「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

介護の合間に口ずさむ 2017・05・31

2017-05-31 08:45:00 | Weblog



 今日の「お気に入り」は、「三百六十五歩のマーチ」(作詞:星野哲郎、作曲:米山正夫)の1番。



 「 しあわせは 歩いてこない

   だから歩いて ゆくんだね

   一日一歩 三日で三歩

   三歩進んで 二歩さがる

   人生は ワン・ツー・パンチ

   汗かき べそかき 歩こうよ

   あなたのつけた 足あとにゃ

   きれいな花が 咲くでしょう

   *腕を振って 足をあげて

   ワン・ツー・ワン・ツー

   休まないで 歩け

   ソレワン・ツー・ワン・ツー

   ワン・ツー・ワン・ツー* 」


   自らの意志で前進歩行することが難しい被介護者の両手をとって、介護者が被介護者の歩行介助をする、

  すなわち介護者が「後ろ向きウォーキング」するとき、口遊(くちずさ)むのに適した歌曲です。

   認知症予防だけでなく、MCIから重度の認知症まで神経変性疾患になった人も自分の足で歩かなきゃあ、

  「徘徊」せにゃあ、よくなる病気もよくなりはしません。

   お元気なあなただって毎日元気に「徘徊」なさってるじゃあありませんか。


   「三百六十五歩のマーチ」の他にもう一つ、頭の中で口ずさむ歌がテレビ時代劇「水戸黄門」の主題歌

  「あゝ人生に涙あり」(作詞:山上路夫、作曲:木下忠司)。

   歴代の助さん・格さん役の俳優が唄っているあの曲です。


  1番

 「 人生楽ありゃ苦もあるさ

   涙の後には虹も出る

   歩いてゆくんだしっかりと

   自分の道をふみしめて 」

  2番

 「 人生勇気が必要だ

   くじけりゃ誰かが先に行く

   あとから来たのに追い越され

   泣くのがいやならさあ歩け 」


  そらで覚えているのはここまで、このあとに3番、そして「幻の4番」と言われる歌詞もあるとか。



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東京だョおっ母さん 2017・05・14

2017-05-14 09:40:00 | Weblog


  今日の「お気に入り」は、早朝のラジオ番組で聞いた「東京だョおっ母さん」。

  島倉千代子(1938-2013)が、昭和32年(1957年)3月、19歳のとき、日本コロムビア

 から発売されたシングル。通算150万枚のヒットとか。

  前年の1956年に発売された美空ひばりのシングル「波止場だよ、お父つぁん」と同じ船村徹作曲。


  「 1 久しぶりに 手を引いて

      親子で歩ける うれしさに

      小さい頃が 浮かんできますよ

      おっ母さん

      ここが ここが二重橋

      記念の写真を撮りましょうね
 

    2 やさしかった兄さんが

      田舎の話を聞きたいと

      桜の下で さぞかし待つだろ

      おっ母さん
   
      あれが あれが九段坂

      逢ったら泣くでしょ 兄さんも
 

    3 さあさ着いた 着きました

      達者で永生き するように

      お参りしましょよ 観音様です

      おっ母さん

      ここが ここが浅草よ

      お祭りみたいに 賑やかね 」  


   野村俊夫作詞のこの歌の2番で登場する「桜の下」とは靖国神社のことを指しています。

   昭和32年(1957年)島倉千代子は紅白歌合戦に初出場を果たしたそうですが、曲目は「逢いたいなァあの人に」

  であったといいます。

   その後、島倉千代子は通算35回紅白に出場したものの、過去のヒット曲を歌唱した「名曲紅白」でもこの

  「東京だョおっ母さん」が歌われたことがないばかりではなく、代表曲のひとつなのに、紅白の舞台で

  歌唱されたことは一度もなかったといいます。

   こんなことにも目くじらたてる一部の国民とこんなことにも気を遣う国営放送がある変な国です。





   そう言えば「糖尿だョおっ母さん」なんて替え歌もありました。





   同じ早朝のラジオ番組で聞いた川柳。

   「子供減り子供のような大人増え」

   「母の日を子らに教える情けなさ」



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おーい中村君 2017・05・04

2017-05-04 10:50:00 | Weblog
  

  今日の「お気に入り」は、早朝のラジオ番組で耳にした昭和の歌謡曲。

  メロディーと歌詞の一番だけは覚えてますが、二番、三番は忘却の彼方に。


  「 1.おーい 中村君

      ちょいとまちたまえ

      いかに新婚 ほやほやだとて

      伝書鳩でも あるまいものを

      昔なじみの 二人じゃないか

      たまにゃつきあえ

      いいじゃないか 中村君 」

  作詞 矢野亮、作曲 中野忠晴、歌唱 若原一郎、昭和33年(1958年)の楽曲。

  
 

 
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若いお巡りさん 2017・05・01

2017-05-01 08:30:00 | Weblog


  今日の「お気に入り」は、早朝のラジオ番組で耳にした昭和の歌謡曲。

  一番から四番まで通しで聞かせてくれました。

  一番はそらで歌えるのに、二番以降の歌詞は全く記憶にありません。

 
  「 1.もしもし ベンチでささやく お二人さん

     早くお帰り 日が暮れる

     野暮な説教 するんじゃないが

     ここらは近頃 物騒だ

     話の続きは 明日にしたら

     そろそろ広場の 灯も消える

   2.もしもし 家出をしたのか 娘さん

     君の気持ちも 分かるけど

     くにじゃ父さん 母さん達が

     死ぬほど心配してるだろう

     送ってあげよう 任せておきな

     今なら間に合う 終列車

   3.もしもし 景気はどうだい 納豆やさん

     今朝も一本 もらおうか

     君の元気な 呼び声きけば

     夜勤の疲れも 忘れるぜ

     卒業するまで へばらずやんな

     まもなく夜明けだ 日も昇る

   4.もしもし タバコをください お嬢さん

     今日は非番の 日曜日

     職務尋問 警棒忘れ

     あなたとゆっくり 遊びたい

     鎌倉あたりは どうでしょうか

     浜辺のロマンス パトロ-ル 」 


   曲名は知る人ぞ知る 「若 い お 巡 り さ ん」。
 
   作詩 井田誠一、作曲 利根一郎、歌唱 曽根史朗、昭和31年(1956年)の楽曲。





   
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