ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

上野原遺跡

2012-07-31 05:00:00 | 

高千穂牧場では30分ほど居ただけ、次に向かったのが上野原縄文の森という遺跡、かなり南方・錦江湾の近くまで降りていったので1時間ほどかかっています。

吉野ヶ里は弥生時代の遺跡、この日の上野原は縄文時代、それも縄文前期の約9500年前の集落跡なのだそうです。

             

森と呼ぶよりはかなりだだっ広い広場です。こちらが駐車場から一番遠い国指定史跡、小高い小山の下に遺跡保存館があります。ここから見ると草原ですが、竪穴式住居や道筋跡の部分は土でマーキングしてあります。

この草原でフリスビーを飛ばしながら散歩しているらしい人が二人いました。

             

保存館の中、吉野ヶ里の展示場と作り方が良く似ています。こういった遺跡を見せるためにはこういう方法しかないのかも知れません。でもこの遺構も本物ですよ。

             

縄文人と言えども人間ですから、やはり鹿児島の温暖な場所に住居を構え、集落が出来たのですね。火や着る物は貴重なものでしたから、寒い所より少しでも暖かい所を選んだのでしょう。でも桜島の噴煙には閉口したに違いありません。

             

復元集落、国指定史跡の範囲には52基の住居跡が発見されており、そのうちの10基が同時に存在していたらしく、ここでは10棟の復元住宅を再現していると言います。

             

縄文時代のおねえさんを記念撮影、丹念にも来園日付も間違いもなく掲示してくれています。

             

中も少し拝見、でも吉野ヶ里と違って何もありませんでした。弥生時代後期と比べれば1万年もの差があるんですものね。文化の程度もかなり違います。物凄くゆっくりなペースで文化の発展を遂げてきた古代、現代の200年などは文化の発展スピードは出し過ぎの感があり、閻魔様でも出てきて取り締まりをしてほしいものです。

                       

ここでは地層観察館というのもあり、最深部は24000年前の地層まで展示されており、その上に幾重かの地層が積もり、9500年前、土器の出土する7500年前と順次表示されていました。             

ここでは40分ほど見学、時間は3時40分です。霧島神宮近くの民宿まで少なく見積もっても1時間以上はかかるでしょうから、5時ごろには着くことになりそうです。考えてみれば、先にこの上野原に来て、徐々に北へと上がり、高千穂牧場から霧島神宮へと足を運べば、ガソリンの消費も少なくて済み、時間も余裕があったことでしょうから、神話の里公園や丸尾の滝などへも行けた筈でした。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (N田)
2012-07-31 17:26:09
九州は暑くて、仕事になりません。

関西も暑い?
ネタ探しも大変やろね。

ブログ作りも体力いるよね!

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外は暑いが (ぼんくら)
2012-08-01 04:48:49
部屋の中は、例え冷房を28℃に設定しても涼しいもんです。健康には良くないけど、殆ど外出していません。

仕事にならんのは暑さのせいじゃなくて、サボり癖じゃないの?
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