「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

覇権政党制 Long Good-bye 2021・11・10

2021-11-10 06:05:00 | Weblog

   今日の「 お気に入り 」 は 、昨日のつづきで 、インターネットのフリー百科事典「 ウィキペディア 」

  日本語版 から 、「 中国共産党 」についての解説記事 。

   アット・ランダムに 引用 、はじめ 。

  「 中国共産党

    中国共産党( ちゅうごくきょうさんとう 、簡体字中国語 : 中国共产党 、繁体字中国語 : 中國共產黨 、

   拼音 : Zhōngguó gòngchǎndǎng 、英語 : Communist Party of China , Chinese Communist Party 、

   略称:CPC , CCP )は 、中華人民共和国の政党 。略称 は 共産党( きょうさんとう )。

    事実上の 一党独裁 である ヘゲモニー政党制 の下で 中国大陸の唯一の 指導政党 であり 、国内で

    単に 党 といえば 中国共産党 を指す 。

   概 要

    2008年までの 憲法 では 序言で 中国共産党が 各民族人民 や 多党協力 と 政治協商制度 を指導する

   と規定されているのみで 、ベトナム憲法・キューバ憲法 のように 共産党が国家を指導する とは 直

   接的な明記はされていなかった 。

    実質的にはヘゲモニー政党制によって中国に 事実上の一党独裁制を敷いている が 、2009年に

   中央政治局常務委員 の 賈慶林 が 機関紙 の『 人民日報 』に寄せた『 中国の特色ある社会主義路線

   の上で 、中国共産党の指導する 多党協力 と 政治協商制度 を不断に整備し 、発展させる 』によれば 、

   『 中国共産党の指導する 多党協力 と 政治協商制度 は 、西側の二大政党制や多党制のような 、一方

   が政権に就けばもう一方が下野する 権力争奪型の政党関係 とも 、一党制 のような 権力独占型の政党

   関係 とも異なり 、民主的に協議し 、互いの心の底まで打ち明けて親しく交わる 、斬新な 協力型の

   政党関係 なので 』あり 、『 各民主党派 と 無党派 の人々は 、中国共産党 による指導を自ら進んで

   受け入れ 、中国共産党 と親密に協力し 、中国の革命・建設・改革事業に共に力を尽くしているので

   ある 』と主張されている 。

    しかし 結局 2018年に 習近平政権での憲法改正 により 、第1条 に『 中国共産党の指導は 、中国式

   社会主義
の 最も本質的な特徴 である( 中国共产党领导是中国特色社会主义最本质的特征 ) 」と記述

   され 、ベトナム・キューバ・ラオス などと同様に『 党の指導性 』が 憲法で明確化 されるに至った

    2020年10月に アメリカ合衆国 は 中国共産党員 の アメリカ移民・グリーンカード取得を禁止 した 。」

  
 「 理 念

   中国共産党 は 党における最終目標と最高の理想 を『 共産主義の実現 』としている 。よって 、中華人民共和国 は

  現在 共産主義を実現するための初級段階 として 社会主義 を行っている 。

   社会主義 は 共産主義 の 初級段階 であるため 、中華人民共和国 の 政権政党 としては 党規約 に基づいて 国防・科

  学・工業・農業技術 の 現代化 を 実現し 、国を富ませ 強くし 、民主的 かつ 文明的な国 を 建設することで 共産主義

  の実現を目指している



  思 想

   2017年10月現在は 指導思想として マルクス・レーニン主義( マルクス主義 )、毛沢東思想 、鄧小平理論 、

  江沢民 が提唱した思想理論『 3つの代表 』思想 と 胡錦濤 が提出した『 科学的発展観 』、さらに 、習近平が

  提唱した『 習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想( 習近平思想 )』を掲げている


   宗教は否定的で 、党員 は 宗教を信仰してはならない 上に 宗教活動に参加することもできない 。文化大革命

  当時は『 宗教はアヘンである 』という マルクス の言葉に忠実な 紅衛兵 によって 聖職者は弾圧され 、宗教施設

  は破壊行為により甚大な被害を受けた 。革命終了後に 民族間関係の緊張を危惧した 共産党 は 、宗教政策の修正・

  一定程度の 宗教活動の保障・宗教施設の修復 を実施するようになった 。共産党 は これをもって『 信仰の自由が

  保障されている 』と主張しているが 、カルト教団 と見なしている 法輪功 からの批判に晒されている 他に 『 民族

  分裂主義者 』として厳しく糾弾する ダライ・ラマ の 写真を掲げることを禁止したり 、メッカ巡礼 も 自由に行え

  ない 、キリスト教 は 党が公認した教会以外は迫害を受ける など 、宗教に対する締め付け は 残存しており 、あく

  までも 当局の管理下においてしか 宗教活動 は 行えない 。

   また 、2016年2月4日 に 国務院 が『 幹部党員は引退後も宗教を信仰してはならない 』とする新規定を発表した 。」

   引用 、おわり 。

   なお今年 、1921年の結党以来 、100周年 を 迎えた 中国共産党 の 長い 「 歴史 」 の 引用 は 省略しました 。


   それぞれの国 に 、それぞれの国の 「 歴史 」あり 、その 積み重ね 、絡み合い 。

   団塊世代の人たちを見てきて 、思います 。

   人により多少の違いはありますが 、若くして 染まり 、沁みついた 「思想 」は 、歳とっても 脳裏を去らない よう 。

   まるで「 アミロイドβ蛋白質 」みたい 。

   「 社会主義 」って 、若い人の心をつかんで離さない 、・・・「 正義 」だもんね 。「 アヘン 」だね 。

   「 資本家 」に 、シルクハットを被った、カネの亡者の 、腹の出た アメリカ人 、アメリカの cartoon

   の イメージ を重ね 、その「 資本主義国 アメリカ 」が もたらした「 市場経済 」の恩恵を 、長年 目いっぱい 享受

   しながら 、心の内は どこか 「 反帝・反米 」、「 新左翼 」、「 保守嫌い 」、「 反帝 」なのに「 親中 」。

   そんな 団塊世代 の 人たち 多く 在世中 ・・・ あと 二、三十年も 。


    「 IT 長者 」って 、一人の例外もなく 、皆「 資本家 」だし 。

    「 覇権政党制 」の国だって 、「 仮想敵国 」の「 通貨 」や「 国債 」貯めこんでるし 。

    これって 、「 中国式ご都合主義 」?! 。


    この世は 、 ambivalentz 。アンビバレント 。ambivalence

    一筋縄では いきませぬ 。

   
   四海 波高く 、安寧な「 棲み分け 」、道 遠し 。






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