坪内正人Blog

「見る・聞く・言うそして熱き心で動く」
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トレーサビリティー

2006-10-08 01:09:26 | 今日の出来事
 この疲れた顔に姿・・・スミマセン。今日も一日の行事が全て終わり帰ってきました。あっ?・日にちが変わってしまいました。

 この頃は、スーパーなんかも夜11時までとか開店していますよね。帰り、何故か「野菜ジュース」が飲みたくなって、あるスーパーに寄ったんですが、そこで「ふと」思い出したことがあり、「そうだ、一日の行動よりも、これを綴ってみよう」と思います。どうぞお付き合い下さい。


      それは「トレーサビリティー」・・・ということです。

 現在、日本の食物自給率は約40%程度でしょうか。コメの自給率は95%で野菜は78%ですが、小麦は13%、畜産物は16%と低い値です。このように日本が農畜産物の多くを輸入に頼っていることに、食品の安全性の確保を難しくさせる理由の一つがあるのではないでしょうか。

 たとえば、マグロを扱う小売店や卸売業者の1割に、韓国・台湾産マグロを国内産と装うなどの不正が判明していますよね。また、輸入牛肉を国内産とする産地偽装も各地で相次ぎました。


      そこで、「トレーサビリティー」が頭をよぎりました。

 「トレーサビリティー」・・・・・追跡可能性という意味で、消費者が食品の生産者や生産地、流通経路などをたどることができる仕組みのことなんです。


みなさん、ご存知でしょうか。スーパーなんかで販売されている国産牛肉のパックシールに、10桁の「個体識別番号」が印字されているものがあることを。

 パソコンから「家畜改良センター」(独立行政法人です)のホームページにアクセスし、その番号を入力すれば、自分が購入した国産牛肉の品種・雌雄の別・飼養者氏名・飼養場所・生年月日などがインターネットで検索できるんです。


      「牛の個体識別情報検索サービス」であります。


 みなさん、自分が食する「牛肉」・・・折に触れて、お時間がありましたら一度その生い立ちをたどってみてはいかがでしょうか。