「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

Long Good-bye 2021・02・17

2021-02-17 06:06:00 | Weblog


  今日の「お気に入り」は、子供の頃絵本で読んだ「幸福な王子」( The Happy Prince )、ではなく

「幸福な王子」を書いたアイルランド出身の作家オスカー・ワイルドさん ( 1854 - 1900 ) のお言葉。

 「幸福な王子」も大好きな童話です。


   " We live in an age when unnecessary things are our only necessities. "

   " The optimist sees the doughnut, the pessimist sees the hole. "

   " Experience is the name everyone gives to their mistakes. "

  " Anybody can sympathise with the sufferings of a friend,

  but it requires a very fine nature to sympathise with a friend's success. "

  " Whenever people agree with me, I always feel I must be wrong. "

  " To live is the rarest thing in the world. Most people exist, that is all. "

    " Most people are other people. Their thoughts are someone else's opinions,

   their lives a mimicry, their passions a quotation. "

  " Men always want to be a woman's first love. Women like to be a man's last romance. "

  " Between men and women there is no friendship possible.

  There is passion, enmity, worship, love, but no friendship. "

  " Children begin by loving their parents. After a time they judge them.

  Rarely, if ever, do they forgive them. "

  " I adore simple pleasures. They are the last refuge of the complex. "

  " Experience is one thing you can't get for nothing. "

    " I am not young enough to know everything. "

    ― Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde




  参考訳

  「 私たちは、不必要なものだけが必需品である時代に生きている。」

  「 楽観主義者はドーナツを見るが、悲観主義者はその穴を見る。」

  「 『経験』とは、誰もが自らの過ちに付ける名前のことである。」

  「 誰もが友人の苦悩に共感することが出来るが、

    友人の成功に共感を寄せるにはとても優れた資質が必要である。」

  「 人々が私に賛成するときはいつも、私は自分が間違っているに違いないと感じる。」

  「 『生きる』とは、この世で一番稀なことである。大抵の人は、ただ存在しているだけである。」

  「 ほとんどの人々は、他の人々である。彼らの考えは誰か他の人の意見、彼らの人生は模倣、

    そして彼らの情熱は引用である。」

  「 男は女の最初の恋人になりたがる。女は男の最後の恋人になりたがる。」

  「 男女の間に友情はあり得ない。情熱と敵意と崇拝と愛はあるが、友情はない。」

  「 子どもは最初は親を愛する。やがて、親を裁くようになる。親を許すことはまずもってない。」

  「 私は単純な楽しみごとが好きだ。それらは複雑な人間にとって最後の避難所である。」

  「 『経験』は只では手に入らないものである。」

  「 すべてを知ろうとするほど私は若くはない。」


コメント
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