四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ウスバシロチョウが登場

2017-04-22 11:04:00 | 相模原・県央
3年前に多数のウスバシロチョウが飛んでいた草地へ。
3頭のウスバシロチョウがムラサキケマンやカントウタンポポの咲く草地の低い位置を緩やかに旋回していました。

すぐにムラサキケマンの葉に舞い降り、休憩したところを撮影。ウスバシロの初期というと延々と長楕円を描いて飛翔し続けるイメージがありましたが、羽化間もなくで体力がないのか。。。


ウスバシロチョウ A

カントウタンポポに吸蜜中に強い風に吹かれしがみついているところです。


ウスバシロチョウ B


同一個体

この個体Cも休憩。接近しても逃げようとはしないので撮影は楽でした。


ウスバシロチョウ C

ムラサキケマンが咲く草地です。



♪初見一覧
3月03日  ベニシジミ、モンキチョウ、モンシロチョウ
3月20日 コツバメ、ミヤマセセリ、スジグロシロチョウ
3月22日 ルリシジミ
4月10日 ツバメシジミ
4月12日 ツマキチョウ
4月15日 キアゲハ、アゲハチョウ
4月18日 ヤマトシジミ(すでに汚損)
4月19日 コミスジ
4月20日 ウスバシロチョウ、ツマグロヒョウモン(未撮影)
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最明寺史跡公園へ

2017-04-21 11:18:00 | 西湘・箱根
最明寺史跡公園 2017.4.19

松田山の河津桜の帰りに洋品店ご主人から聞いた最明寺史跡公園へ。新松田駅から松田町みどりの風遊歩道を登り約2時間、標高450mの斜面に100本のオオシマザクラが満開、八重桜のウコンやカンザン、花桃や菊桃、レンギョウなどが咲き誇って桃源郷の世界でした。池の周りは八重紅しだれ。コースのはじめは菜の花畑やミカン園、ブルーベリー園を通り、中盤以降は森林の中の涼しい山道で快適でした。

河津桜で有名な西平畑公園をあとに、実物の1/6のポッポ鉄道の線路脇から左の山道へ。



見晴らしの良い菜の花畑の向こうには足柄平野が臨めます。



ミカン園の農道の途中のブルーベリー園では、何とスジグロシロチョウが吸蜜していました。


ブルーベリーで吸蜜するスジグロシロチョウ

ミカン畑から分かれて山道に入るとコミスジに遭遇しました。初見です。


コミスジ

胴体が玉虫色に輝いています。新鮮な個体故でしょうか。


コミスジ

途中、眼下に酒匂川の流れる足柄平野と遠方には箱根の外輪山が見え隠れ。



最明寺史跡公園に着きました。



このオオシマザクラが気に入ったのでもう1枚。





八重紅しだれ

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ツマキチョウが最盛期に

2017-04-18 15:42:00 | 相模原・県央
朝涼しいうちに庭の雑草取りをし、10時頃近くの「木もれびの森」へ。

ツマキチョウが最盛期で、ムラサキケマンで吸蜜する雌も撮影できました。自宅近くの3か所で合計7頭も。こんなにツマキチョウが出てくると春爛漫の気分も上々です。この良い環境に感謝しながら農作業の人たちに挨拶をして帰ってきました。

A地点(狭い草地)

♂1頭、♀1頭がいましたが、♀は強い風に流されて畑の方に。
黄色い花の名前が分かりません(ノゲシですね 4/21)。



ツマキチョウ♂ 10:08


ツマキチョウ♂ 10:11 (同一個体)

B地点(林縁草地)
スジグロシロチョウのほかツマキチョウ2頭がいましたが、争って遠くに飛び去り撮影ならず。

C地点(広い草地と隣に梅林)
ムラサキケマンがヒメオドリコソウと隣り合ってたくさん咲いており、ツマキチョウはムラサキケマンを選んで吸蜜していました。♀を初撮影できました。


ツマキチョウ♀ ムラサキケマンで吸蜜 10:36


ツマキチョウ♂ 10:41

ツマキチョウは雄の方がオレンジ色の紋があっておしゃれ。雌はオレンジ色のアクセサリーはありませんが、シックなデザインですね。


草地のムラサキケマン、ヒメオドリコソウ、スギナ

観察は10時頃(21℃)から11時頃(24℃)まで。10時40分頃の撮影を最後にツマキチョウは飛ぶばかりになったので切り上げてきました。

♪初見一覧
3月03日  ベニシジミ、モンキチョウ、モンシロチョウ
3月20日 コツバメ、ミヤマセセリ、スジグロシロチョウ
3月22日 ルリシジミ
4月10日 ツバメシジミ
4月12日 ツマキチョウ
4月15日 キアゲハ、アゲハチョウ
4月18日 ヤマトシジミ(すでに汚損)

<追記1>
NikonのD7000を修理に出したため、2008年(9年前)購入のD60にAF-S Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Kenko N-AF 1.4X TELEPLUS PRO 300 を装着して撮影。シャッターから撮影画像が表示されるまで時間がかかることを再認識。色調も何んとなく黄色味を帯びる。

<追記2>
ノゲシと教えていただいたuke-enさん、有難うございました。



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キアゲハを初見

2017-04-15 19:38:00 | 相模原公園・北公園
4月15日

今年の相模原のソメイヨシノは開花が遅く、その後の低温続きのためまだ斜面一面に咲いていました。



 カメラ:NIKON D7000
 レンズ: NIKON AF-S DX VR Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G


さすがに強い風に吹かれて芝生の上には花びらが次々に舞い落ちていましたが、芝生のタンポポや花びらの上をスジグロシロチョウ多数とキタキチョウ、ツマキチョウがお互いにけん制しながら飛翔。ほとんど撮影できずでした。

そのうち、芝生からせせらぎにかけてキアゲハが飛ぶようになり、浅瀬に生えたセリに産卵する行動を繰り返していました。


キアゲハ♀  

 カメラ:NIKON D7000 
 レンズ:AF-S Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Kenko N-AF 1.4X TELEPLUS PRO 300


やがて疲れたのか近くの草に翅を開いて止まり休憩タイムとなりました。


同一個体

移動し畑へ。一面のムラサキハナナの場所でもスジグロシロチョウ軍団などが飛び交うばかりでまったく止まらないので、成果はなし。この時期は数が多すぎてダメですね。

諦めて帰ろうとすると、はぐれたスジグロシロチョウがサクラソウ(プリムラ・マラコイデス)で吸蜜しているではないですか!この花での蝶の吸蜜は見た記憶がないので急いでシャッターを切りましたが、すでに飛び立った証拠写真しか撮れませんでした m(_ _)m


スジグロシロチョウ(証拠写真)


<追記>
以下のカメラとレンズが不調のため、本日新宿のニコンサービスセンターに行き、修理を依頼しました。
 カメラ:NIKON D7000
 レンズ:NIKON AF-S DX VR Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G

ついでに6月発売のNikon D7500のデモ機を少し触ってきました。次回じっくり見てこようと思います。

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ツマキチョウを初見 林内の草花も報告

2017-04-13 13:53:00 | 相模原・県央
4月12日

近くの雑木林にツマキチョウ目当てで出かけました。
隣接する畑や近くの林内を行き来して40分ほど待った時点で、ツマキチョウ♂がカントウタンポポにやってきて吸蜜を始めました。レンズ越しに翅先端の橙黄色の紋が鮮やかに目に飛び込んできました。
ツマキチョウの初見となりました。


ツマキチョウ♂ 11:58

新芽が芽吹き日が差しこみ気持ちの良い林内を歩くとキタキチョウやスジグロシロチョウが時々争いながら低木の間を縫うようにして飛び交っていました。


明るい林内

※ カメラ:NIKON D60;
レンズ:NIKON AF-S DX VR Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G

足もとにはムラサキケマンが咲いていました。


ムラサキケマン

林内の明るいところでマルバスミレと思われるスミレが。
図鑑で見るマルバスミレよりも唇弁の条が赤みがかっているところが気に入りました。


マルバスミレ?

そこから続く湿り気のある歩道の一角で、普通のタチツボスミレに似るが花が大きめで地上茎の目立つスミレが群生。葉は斑入りです。詳しいことが分かればこの投稿の追記にて報告します。


地上茎の目立つタチツボスミレの仲間

クリ林近くの林床では、今年もフデリンドウが健在で枯葉の残る地面のあちこちに顔を出していました。


フデリンドウ

近くにはアカネスミレが2株だけ咲いていました。花の中央が濃い青紫色になっています。こういう色合いのものは珍しい?


アカネスミレ

※印以外
カメラ : NIKON D7000
レンズ : AF-S Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Kenko N-AF 1.4X TELEPLUS PRO 300


気温 約20℃

<追記>NIKON D7500が6月に発売されますね。最近、愛用のD7000が時々不調なのでそろそろ買い替えも検討したいです。
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