今日の「お気に入り」は、「三百六十五歩のマーチ」(作詞:星野哲郎、作曲:米山正夫)の1番。
「 しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで 二歩さがる
人生は ワン・ツー・パンチ
汗かき べそかき 歩こうよ
あなたのつけた 足あとにゃ
きれいな花が 咲くでしょう
*腕を振って 足をあげて
ワン・ツー・ワン・ツー
休まないで 歩け
ソレワン・ツー・ワン・ツー
ワン・ツー・ワン・ツー* 」
自らの意志で前進歩行することが難しい被介護者の両手をとって、介護者が被介護者の歩行介助をする、
すなわち介護者が「後ろ向きウォーキング」するとき、口遊(くちずさ)むのに適した歌曲です。
認知症予防だけでなく、MCIから重度の認知症まで神経変性疾患になった人も自分の足で歩かなきゃあ、
「徘徊」せにゃあ、よくなる病気もよくなりはしません。
お元気なあなただって毎日元気に「徘徊」なさってるじゃあありませんか。
「三百六十五歩のマーチ」の他にもう一つ、頭の中で口ずさむ歌がテレビ時代劇「水戸黄門」の主題歌
「あゝ人生に涙あり」(作詞:山上路夫、作曲:木下忠司)。
歴代の助さん・格さん役の俳優が唄っているあの曲です。
1番
「 人生楽ありゃ苦もあるさ
涙の後には虹も出る
歩いてゆくんだしっかりと
自分の道をふみしめて 」
2番
「 人生勇気が必要だ
くじけりゃ誰かが先に行く
あとから来たのに追い越され
泣くのがいやならさあ歩け 」
そらで覚えているのはここまで、このあとに3番、そして「幻の4番」と言われる歌詞もあるとか。