こんにちは。
各国がコロナの治療薬を開発していますが、まだ手間取っています。お金が欲しい製薬会社や先生が多いのか、役人が研究者に騙されたか、メディアが提燈持ち記事を書いたのか、遅れている本質が庶民の私は分かりませんが、首相は頑張っていると相変わらず私は思っています。
処方法さえ間違わなければ、効果があるアビガンやシクレソニドも承認されていません。少し効果があり、副作用の心配がない高齢者になら良いのにと素人は考えます。遅れてもう治験もしないのか。アメリカのレムデシベルを使おうと厚生労働省が考えているのかも。残念でした。
でも今日、期待できる治療薬のニュースがネットにありました。小野薬品が開発中断したONO5334の骨粗しょう症の治療薬です。レムデシベルと同じく副作用がなく、効果があるとアメリカの研究者がネイチャーに論文を発表しました。
小野薬品はノーベル賞学者の本庶先生から癌の治療薬の商品化で訴訟を受けています。これはコロナ治療薬に使えそうですが、商品化は不明です。でも小野薬品の東証株価は1年前2000円程度。最近3000円前後に上昇。今日は100円以上急騰。これは良いニュース。
庶民の生活に東証やダウの株価は影響がありませんが、日本人が日本の治療薬でコロナに勝てると嬉しくなります。私はお金ではありません。頑張って商品化して欲しいものです。やはり情報はお金なのです。
株屋やコロナ治療の専門家、政府の対策会議のメンバー、朝日や読売の記者は以前から情報を入手し、小野薬品やレムデシベルや関係流通チャネルの株を購入したでしょう。昔はソフトバンクやホリエモンの会社でありました。
ノーベル賞学者の山中先生が新しい政府コロナ対策の専門家チームに参加しました。異論もありましたが、なるほどと私は思いました。研究開発のために、学者もお金が大事な時代です。
商品化と特許利用の訴訟をする時代です。開発競争の日本の不戦敗はいけません。2番では研究開発はいけません。1番でないと特許料も尊敬も世界から得られません。
今日はここまでにします。
国際競争に勝つには、劇的に重症患者を増やし、必要な知見症例数を確保する必要があります。
感染を広げ、重傷者を増やすにはgo to travelキャンペーンが有効な政策です。首都圏で対策を何もしないことも必要条件です。政府と東京都と製薬会社は専門家会議を通じて密接な連係プレーをしているように見えます。いまのところ、期待値には程遠い。
感染者が増えているのはトリックがあるようです。厚生労働省は3月下旬にPCR検査基準値を変更しました。わたしは昨日までこの事実を知りませんでした。標的ウィルスの300シークエンスに95%適合していないと陽性ではなかったそうですが、基準値変更で適合部位のシークエンスが短くなりました。基準値が著しく緩和されたのです。基準値変更以降、陽性者数は劇的に増えましたが、重症患者は増えていません。
重症者数や死亡者数データから見ると、3月下旬以前の厳格な基準値を適用したら、患者数は増えていないのかもしれません。
議論の出発点となるべきPCR検査基準値をいじられたのでは、具体策に関する議論が成り立ちません。専門家会議は何をしているのでしょう。
政治が介入するとろくなことがありません。
流石ですね。視点が凄いと思いました。
当方、愛犬がいて良かったとしみじみ思う毎日です。
後10年ほど愛犬は生きられそうです。
私は先に逝けません。10年は大変です。(笑)