Pranava. Yoga+Ayurveda.

ゆるりヨーガとアーユルヴェーダな暮らし

酵素つくり

2012-03-01 | いつものこととか
酵素をつくってみました。

最近、家族や自分の健康に意識的になり前から興味のあった酵素。

酵素は食べ物を消化する「消化酵素」と新陳代謝を司る「代謝酵素」があり、この2つの酵素の働きによって体は正常に機能し健康的な生活を送ることができます。

この酵素、私達のあらゆる組織に存在していているのですが熱に弱く消耗品のため日々、上手く体に取り入れることが肝心です。

市販品も多くありますが、とっても簡単につくれますので興味のある方は参考にしてください。

ざっくりです。

材料は好みの野菜でも果物でもOK。
丸ごと漬け込みますので無農薬の新鮮な季節ものを使われることをお勧めいたします。

素材と同量の砂糖。
通常は上白糖を使いますが、教えてくださった方が「てんさい糖」を使っておられたので、てんさい糖で。

これらを煮沸した瓶に砂糖からミルフィーユ状に重ねていくだけ。

それを、10日間良く洗ったてで1日2回かき混ぜるだけです。

10日後、素材を漉して違う容器で保存すれば半永久的にもちます。

味はこっくりとして、ヨーグルトにかけるシロップにしたり野菜ジュースに加えても美味しく頂けると思いますよ。

私は今回レモンでつくりましたので、漉した後の果肉もそのまま頂いたり、お湯を注いでレモンティーのようにして頂いております。



漬け込んで1日目のもの、ビンのふちまであった、てんさい糖が完全に溶けています。




10日もの、てんさい糖を使っているので色が黒いのですが、上白糖で作った場合は澄んだいろで綺麗ですよ。

手で混ぜるのは常細菌を利用するため、お味噌つくりも同じですよね。

また、てんさい糖はビフィズス菌を増やすオリゴ糖が含まれていて、腸内環境にも良く、上白糖のように体を冷やすこともありません。


酵素は私達が食べたものを吸収・輸送・代謝・排泄にいたるまで、あらゆる過程に関与しているので不足すると食べ物が未消化のまま血液に入り血液を汚してしまいます。

血液は栄養分をかく器官に運ぶとともに老廃物を回収する役割がありますので、回収した余分な老廃物は肝臓・腎臓に集まって大変な負担となります。

酵素を上手く取り入れることで腸内環境の改善、血液サラサラ効果、肝臓・腎臓の負担軽減、更にダイエット効果もあるのです。

私は乾燥肌が改善しました。

これからも色んな素材で楽しみながらイキイキ酵素ライフを続けてみようと思っています。