創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

天地を繋ぐ文字

2023-01-30 06:38:50 | Weblog

 おはようございます。

 統計学も機械学習も、過学習による過剰適合にならないために理論があり、人工知能や統計学は変数を減らさず、誤差関数に正則化項を追加し、モデルの複雑度と自由度を抑制し過学習を防ぐそうですが、機械翻訳システムを製品化した時も美しい数式論はチンプンカンプンでした。

 機械工学科卒の企業人の私は関数論などの高等数学は理解不能。富士通、シャープで預言者と揶揄され不思議でした。工学部2号館の看板、工の縦棒は人の字でした。多分今も。天と地を結ぶ人の意味だと吉本先輩、自動制御の東大名誉教授が言いました。庶民に役立つ技術を研究するから未来が見えます。

 企画業務に調査会社の市場動向調査や予測データを参考にしますが、結論を想定し面談の調査項目や質問形式を決めるのが必要です。官庁やマスゴミ発表のデータは結論先にありきです。税金を使い我田引水です。

 調査目標や結果を脚色。アンケート調査は得たい結論を得るために質問項目を決め、発表データなど裏があると思います。それを偉そうにニュース番組で披露する賞味期限の短いコメンテータが哀れです。

 企画会議のために、想定市場と近隣市場のユーザに直接面談し質問し持ち帰り、得られた結果を4項目の箇条書きにし、商品イメージと利用環境のポンチ絵にして再度訪問。調査会社は責任逃れの曖昧な結論。国語力で好きに調整し我田引水のために使います。

 真面目な担当者は集めたデータを素直に商品仕様や販売方法に変換し企画会議に上程。過学習の弊害です。他社も考えそうな案を有能な常務や事業部長が却下し強権発動。担当者の好きにさせ学ばせるのが私の指導法でした。

 困ったちゃんは経験不足、学習不足。でも素案をまとめました。自分の実力不足を認識している人が多く、私が素直に案に手を加え、修正してもらいました。原案と違う結論になり、指導できました。企画会議も通りました。

 未来予測が必要な企画業務を担当したのは30年以上昔。指導は個性尊重と共同を心がけました。指導困難な担当者に合う引き出しが不足していたと反省しました。学校なら個人尊重と共同の学び合いで可能と思いました。

 定年後、推薦試験やAO入試の生徒、数人を毎年一緒に指導し、小論文指導のアンチョゴを作り、国語の先生以上にスポーツコース生徒の大学入試に役立ち、主任に評価され10年続けました。退職時に資料を主任に渡し、引き続きの活用をお願いしました。

 最近、AO入試、学校推薦などの名称が変わり選抜型入試と言われ、その進学者が一般入試の合格者を越え、今後ますます差が開きます。推薦型入試指導に力を入れた学校の未来が拓けます。随時随所楽しまざる無し。南無大師金剛遍照。

 工学部

 天地を繋ぐ

 人の文字

 今日はここまでにします。

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2 コメント

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学校での教育について (Sabu Q.D. Kaneda)
2023-01-30 08:35:56
日本の学校では「個人尊重」と「共同の学び合い」が、必要なのですね。
 私は、アメリカ(カリフォルニア)に駐在しましたので、娘を現地校に行かせました。
 「個性を育てる」教育でした。
 数学の試験も、「数値計算=結果」、「計算の仕方を解説」、「図で問題を表現」、「その他:ダンス、衣装」など同じ点数で評価してました。
 アジア系は、「結果」、絵の旨い人は「図解」、ダンスが上手い人は「ダンス」、ドレスが好きな子は「ドレスで問題を表現」していたと娘から聞いていました。「好きこそものの上手なれ」で、個性を育てる教育でした。
 各教科の教科書は分厚くて、学校に置いてあります。学校(州政府)のものです。家に持ち帰る必要はありません。
朝、家を出るときには、必要な物は、身の回り品と、昼食代のみです。
治安の関係上、親が朝・夕に車で送り迎えします。
 因みに、入学試験はありません。
 学区は決まっていますので、特定の学校に入学したければ、その地区に移住することになります。
 私も、娘の意向を受けて(卒業しやすい学校)、3回移転しました。
カリフォルニアは、借家料が高いです。
引っ越しは人間関係が豊かになります。 (tsuguo-kodera)
2023-01-30 11:50:08
 コメントをありがとうございます。
孟母三遷の教えならぬ孟父三遷の教えですね。(笑)
私は転勤、転社が子供の教育に役立ちました。
 川崎工場では先輩が転勤し、都営住宅に管理のために住んで欲しいと言われました。
 シャープに転社し5年企画担当の時は社宅。娘の教育に役立ちました。田舎生活を堪能しました。
 東京研究所ができ柏の借り上げ住宅に住みました。バブル直前の宅地開発の高級住宅街。娘も息子も良い友人に恵まれまし2年住みました。
 バブルが起こり近所に安い建売住宅、畑の中に引っ越しました。まるで別荘住まいでした。進学塾の経営者が良い人でした。娘も息子も勉強を進んでしました。
 8年近く住み、子供たちが東京の大学や高校に通い始め、今も松戸に引っ越しました。松戸は都心から近いのに土地代や家の価格が安価です。バド同好会のために大学に通ったようなものでした。
 子供たちは私のバドミントンクラブの会員です。バドは安価な趣味です。会の日は昼ご飯で宴会です。外のみよりお酒が旨いし私の料理も安価で旨い。(笑)

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