ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

古座川の異変

2010-06-01 05:00:00 | 田舎
ここは古座川下流の河内橋、毎年7月24・25日に河内祭りが行われるメイン会場、清暑島のすぐ近くです。

橋を渡っていると、右岸の様子がいつもと違います。
黒いもので覆われた何かが境になって、川と岸が分かれたようになっています。

             

気になるので車を停めて調べてみることに、この位置から下流へと向かって新たに岸を造っているようです。その前にはテトラが薄く見えていますから、今さら護岸を造っているわけではないでしょう。

             

河内橋の下から清暑島方面です。何を造ろうとしているのは分りませんが、古座川の貴重な景観が台無しです。カヌーに乗ってここを通る人の訝しそうな顔が目に浮かびます。

黒い袋のようなものには、おそらく石が入っていると思われます。石を袋に詰めて柱にし、陸の石が川に雪崩れ込まないようにしてあるのだと思います。

             

造られた岸の一番下から河内橋を見たもの、この前辺りの川は少し浅くなっていて、古座の港から河内さんまでの間で一番の難所かも知れません。祭りの船が通るのには浅すぎるので、川幅を狭くして水深をとったのでしょうか。

             

それにしても石はかなりの量です。伊串の波止といい、ここといい、不要なものを積み上げるのに利用されているのではないでしょうね。杞憂ならいいのですが、古座町と串本町が合併する前は、古座町の町長は一応革新陣営の人でした。合併した途端にこんな話が罷り通るとなると、二つの街の合併の目的は何だったのだろうと考えてしまいます。

ここまで考えると、この石の下は何なんだろうと思ってしまいます。土や石であればいいのですが、まさか・・・

             

ここは夏になると私たちが手長エビを釣って遊んでいたところです。こんな仕打ちは少し酷過ぎるのではありませんか。ここに生息していたエビやカニは無事に移動させてから工事をしたとでも言うのでしょうか。

ここに『手長エビ釣りの碑』を建ててやろうかな。

             

車の出入りが出来るような道も造られていて(工事には必要でしょうが)、末はいったい何に使うのか、街の人たちが納得出来るものであれば、私が口を挟む余地はないのですがね。

             

川原から上がってくる途中、トラロープで柵をしてある竹林の枠外にもタケノコが・・・これぐらいなら取っても怒られないのでしょうが、道具も全く無いので、写真にだけ撮っておきました。

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