家でやればいいだけの話である。
ボキの家は、部屋が余っているから。リビング以外に八畳間が二つあって空室なのである。
わははっはははっはははっははは。
ま、それは冗談として、今日は朝から曇天である。昨日は快晴だったから布団も干した。布団?・・違ったな。ベッドに敷くやつ(ベッドパットと言ったっけ)と羽毛布団を干した。
おかげで昨日の晩は快適だった。
塾から帰ってきて、風呂に入ったら夜も10時30分になっていた。他の講師先生と違って、ボキは一日ヒトコマしかやらない。それも一週間に二回しかやらない。
それでもクタビレテしまうのである。情けない。塾の経営者の温情でやっとすっとこ雇っていただいているのである。申し訳ない気持ちで一杯である。
恩返しをしたいのであるが、またまたエコノミークラス症候群になってしまうことが恐ろしい。ICUに入って、死ぬことを予想しながらベッドにいることが、どんなに恐ろしいことであるか。経験しないとわからないだろうなぁ。わかりたくもねぇだろうけど。
9:54である。もうすでに朝のwalkingで7600歩(Mets)歩いてきた。午後から雨が降ると天気予報が言っているので、予定を早めた
畑道を歩いていた。
そしたら、スマホに電話が来た。柔道関係者であった。明日、千葉市で県民大会があるという。居住地の柔道協会の顧問だから、来てくれないかという電話であった。終わってからご苦労申しもやりたいということである。つまり、宴会である。会費要員である。
残念ながらと、お断りした。体調がいまいちで酒が飲めないと申し上げた(一合だけなら飲めるが)。それに、明日はボキも出かけるのである。ある大学院大学の説明会に出かける。学部もなければ、修士課程も置いていない大学である。ちなみに、国立である。午後1時から5時まで。これまで書いてきた論文持参である。
だから柔道の方は行けないと言った。居住地の柔道指導者は、ボキも高校柔道部顧問の時に欲しかった男である。柔道のエリートだったから(後に千葉県チャンピオンになった)、柔道の強豪高校に進学していった。そしてこれまた有名な柔道の大学に進学していったのである。彼は居住地の柔道協会で指導者をしてくれている。ありがたい限りである。
そんなわけでいろいろとご縁があるのだ。
しかし、それもまた一瞬の夢である。
ボキが死んだら、そんなご縁も無くなってしまう。
Walkingで、途中何カ所か墓地の脇を通り抜けた。
無常である。
永遠はない。
それに耐えて生きていくしかない。
そう思った。
(^_^)ノ””””