四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ウラギンヒョウモンを初見(5月30日)

2024-06-23 11:43:08 | 丹沢周辺

2024.5.30


前回のヒョウモン類探索は5月17日でクモガタヒョウモン♂を各所で撮影しました。

13日経った5月30日、クモガタヒョウモンの代わりにウラギンヒョウモン♂が登場していました。

2頭が草地やススキ原を広く探雌飛翔し、時々草地のノアザミに立ち寄り吸蜜する、

よく見られる行動を取っていました。2頭が追飛する場面も見られました。

この個体はヤマウラギンヒョウモン♂と推定しています。

 

同一個体

 

こちらは、サトウラギンヒョウモン♂と推定しています。

 

 

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クモガタヒョウモンを初見

2024-05-12 11:39:56 | 丹沢周辺
2024年5月10日

山間部(相模原市)の林縁やノアザミの咲く付近をクモガタヒョウモンが勢いよく飛翔していました。
諦めてキバネツノトンボを眺めたりした後、ノアザミの近くて待機。14時過ぎになり、ようやく舞い降り、撮影できました。
今季の初見となりました。
クモガタヒョウモンは、ヒョウモン類の中で最も早く出現し、この辺りでは、毎年5月上旬に見られます。
 
平地では咲き終わったオオムラサキツツジが咲いており、クロアゲハ♂、オナガアゲハ♀が吸蜜していましたが、
時々花付近や空中、地面付近での求愛行動が見られました。
 
iPhoneでの撮影です。
風が通る初夏の心地よい天候でした。
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日向薬師のヒガンバナ群生地

2014-09-24 10:02:00 | 丹沢周辺
9月23日

墓参のあと、伊勢原市日向薬師のヒガンバナ群生地を見てきました。休日のためか、道路に人があふれる賑わいでした。









こちらでもミドリョウモンを2頭確認しました。どこへ出掛けても見られるくらい拡散しており、見かけるのはツマグロヒョウモンよりも数が多いかもしれません。来年の羽化時期が楽しみになってきました。テングチョウ、ウラギンシジミの姿も増えてきたようです。

ヒガンバナの咲く田んぼの黄金色の稲穂にキタテハ秋型が止まってくれました。秋型は今季初撮影です。


キタテハ秋型

※カメラ : NIKON D7000
 レンズ : AF-S Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Kenko N-AF 1.4X TELEPLUS PRO 300




日向渓谷


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ウラギンヒョウモンとテングチョウ

2014-07-06 16:55:00 | 丹沢周辺
6月29日
丹沢山麓の宮ヶ瀬湖方面を歩いてみました。


宮ヶ瀬湖


ウラギンヒョウモン♂ #1(10:11)

クリ林にウラギンヒョウモンが吸蜜に来ていました。


同一個体

ウラギンヒョウモンも人の動きには敏感で、2,3ショット撮影したら飛び去ってしまいました。


クリ林

このクリ林は、山地の森林からは100m程離れた、畑と住宅が入り混じったところにありました。この辺りは標高300m位ですが、山間部のため、平地では終わったクリの花が元気に咲いていました。


ウラギンヒョウモン♂ #2 (11:11)

1時間後に同じクリ林に立ち寄ると、またウラギンヒョウモンが見られました。右前翅に破損が見られ、#1とは別個体でした。


同一個体

#2も敏感で、翅表を撮影する前に飛び去ってしまいました。

2頭も同じ場所で観察できることから、この辺りは300m位の低標高ながら山地性のウラギンヒョウモンの生息域に含まれているようです。

場所を移動して山地の林縁へ。


テングチョウ♀ #1

テングチョウ♀が、ヨウシュヤマゴボウの花で吸蜜していました。


同一個体


テングチョウ #2

ヨウシュヤマゴボウの果実と根は有毒であることが知られていますが、蝶が吸蜜しに来ることからみて、蜜まで有毒ではないのかもしれません。

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ギフチョウの里へ

2014-04-15 22:03:00 | 丹沢周辺
4月15日
今年もギフチョウに会いに行きました。



10時半頃現地に着くと、ミツバツツジが見頃で、マメザクラも満開~一部散り始め、ウメは咲き終わっていました。


ギフチョウAの産卵(♀ 11:33)

初めて産卵シーンを撮影しました。5,6人いたので、譲り合っての撮影です。上手い具合に産卵する卵の見える角度の写真がありました。


卵塊A

産卵の見られたカンアオイの葉には、23個の卵が。上の3個が今日の産卵分でしょうか。


卵塊B

近くの葉には14個産み付けられていました。


ギフチョウB(ヒマラヤユキノシタ 11:39)

ヒマラヤユキノシタでの吸蜜が始まり、翅全開のシーンが最初あったのですが、咄嗟のことでピントが合っていませんでした。


ギフチョウA(ミツバツツジ 11:42)

産卵を済ませた個体Aがミツバツツジに。その後、個体Cがミツバツツジに来るまで1時間半ほど空白の時間がありました。今日は汗ばむ陽気で、ギフチョウも不活発になったのでしょうか?


ミヤマセセリ(マメザクラ 11:23)

マメザクラへのギフチョウ訪花を期待していたのですが、叶いませんでした。

初見の蝶(追加)
ギフチョウ 4月15日 (2012年:4月9日)

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