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求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

周囲の天才を発掘

2009-05-03 15:27:47 | 学習
こんにちは。

 イチローがマリナーズと初めて契約したとき、「子供は目標を持って欲しい」、「目標を持つことが一番大事」と言いました。イチローの言葉は、目的志向が子供に大事と解釈できます。学生もこの言葉が大事です。しかし、達人を真似ることは不可能です。見るのが勉強です。イチローだけでなく、中田中村両選手でも同じです。

 自分の環境に遠すぎる天才達はスターとして眺めたら結構です。天才の素晴らしさは見えないところの努力です。メディアが伝えるそれは外面、真実は決して見えません。天才の今と自分を比べたら自分が可哀想になり、元気がでません。ナイフを弄ぶテレビ中の超人気俳優さんの仕草、カッコよかった。しかし、真似た人が多く、批判されました。変ですね。真似する方がいけないだけ。タレントさんの癖や、私生活の格好も、上辺だけ真似たり、憧れたり、羨んではいけません。憧れるべきは、事が上手く運んだときの自分と皆さんの周囲にいる、目立たない凡人然の天才です。蛇足ながら、エントリシートに記載する尊敬する人は指導教官が無難です。

 ここまでは一般論、抽象論です。会社勤めに関して、メディアが伝える抽象論の正しさは勤めたら直ぐに分かります。私がブログに書いている抽象論もサラリーマンなら知っていること。特別なことを言っているつもりはありません。抽象論を出発に、現実論に分解し、また抽象論に統合する、が私のこだわり。ですから、ここからが始まりです。

 人生も会社も勉強も、具体策の推進が一番大事、なおかつ大変。ですので、解決策は楽に続けられる、自分に最適な手段が鍵です。同じく、これが会社の仕事や大学の研究の仕事の、最大のキーポイントかもしれません。すなわち、良い具体策を発想できる能力が、仕事における頭の良さの尺度だと私は悟っています。繰り返しになりますが、知識の豊富さではありません。少なくとも、一部上場企業なら、入社までの、または新しい仕事の前に得た、知識や勉強に一文の価値も認めない、と考えた方が良いでしょう。

 東大だろうと、他の有名大学だろうと、高校も有名大企業も、ほとんどの先生や部長や経営者は私と同じ凡人です。世の中それだから良いのです。奇人変人軍人、天才ばかりでは怖すぎます。恐ろしい。どんな組織も70%は凡人。そして、天才的な頭脳をお持ちの先生や社員は3シグマの外にいます。多くは身体や心を壊すでしょうが、中には頑強な人が居ます。本当の変わり者なのでしょう。私が知っている天才的な先生は今80歳。でも、第一線で元気に活躍中。先生が他と違うのは、知識ではなく、思いついた発想を直ぐ足で稼いで実行する行動力。今でも重い荷物を抱え、走り回っています。

 私事の追記です。ロス在住の親戚がロス成城会の話題、父の白い運動靴、年配者の話題を伝えてきました。本当の父は鈍足、運動音痴、数学オタク。しかし噂は、追いかけられたら逃げられない、ラグビー経験者、しかもフォワード。だから噂は面白いし、当てにならないもの。戦前・戦中・戦後、成城学園を卒業した3人の伯父も同じ事を言っていました。尻軽とは別の意味ですが、頭脳明晰が尻軽と同義なら面白いものです。

今日はここまでにします。

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