四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ヤブランとキツネノカミソリ

2011-08-21 15:25:00 | 相模原・県央
相模原木もれびの森へヤブランとキツネノカミソリを見に出掛けました。
木もれびの森は、クヌギとコナラを中心とした雑木林で、林床に咲く花はあまりありませんが、8月のこの時期はヤブランとキツネノカミソリが咲くので、毎年それを見るのを楽しみにしています。





木もれ日を受けるヤブラン(8月17日撮影)。
ヤブランはユリ科ヤブラン属で、光の差し込む林に生育します。この辺りでは8月に開花します。
斑入りの園芸品種も多く出まわっていますが、自然の林内で咲く、斑入りではない花に魅力を感じます。



木もれ日がスポットライトのように照らす林床で咲くキツネノカミソリ。この場所はテニスコート2面位の広さの群落になっています。



この自生地は柵の中で近くに行くことはできませんでしたが、1輪だけ近くに咲いていました。
キツネノカミソリはヒガンバナ科の植物で、8月のお盆頃に咲きます。ヒガンバナと同様に、花を咲かせる時期には葉は枯れていてありません。





木もれ日の中を、飛んだり止まったりを繰り返すイチモンジチョウ。飛び方は緩やかで親しみを感じました。



林縁の日向ではスジグロシロチョウがヒラヒラと舞い、林の中へ入って行きました。

<その他観察した蝶>
林内:サトキマダラヒカゲ
林縁:アカボシゴマダラ、アゲハ、ヤマトシジミ

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