坪内正人Blog

「見る・聞く・言うそして熱き心で動く」
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うどんの味付け

2006-10-25 18:55:26 | 今日の出来事
 私は、お昼ご飯に麺類・・・特に「うどん」「そば」をいただくことが結構多くあります。

 何でかと言うと、当然麺類が好きだから、あと手軽である、それに値段も高くない、・・・・こんなことで、これから秋・冬にかけてますます食べる機会が増しそうであります。

 今日も、お昼「てんぷらうどん」を食べた。・・・・その時、味付けの話になりました。

         そうです・・・「出汁、つゆ」の話です。


 もう20数年も前になりますが、あれは大学生のころであります。「うどん」のつゆについて、関東と関西の違いについて、随分議論と言いますか、その違いについて仲間と真剣に話し合ったことを思い出しました。

 関東では真っ黒な醤油色のつゆ、一方関西では、どんぶりの底が透けて見えるほど透明感があり、だしがよく効いた、醤油の味をあまり感じさせない味付けになっています。

 つまり・・・その最大の違いは「醤油」の違いです。関東は濃口醤油、関西は淡口醤油が使われますよね。


    で、この理由について真剣に考え調べたんです。・・・当時!
 私の、自論はその理由は「魚」にあることに行き着いたのであります。

 かつて、関東の食卓にのぼる魚は、太平洋で獲れた魚がほとんどです・・マグロやカツオなどなど、これらの魚にはこってりと脂がよくのっていて、味は上々なのですが、その分、生臭いものが多かったのです。だから、その臭みを消すために、濃口の醤油が愛用されたっていう憶測。

 一方の関西は、瀬戸内海で獲れた鯛や、はもなど・・・白身魚が中心。白身魚の淡白でまろやかな風味を生かすために、淡口醤油が好んで使われたっていう憶測。


 この味付けが、のちのち魚以外の料理にも広がり、関東では濃い味、関西は薄味」が定着したのでは。


  こんなことを真剣に考えていた、あの頃を思い出しながらの、お昼「うどん」タイムでした。


 いかがでしょうか?・・・この理屈。「違うでー」とか「こうやでー」とか・・皆さん他にルーツをご存知でしたら、是非教えてください。