ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

台風被害 Ⅱ

2011-09-22 05:00:00 | 田舎
河内さんまで戻ってきました。この日は日曜日だったせいか、普段あまり車の通らない県道をどんどん車が走っていきます。おそらく遊びに来たのではなくて、ボランティアとか親戚の家へ手伝いに行くのでしょう。私のように安穏とカメラを構えてる人など何処にもいません。

             

この辺りでも普段より水深は深く、流れも速いみたいです。対岸の竹がなぎ倒されています。何をするためなのか解らなかった黒い袋は全部流されてしまったようです。ついでに手長エビを釣ってたところを埋め立てた川岸も流れてしまえばいいのにと思っています。

             

でもエビが戻ってくるかどうかは分かりません。

よく見ると護岸が崩落している個所があります。相当な勢いで流れたものと推察します。

             

神社の裏の道を探ってみました。なんと大きなクスノキが折れて倒れています。葉が全部枯れてしまってますから、この台風のせいではないのでしょう。

             

上流からの流れ、どす黒い黄緑色をしています。かなりの土砂が流れているのだと思いますが、水の流れが元に戻ったとしても、水深や地形が変わってしまったところもあることでしょう。

             

河内橋の中央から眺めた河口方面、清流古座川のイメージは全くありません。

             

古座川町の細い道を辿って河口までやってきました。車で通った時はエギングをしている人が二人いましたが、古座川病院に車を置いて戻ってくると誰もいませんでした。この濁りですから魚は釣れないでしょう。この川の濁りがそのまま海へ注いでいっています。これを見ると普段の海に対する川の水の流れがある程度掴めます。濁りは西の方へと広がって行っているのです。

             

川の濁りが海へ出て広がっているのですから、海が濁っている地域は川の水の影響を受けていると見なされます。姫の前も完全に色が変わっています。ただ、普段はこの日のように強い流れではありませんから、その辺りを斟酌しなければなりません。

             

古座川病院の前の地磯、たくさんの漂流物が残っています。まだまだ使えそうな材木もあるんですよ。向かいは九龍島。

             

こちらは東側、動鳴気漁港方面、こちら側は川の流れの影響はなさそうです。

             

姫の前の浜まで戻ってきました。河口ほどではありませんが、濁っているでしょう。普段ならここまで影響は無いのかも知れません。

             

打ち上げられた漂流物も沖からのものなのか、川からのものなのか、その辺りの研究も川の流れの影響に役立つのでしょうが、私はそこまでやろうという気は起りません。

因みに串本港方面の海水は濁っていません。

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2 コメント

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お世話になりました (junno)
2011-09-24 01:16:19
無事自宅に着きました。 明日からは普通の日々です・・
思わず紀伊半島まで案内して頂き ありがとうございます。ブログで見た場所に実際行くことができて・・なんだか不思議な気持ちでしたよ。途中、自衛隊の災害救助隊の車と何台もすれ違った時は 浮かれた観光気分でいるのが ちょっと申し訳ない気にもなりました。
串本の刺身も美味しく 明日からスーパーの刺身を見るときっと物足りないですよね。
それに・・ぼんくらさんの朝食!ナイスです!ご馳走様でした!
あれから、少し時間があったので鶴橋に寄って 焼肉と冷麺を食べました。
帰り、新幹線の中で熊野のパンフレットを開きましたが 2ページ程でダウン!爆睡し博多に着きました。
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台風後のタイミングが・・・ (ぼんくら)
2011-09-24 06:29:53
悪かったので、景色はイマイチでしたね。

私の家のある姫は今は串本町ですが、5年ほど前までは古座町でした。今回は時間もなくて古座町を案内していませんが、川も濁っていたので案内には及びませんが、旧古座町はなかなかいいところです。また一度お越しください。

貴族によって平安時代から始まったと言われる熊野詣、時代の変遷につれて武士や庶民も詣でるようになり、蟻の熊野詣と呼ばれるほど誰も彼もが熊野を目指し行列を成したほどらしい。
熊野が世界遺産に登録されてからは、この三山に詣でる人も多くなり(宗教的な意味ではなく、観光気分ですが)ました。3日間ぐらいあればゆっくりとあちらこちらに行けると思います。また時間を作って遊びに来てくださいね。

無事に帰られて安心しました。
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