創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

小論文が頭を磨く

2009-07-01 13:09:02 | 小論文
こんにちは。

 私がお奨めしている小論文の書き方はワンパターンです。大学生も高校生も同じです。就職でも大学院入試でも、専門学校入試でも同じです。いえ、むしろ会社のレポート作成に全て使える手法です。私はこれで50年困っていません。

 ただし、私の手法は600字制限の小論文なら簡単ですが、600字や800字の小論文や志望動機書は簡単ですので、私の奨めに従う必要はありません。皆さんの高校の先生の、誰もが私以上に上手い小論文や文章を書けます。ざっと皆さんが書いて、添削してもらえたら、大学提出資料用の志望動機書や特長や勉強計画は合格ラインを越えられます。しかし、400字以下の志望理由書は難問です。300字以下となれば極めて難問です。誰もが似てきて個性がない小論文や志望動機になるかもしれません。私の奨めが生きるのは300字以下の小論文や志望動機書かもしれません。

 何故、私は600字以上で役立つ書き方を説明してきたのでしょう。少し考えてください。答えは、易しいから皆さんも簡単にマスターできます。600字がマスターできなければ200字など、夢のまた夢です。200字の志望動機の受験であれば、私のブログが皆さんのお力になるでしょう。今日も600字制限の書き方だと思ってください。

 まず、先頭の3行で結論を分かりやすく説明します。改行1欄段落ちして、事例や事実を2つ書きます。ここは現実のデータに基づき課題を説明しても、構いません。エピソードがひとつ、客観的なデータと推論がひとつずつでも、2つがエピソードでも、2つがデータと推論でも構いません。兎に角、10行以下、数行以上の文章です。字数を稼ぎます。または字数を絞り込み、調整します。そして最後にまとめとして、もう一度先頭の結論を言い換え、2行程度にまとめます。

 上記は最終結果の姿です。最初からこの姿を狙って文章を書き始めてはいけません。私が知っている大学生も会社員も、私も不可能でした。天才でなければ、最初から文章にするのは無理です。直ぐに文章に取り掛かると、味気ない、読む人を感動させられない、ありきたりの表現になるでしょう。書き手の魅力が感じられない文書になると言うことです。

 そこでまず、テーマについて貴方が知っていること、思い出したこと、発想した事件などを箇条書きにしきます。思いつくままにできるだけたくさん書きます。箇条書きの1行は20字以下です。短いほどベターです。たくさんかけるからです。主語は私の文章で、主語を約して表記します。先頭は目的語です。すなわちオブジェクトです。次に動作です。すなわち動詞です。オブジェクトと動詞は必ずひとつの箇条書きに書いてください。

 箇条書きを2つしかかけない人も、50個も書けた人もいると思います。少ない人は増やし、多い人は似ている項目を集め、テーマについて一番関係していると思える4項目にします。少ない人は発想力に乏しい、または知識不足と自己認識しましょう。いろいろ書ける人は決断力に乏しいかも知れません。何れにしろ、練習不足、勉強不足です。しかし、心配は要りません。兎に角、4項目に絞り込む練習をしましょう。誰もが簡単にできるようになります。できるのが貴方の前頭葉の特性だからです。出来るようになった貴方は創造性を開発できました。

今日はここまでにします。
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