ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

白野港

2013-03-04 05:00:00 | 田舎

須江港を東側から入った私は、港内を一周するうちに西側から来る車や単車を見ていたので西側へも抜けれると思い、知らない坂道を登って帰ることにしました。未だ地磯を探していたので海側へ、なるべく海側への道を探ります。こんな時はナビが付いてないと何処をどう走っているのか見当もつきません。曲がり角に来る度に左へと曲がるのです。

             

そして行き着いたところが白野港、この港には一度Y下君と来た覚えがあります。釣りに来たのではなく、あの時も地磯は無いかと思って偵察に来たのでした。それがいつ頃だったのか、詳しくは覚えていません。でも当時とは雰囲気が違っているように思えます。

ここには民家があまりないのに、浜は若い人がたくさんいて、網を繕うような仕事をしていました。

白野港からはしょらさん渡船が出ていますが、若い頃しょらさん渡船を利用していた割にはこの港に来たことがありませんでした。つまり、くしもと大橋が出来る前にはしょらさん渡船を利用していて、以降は串本のヨットハーバーまで迎えに来なくなったのに利用料金は同じなので、少し怒っているのです。樫野と比べると釣れる率も少ないし、以降は樫野の渡船に頼っていました。その後、歳を取ったので地磯巡りをしているというわけです。

             

まずはきれいな海水浴場の看板、これより先と書いてあるのは一つ上の写真の場所より東側、波止場として利用している場所を越えたところです。

             

こんな砂浜になっています。海水浴場と言えばそのようにも見えますが、そう書かれてないとただの砂浜です。Y下君と探索したのはこの先の岩の方、でも結局どこも浅くて、ここでは釣りは出来ないと諦めたのでした。その時から海水浴場の看板があったのかどうか、記憶を辿ることすら出来ません。

             

対面に見える波止、何処かで見たことがありませんか?確か20年ぐらい前NHKの夜の連続ドラマでこの波止場から飛び込むシーンがあったような記憶があります。主演は裕木奈江という人だったと思うのですが・・・

             

その波止場まで行ってみることにしました。付け根の岩場に祠があり、雷公神社のお札が入っていました。

             

ここも釣り禁止になっていますが、はるばる海水浴にやってきたお客は、この辺りで釣りも楽しみたいだろうと思います。

             

波止の正面に浮かぶのは通夜島、何とおぞましい名前だと思いますが、誰が何のために通夜などというような名前を思いついたのか、夜を通してよく釣れると言う意味なのかも知れませんね。波止場はゴミ一つなく、こちらもきれいです。

             

対岸の海水浴場、こうやってみると遠浅になっています。

        

きれいだと思った波止ですが、先端に近づくにつれてイカの墨跡が目につきます。釣り禁止のはずですが、明らかにここでイカ釣りが行われています。ゴミも見逃しませんよ、これはイカ釣りに使うヤエンです。

             

釣り禁止は掛け声だけなのか、抜け道があるのか、絶対禁止なら漁協が責任持って監視しなければなりません。禁止と言えば出来ない、してはいけない、そのことを曖昧にすると我が国の政治家のように抜け道を探すようなことになってしまう、まぁそういうところに日本国の悪い(と私は思う)風土があるのかも知れません。

波止場から見る白野港の左方向、山には航空自衛隊のレーダーが見え、海は奥まで抉っています。この写真では見えませんが、釣り人を一人発見しました。

             

ここは港内ではないので釣りは禁止ではないのでしょう。でも何処から降りるのか分かりませんでした。

この後大島の幹線道路へと引き返したのですが、途中で去年地獄のカマを観に行った道を辿ることになり、そういえばあの時、道の先に地磯への道があるのを確認したことを思い出しました。なんとか記憶を辿って地獄のカマの近くまで行ったのですが、物凄く車が停まっていたので、この日は諦めてそのまま帰ったのでした。

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