四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

入笠湿原の花

2011-08-10 09:35:00 | 甲州・信州への旅
ゴンドラ山頂駅から森の小径を進んでいくと、入笠湿原の視界が広がりました。とても明るい湿地と草原一面に花が咲き、まさに天空の楽園の気分を味わいました。



一面に咲いているのはチダケサシです。





チダケサシ(乳茸刺) ユキノシタ科
草地や湿地に生える多年草。茎が硬いのでキノコの乳茸を刺して帰る風習があったことから名付けられました。花期は8月上旬。



エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子) ナデシコ科
山地の草地に生える多年草。花期は7月上旬。関東および中部地方東北部に分布します。
※カワラナデシコかもしれません。



ウツボグサ(靭草) シソ科
日当たりの良い草地に生える多年草。花期は7月上旬。



キリンソウ(麒麟草) ベンケイソウ科
草地に生える多年草。花期は8月上旬。



キツリフネ(黄釣船草)、ツリフネソウ(釣船草) ツリフネソウ科
ツリフネソウとキツリフネが混生していました。両者は別の種類で、花や葉の形が少し異なります。湿地に生える1年草。混生していても雑種を作ることはありません。花期はキツリフネ7月中旬、ツリフネソウ8月上旬。

※ 富士見町では、「信州富士見町 花の宝庫 入笠山に咲く花 散策ガイドブック」を作成しており、ゴンドラチッケット売り場で無償配布してくれました。この資料も参考にしました。花期はこの資料によるもの。入笠山の例年の花期だと思います。



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