四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

トラフシジミが開翅!

2018-06-20 15:45:00 | 南多摩
6月19日

貴重な梅雨の晴れ間、リョウブの花には多種類の蝶が集まっていました。目立つのはミドリヒョウモン♂で、2頭が樹冠を飛び交ったり吸蜜したりしていました。ミドリヒョウモンは意外に小心者のようで、ベニシジミに追われるシーンも目にしました。


ミドリヒョウモン♂

メスグロヒョウモン♀は訪花したり飛び去ったりを繰り返していました。日向で開翅するのを撮るには根気がいりました。ミドリヒョウモン♂に接近されることも2,3度ありました。


メスグロヒョウモン♀

スジグロシロチョウは数頭いました。


スジグロシロチョウ

一度目の観察は10時頃。帰りがけ13時半頃にもう一度リョウブのポイントを覗くと、トラフシジミが2頭も来ていました。そのうちに1頭が開翅!
フル・オープンは以前地面に休止中のシーンを撮影したことがありましたが、訪花中の全開翅は初めて。


トラフシジミ

花が被っているので位置をずらして撮影。青の輝きは少し減りました。


同一個体

さらに角度を変えたところ、4m位先に飛ばれてしまいました。


同一個体



その他リョウブにはキマダラセセリ、ベニシジミなどたくさん集まっていて賑やかでした。
次にノリウツギのところへ移動。こちらにもミドリヒョウモン♂やスジグロシロチョウ、イチモンジチョウなどが集まっていました。


ミドリヒョウモン


スジグロシロチョウ♂

歩道脇のネジバナにはベニシジミ♀が吸蜜中でしたが、この撮影直後に♂が求愛に訪れました。



ベニシジミ♀

天候:晴れ, 26度(13時半)
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