四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

入笠山にて(1)

2017-08-30 16:53:00 | 甲州・信州への旅
クジャクチョウ 

8月上旬よりもこの時期の方が多く、見頃を迎えたマツムシソウを好んで訪花していました。2枚目には何頭も写っています。そのほかヒヨドリバナでの吸蜜シーンも。



クジャクチョウ 8月23日






シータテハ

新鮮なシータテハが専らマツムシソウで熱心に吸蜜。低地でも見られるキタテハに似ますが、翅の縁の鋭い切れ込みがカッコいいです!
翅裏に鮮明なC文字が。入笠山では初見。この時期に秋型が現れ、成虫のまま越冬します。3枚目はクジャクチョウと仲良く吸蜜を楽しむ図です。


シータテハ 8月23日





シータテハとクジャクチョウ
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キタテハの占有行動&イチモンジセセリ登場

2017-08-21 08:36:00 | 相模原・県央
8月17日

午前中の小雨が止んだので、1時ごろから近くの森周辺を歩きました。
明るい曇りで、林内は24~26℃、外は26~27℃。

キタテハ2頭が20m位離れた林縁の葉上に陣取って縄張りを主張していました(占有行動)。邪魔者(筆者や別の蝶)が接近するとスクランブル発進し、また元の位置に戻ります。


キタテハ #1


キタテハ #2

キタテハの占有行動の環境です。



近くでキマダラセセリも占有行動中。ステルス戦闘機型の姿勢で構えます。何か物騒ですね。でも蝶の世界は追いかけるだけで平和、飛び道具も噛みつきもありません。


キマダラセセリ

イチモンジセセリ。これから秋口にかけて大群が押し寄せてきて林縁のキツネノマゴ群落は大賑わいになります。


イチモンジセセリ

この種類もステルス戦闘機ポーズを取ります。しかし、これは戦闘モードでない休憩タイムの様子でした。


イチモンジセセリ 別個体

キツネノマゴにはきれいなヤマトシジミ♂がちらほら見られました。


ヤマトシジミ

森の中のクヌギでサトキマダラヒカゲが1頭ひっそりと吸汁していました。


サトキマダラヒカゲ
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町田フィルハーモニー合唱団演奏会

2017-08-20 16:05:00 | 音楽
町田フィルハーモニー合唱団第16回演奏会・荒谷俊治米寿記念 2017.8.19




昨日、横浜みなとみらい大ホールにて。



地元の合唱仲間が何人か出演するので、バッハ・カンタータの午前練習の後かけつけました。9列目の中央付近と恵まれた席で、1ステのモーツァルト 「戴冠ミサ曲」の合唱は左右にソプラノ・アルト、中央に男声の配列で、左右からの女声が立体的に響き聴き応えがありました。

休憩時間に外を見ると、天気予報の時々雨が外れて晴れになりました。



2ステではオペラ合唱曲の数々。米寿を祝うということで、ヴェルディ:椿姫第1幕より「乾杯の歌」やアンコール曲、こうもりより「乾杯の歌」では、約100名の合唱団員、ソプラノの隠岐彩夏さん、バリトンの加来徹さんら5名のソリスト、管弦楽 東京ヴィヴァルディ合奏団の総勢120名以上が指揮の荒谷先生を取り囲む形で笑顔にあふれる華やかな演奏となりました。最後はソリスト5人がグラスを持ち、全団員が片手をあげての乾杯に。

普段オペラ合唱曲に触れる機会はあまりありませんが、久しぶりに元気をもらった熱演でした。

家に帰ってしばらくするとものすごい豪雨に。演奏会メンバーの打ち上げ後の帰路は大丈夫だったでしょうか。

お誘いいただいたYさん、有難うございました。

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新江ノ島水族館

2017-08-11 20:22:00 | 湘南
台風5号が日本海側を通過、暑くなる前の昨日午前、孫たちを連れて江ノ島水族館へ。真っ先にいつものイルカショー会場に向かいました。


イルカ・ショー


そのあとクラゲなどの展示や相模湾大水槽のダイビングショー「うおココロ」を楽しむ。写真はハナガサクラゲ。流氷の天使「クリオネ」が昨年末から展示されたが、順番待ち状態でうまく撮影できませんでした。


ハナガサクラゲ

台風の余波で海は荒れており遊泳禁止、人影は疎らでした。


江ノ島海岸


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ダイミョウセセリの吸蜜と産卵

2017-08-07 11:23:00 | 相模原・県央
ダイミョウセセリがヌスビトハギ(と思う)で忙しそうに吸蜜。この花ではぶら下がるように止まるので表はなかなか撮れません。


ヌスビトハギ?で吸蜜 8月3日

明るい森の林床の歩道近くにダイミョウセセリが産卵すべき植物を丹念に探し回り、やがてヤマノイモかオニドコロの葉の上でしばし留まりました。そこを見ると卵が。ダイミョウセセリの産卵を見るのは自身初めてのことでした。



ヤマノイモかオニドコロの葉上で産卵中

カメラの顕微鏡モードにて撮影すると、卵表面が毛で覆われていました。これが卵?実は産んだ卵に雌が自分の腹部をこすりつけたためこうなるとのこと。奥が深いです。


ダイミョウセセリの卵
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