四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

和太鼓の響く梅の谷戸

2014-03-30 07:33:00 | 音楽
3月23日
ミヤマセセリを探しに出かけました。


梅林からの富士山(多摩市 10:55)

よく来る場所でしたが、富士山が見えるとは気が付きませんでした。


畑のテングチョウ♂

早速、テングチョウが挨拶してくれました。




和太鼓衆のミニコンサート(11:05)

梅の咲く谷戸奥で、和太鼓衆「雅武者」のミニコンサートのリハーサルを行なっていました。



真剣な眼差しで、息を合わせて叩いていました。


日溜まりのテングチョウ♂(11:14)

日光浴する日溜まりでは、2,3頭集まっていました。




谷戸の紅梅・白梅

梅付近から手前の草地そして左の方に広がる畑にかけて、モンシロチョウが1頭だけ出現し、延々と周回飛翔していました。♂の♀探索と思います。時々モンキチョウやキタテハと競り合っていました。
歩いて20分程離れていますが、ここまで和太鼓が聞こえてきました。


道端のテングチョウ♂

帰り際の山道で、テングチョウが飛んで来て、僕に遮られ、目の前で止まってくれました。

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手前の草地斜面では、ミヤマセセリが毎年出現しますが、3月23日の段階ではまだでした。雑木林の一部が伐採作業中でした。何のために?この林内の日溜まりでは、ムラサキシジミ、コミスジ、キタテハなどが好んで集まっていたのに残念です。
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菜の花の土手と蝶たち

2014-03-28 17:37:00 | 埼玉
3月28日
さいたま市と蓮田市の境を流れる綾瀬川の土手を歩いてみました。


シロバナタンポポと綾瀬川

此方側がさいたま市見沼区、向こう側が蓮田市。向こう側の土手に菜の花が咲き、モンキチョウ、モンシロチョウ、キタテハが飛ぶのが見えました。






キタテハ♀(蓮田市)

複数のモンキチョウ、モンシロチョウが飛翔をし続けて止まらない中、このキタテハは吸蜜と飛翔を繰り返していました。右前翅が少し切れていますが、比較的キレイな個体でした。




ベニシジミ♂

新鮮なベニシジミが1頭おり、こちらも吸蜜と飛翔を繰り返していましたが、モンキチョウを追飛していた様子から♂だと思います。やっとベニシジミが撮影できました。
2枚目は、スイバの葉上でのテリ張りでしょうか。

この辺りにはまとまった雑木林がないようなので、森林性の蝶は望み薄だと思います。
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ルリタテハ・アカタテハ・キタテハ

2014-03-21 20:28:00 | 南多摩
ルリタテハ

3月18日は、春一番となり、最高気温が20度を超えました。


2014年3月の気温変化(気象庁 八王子アメダス)

3月11日までは冬の寒さでした。Oさんの観察個体は、3月9日には静止、3月12日には不在とのことでした。僕の観察中個体は、7日には静止、18日は不在でした。この目撃記録と気温変化の様子から、2頭のルリタテハは最高気温17度になった3月12日に橋の裏を離れたのかもしれません。
2月28日にも最高気温18度の日があり、その日に湘南地方ではルリタテハの飛翔が見られたようでしたが、この観察地(町田市丘陵地)の方が気温のベースが低くいため、2月28日に飛び立つのを見送り、3月12日頃までずれこんだのか。

アカタテハ

アカタテハ


環境

強風の中、目の前を赤い模様のある蝶が横切り、目で追うと、写真の中央付近の急斜面上部に休止しました。通りがかった調布から見えた男性も、10分位前にここで撮影したとのことで、ここでテリ張り中だったのかも。テリ張り中のアカタテハが翅を開くのか半開きなのかなどの知見は持ち合わせていません。
※この辺りではアカタテハをあまり見かけません

キタテハ

キタテハ


環境

畦に沿った溝に枯葉が溜まっているところに休止したり飛び立ったりを繰り返していました。風が強いため、翅を閉じて斜めになっていましたが、休止直後を狙って翅を開閉するタイミングでの撮影です。
キタテハは、2月の暖かい日にはもう飛び出す個体もいて、その点はキチョウと同じような習性があると感じています。
3月16日にも、さいたま市で5頭目撃しました。川沿いの斜面緑地2箇所でモンキチョウを追飛するシーンを目撃しましたが、撮影ならずでした。

キチョウですが、2月に笹裏から飛び出した個体を目撃したのが最後で、3月になっても一向にその姿をみていません。冬場の飛翔はゆるやかに見えたので、鳥に捕食されたものも多いのではないかと心配しています。

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モンキチョウの観察

2014-03-18 20:31:00 | 南多摩
3月18日
春一番が吹いた今日、谷戸の草地斜面を訪れると砂塵が舞っており、果たして蝶が出てくるのか疑問でした。先ほどすれ違った調布の男性が「そろそろミヤマセセリがいないかと思って見に来た」と言っていたので、以前目撃した栗林林床を覗きましたが、まだでした。草地斜面に戻ると、強風が少し和らいだようで、モンキチョウが何頭か飛ぶのが見えました。そのうち日が陰り、飛んでいたモンキチョウが身を隠しました。


身を隠した環境


待機中のモンキチョウ

探してみると、枯草の茎と葉に脚を絡ませて、強風に耐えていました。近づいてもあまり反応しなかったので、手前の邪魔な枯葉を取り除いたりして撮影。


交尾中のペアとちょっかいを出す♂

草地斜面を少し上ると、一視野に8頭も飛ぶのが見え、交尾中のペアに♂が絡む場面にも出くわしました。今が最盛期のような賑やかさでしたが、全体的にまだ新鮮さを保っているようでした。


移動した交尾中のペア

交尾中のペアがゆっくりと飛んで、1m位先の草の中に着地し、風で体勢が動いても飛び立たず長時間過ごしていました。写真は、スーパーマクロモードでの撮影です。


休憩中のモンキチョウ

飛翔中のモンキチョウを目で追っていると、程なく休憩する姿が多いように感じました。強風の中での活動なので疲れるのでしょうか。観察は13時から14時にかけてでした。時間帯によるのか、配偶行動に終始しているように見受けられ、吸蜜シーンは一度も見かけませんでした。

新生蝶の初見
♪モンキチョウ 3月16日(さいたま市見沼区)
♪ベニシジミ 3月16日(同上)

使用カメラ:FUJIFILM X-S1
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見沼田んぼ

2014-03-17 21:19:00 | 埼玉
さいたま市北部の娘のところに二人目の孫が生まれ、手伝いのためしばしば訪問しています。空き時間に近くをあちこちウォーキングしています。

3月11日

見沼田んぼはさいたま市見沼区・浦和区・緑区に広がり、亨保年間の1727年に干拓されました。現在は、田んぼが畑に転換されたほか、多くの公園があり、一部は休耕田になっています。今回は、芝川土手と斜面林コースを歩きました。


見沼代用水西線

見沼田んぼ用の水路として、利根川から見沼代用水が引かれました。見沼田んぼの西縁を流れる清流です。


見沼代用水西線沿いの畑


大宮市民の森

見沼田んぼにある公園の一つ。


芝川

見沼田んぼを流れる河川。この芝川と見沼代用水西線とに挟まれた低地に見沼田んぼが広がっていました。


緑地公園

芝川の斜面林が保全され、緑地公園になっています。オオムラサキが見られるのでしょうか。


大宮第2公園

市民の森から1時間半程下流にある大宮第2公園は、整然とデザインされた広々とした公園でした。


梅林

大宮第2公園内にある梅林です。

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