おはようございます。
要求条件は色々な立場からの願望をまとめて体系化しますが、ブログの記事ではお見せするのは大変です。1年から3年かけて、しかも組織として複数の人が担当します。今回の10項目ほどの思いついた箇条書きは直感で絞り込みます。
試験用の小論では短時間に切り捨てるのが良いからです。試験時間内に分かりやすい文章を書くのが大事だからです。そう言えば、同じようなことを言う若手弁護士がいました。彼は友人に論述試験の合格の秘訣をボランティアで指導していたのです。
10項目もあるといろいろストーリーができそうですが、それに応じて選択する項目は変わってきます。私は師匠との運命的な出会いを隠れた論旨にしたいようです。ですから下の4項目にしてみます。主題に沿って書きやすく絞り込むのが大事であり、合否で言えば何でも良いのです。
・栄養大学データベース論の教科書を高専校長になった中村師匠に一番に届けた
・大学の新学科長は中村師匠の奥さまの東大時代の同級生、私の先輩だった
・師匠は富士通高専の教科に本の内容の講義と、パソコン組み立てを導入した
・パソコン事情雑学事典を使い師匠は富士通SEインターネット教育を開始した
私は奈良から柏に転勤し女子大の非常勤講師をしました。そのために教科書を書き、富士通の同級生に売り込みがてら、電話をしました。そのとき中村師匠が体調を壊し、現役から退いたことを知りました。定年まで富士通高専の校長でしたので時間もあり、面談を希望されました。師匠に会い、この教科書には奇跡の出会いがあったことを知りました。私の大学の新学科長は師匠の奥様の同期同窓生でした。師匠はこの本の内容に沿い、高専を運営されたようです。当時富士通はメインフレームと専用線ネットワークにビジネスの基盤があり、行き詰っていたようです。私にコンピュータ市場の今と動向を本にして欲しいと言われました。事実、インターネットに対する取り組みは遅れていました。師匠が監修し、私が作者で書くことになり、使いやすい教科書を目指し自信作ができました。編集者は売るためにパソコン事情雑学事典としました。高度な狙いの本が好き者向けの本になったよう、悲しい気がしました。このパソコン事情雑学事典は私の本の中のベストセラーです。富士通はこれを使い、SEインターネット教育を開始しました。あっという間にこの研修事業は利益率の高い事業になりました。色々な物語が私と師匠の間にありました。
ざっと書くとこんなところになります。ここから400字の普通の文章はきつい作業です。さらに全体をつなげて1000字以下に仕上げるわけです。今日はここまでにします。