ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

重畳山登山道 Ⅵ

2012-05-18 05:00:00 | 田舎

不思議な思いをしながら滝から戻って、左の『お滝さん』のあるはずの方を見ながら10分ほど歩くと高瀬からの道との合流点に達します。家を出て以来この間、誰とも出会いません。

             

この標識は5年前に見た時のまま、その先にも標識があり、以前姫川の滝に降りて行った際に目印にしたものです。やはり姫川の滝は登山道の左側、5年前には「滝はありません」と誰かが書いていましたが、今回は無くなっていました。

             

ここからは650m下って行かなければならないので、前日にも行っていることやし、再び訪れようとは思いません。

             

林道姫川線の案内板、管理は古座町になったままです。私は左側にある道から登ってきたのでした。

             

重畳山への道はまだまだ続きます。ずっと舗装された道路です。所々に咲く山ツツジのピンクが一面の緑に映えるのを見て、何故か気持ちが楽になります。

             

少し視界が良くなったり、どんよりと曇ってきたりを繰り返します。何故か遠くで雷がなっているようなゴロゴロというような音が絶えず聞こえます。和歌山南部では雨が降るという予報は無かったのにと思いながら、傘を持って来てないことに不安を感じました。

             

10時を少し回ったところで案内板のあるところに到着、ここで今日初めて軽トラに乗った人に遭遇しました。「こんな天気の悪い日に何しに来とるんやろ」という風に思われてるのではないかと、それは自分が勝手に思っていることなのです。

             

この案内図ではもう何が書いてあるのか、何処に何があるのかは判りません。ただ重畳山生活環境保全林の文字は読めます。

             

軽トラの人はこの生活環境保全林の方へ走り去りましたが、この山を見る限り林も全くなく、生活環境に良いとは思えません。

             

以前この道で藤の花の写真を撮ったことがあります。その場所に再び来るともう藤の花は咲いていませんでしたが、以前は気付かなかったものの、『銚子の滝』の標識を見つけました。もう倒れかかっています。これで納得、この日降りて行った滝と姫川の滝は全く別のもの、上から見て休憩所の位置に騙されてしまいまました。それならあの時、下まで降りていけばよかったと後悔先に立たずです。今更、天気も不安定になってきているし、ここで400mも降りて行こうとは思いません。『銚子の滝』へは再度挑戦しなければなりません。

             

何処かに山ツツジの花びらの写真が撮れるところは無いかと探しながら歩いていましたが、なかなか無いものですね。やっと見つけたと思ったら枯れかけていたりして、どうも満足には撮れません。山ツツジは緑一面の中にポツンと咲いているのがきれいなのかも知れません。

             

家を出て2時間歩きました。10時半です。この天気なので神王寺の方には行かず、この案内板のあるところから伊串へと降りられそうなので、ここから姫へ帰ることにしました。

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