四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

混声合唱団「うたの森」演奏会

2018-08-30 17:04:00 | 音楽
8月27日、多摩パルテノンに混声合唱団「うたの森」の演奏会を聴きに行きました。



大島博先生指揮になって2年目、今回の第1ステージは高田三郎の「水のいのち」。バッハ演奏で知られる大島先生指揮の邦人作品演奏は初めてでしたが、丁寧な洗練された演奏で、心に響きました。改めて素晴らしい作品だと思います。

第2ステージは、元気で明るい金子寿栄先生指揮で、奥井美穂編曲:「大空と海の歌」。鉄腕アトムから始まる海空メドレーでは元気な演技も入って賑やかでしたが、一旦挨拶のあとには「海 その愛」の落ち着いたスケールの大きい合唱となり、演奏後思わず大きな拍手が沸き起こりました。最後の「ありがとう」(いきものがたり)は、ポップス系ソングが得意の合唱団「コール・フォレスト」で須田和宏 編曲版を歌ったことがあり、懐かしく思いました。

第3ステージは、大島先生指揮、管弦楽 東京バッハ・カンタータ・アンサンブルによるバッハのカンタータ第150番と第131番。Ensemble14でも第150番は2015年に歌ったことがあり、時々自分のバスパートを心の中で歌いながら聴きました。
第131番は、演奏会場で聴くのは初めてかな。どちらも、バッハ専門ではない合唱団としてはなかなか良い演奏でした。Ensemble14で一時期一緒だったアルトのH田さんがプロのソリストと並びアルトソロを歌っていました。大したものです。

「うたの森」には、邦人作品、ポップス曲とともにバッハ作品を続けていってほしいと思います。大学合唱団後輩のT君、ご招待ありがとうございました。

追記9月2日
大学の合唱団で1970年に混声合唱版。
小田原男声合唱団で1975年に男声合唱版を歌っていました。
http://odadan.org/teiensyoukai.html
コメント

入笠山の蝶

2018-08-13 20:04:00 | 甲州・信州への旅
7月30~31日

少し前ですが、入笠山で観察した蝶たちをご紹介します。

アサギマダラ(^^♪

この時期の最大の楽しみは、アサギマダラに出会えること。今年も新鮮なアサギマダラが優雅に舞い、主にヒヨドリバナを訪れていたが、2年前の同じ時期に較べると少なく、また、オスに偏っていました。


アサギマダラ(1)


アサギマダラ(2)


クジャクチョウ・スジボソヤマキチョウ(^^♪

入笠山はクジャクチョウが多い。多数が遠くのマツムシソウに集まっていましたが、やや近い場所でやっと1枚撮れました。チダケサシでは至近距離で!
スジボソヤマキチョウは少なかったものの、何とか近くで撮影できました。


クジャクチョウとマツムシソウ


クジャクチョウとチダケサシ


スジボソヤマキチョウ♂


ジャノメチョウ科の蝶(^^♪

ヒメキマダラヒカゲは、ヤナギラン、チダケサシ、ヒヨドリバナなど色々な花を好むようです。


ヒメキマダラヒカゲとヤナギラン


ヒメキマダラヒカゲとチダケサシ

ジャノメチョウは、入笠山ではもっとも多い蝶かもしれません。下界の多摩丘陵では、暑さを避けて草の間に隠れがちですが、高原は涼しいため、表に出て飛び訪花する姿が目立ちました。同じ種類かと思うほど行動パターンが異なるのが興味深いです。


ジャノメチョウとヒヨドリバナ

ウラジャノメは、比較的珍しい種類で、初めて見ました。訪花は稀と図鑑にあ
りますが、幸いにもシシウド訪花を観察出来ました。


ウラジャノメとシシウド

キアゲハ(^^♪

キアゲハはコオニユリを特に好むようで、花粉で翅が朱色のキアゲハが2頭いました。花弁内側の一部がオレンジ色のユウスゲがありましたが、キアゲハが来てコオニユリの花粉を付けていったのか?(実際にユウスゲにキアゲハが訪花するシーンは見ていません)。


キアゲハとコオニユリ


ユウスゲ

クサレダマやツリガネニンジンも咲き始めていましたが、サワギキョウは、まだ蕾でした。


クサレダマ


コメント (8)