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思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

死ぬこと

2011年05月07日 | Weblog
「O111」という病原性大腸菌による食中毒で4人が亡くなった。
その「ユッケ」を食べた人は誠に気の毒である。
失わなくともいい命を不意に絶たれたわけだから。

食物連鎖というのがある。
頂点に立つライオンはシマウマを殺して食べないと生きて行けない。
シマウマも草を食べないと生きて行けない。
そういう仕組みになっている。

食物連鎖が崩れると絶滅する「種」が生じる。


病気も似ている。
その病気に罹った人は気の毒である。
罹らない人もいるのに罹る人もいる。
治る人もいるのに治らない人もいる。

交通事故、自殺、自然災害、火事などの事故によっても人は死ぬ。
明日生きている保証はない。

一方で人類はその「種」つまり人口を爆発的に増やし続けている。
多分生物のなかでは異常な「種」になっていると思う。

死ぬこととは逆に異常なほどの新しい個体を誕生させ増やし続けている。
日本は長寿国になった。
死んでるはずの年齢でも生き続けている。

多分人類は自然の秩序をいろんな面で破壊し続けている。
それがどんな意味を持つかはよく分からない。

発達し続ける人類の「知能」があらゆる問題を克服しながら新しい秩序を作っていくのかもしれない。
よく分からない。
分かるはずも無い。

怖い話

2011年05月07日 | Weblog
原発をどうするのか、いろんな議論が湧き出している。
人類はまだ原発を完全制御できないと言う事実を突きつけられている。

福井県には15の原発が集中しており、関西の必要電力の50%を賄っているのだそうだ。
そうなると関西経済活動は福井原発なしでは成り立たないともいえる。

アメリカ、フランス、日本の順で原発大国と言われる。

何が起こるかわからない世界情勢、ビンラディンが居なくなったとしても世界のテロ活動の状況に大した変化が起こるとも思えない。

テロによって貿易センタービルの替わりにジャンボ旅客機が原発に突っ込んだりするととんでもない事態が起こる。
起こりえないとは誰にもいえない。
そういう意味では、人類は核を制御できない。
戦争がある限りは、あるいは自然災害を完全制御できない限りは。

予測しない事態はいつでも起こる。
それが核関連に関して起こると怖い。