思いつくまま感じるまま。

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何でもありの記録
HN天道(てんとう)

享楽の街ポンペイ

2010年01月16日 | Weblog
イタリアのポンペイ遺跡。

広大な2000年前の街跡が発掘されています。
市場跡があり上下水道が完備し当時使われていた鉛の水道管まで残っています。
パン屋さんも粉挽用の大きな石臼やパンの焼き釜、パンの製法は殆ど現代と同じだったと推定されています。
公衆浴場跡もあります。

街は全て敷石に覆われた道路が通じており敷石には馬車の轍が刻まれております。
突然のベスビアス火山の爆発によって一瞬にして溶岩と火山灰に覆い尽くされたと言います。

居酒屋のさっきまで多くの人が飲みながら談笑していただろうと思われる酒場のたたずまいも残っています。

ポンペイはまた享楽の街でもあったそうです。
貿易が栄えた港町でもあったのです。

ガイドさんが敷石に刻まれた文様を指し示して
「これなんだと思います、道案内の印なんです」
「石に彫られているのはオチンチンです。オチンチンの向いている方向に売春宿があるんです」

そしてその売春宿の遺跡に案内してくれました。
小さな入り口を入ると中は5つの小部屋に分かれています。
5人が同時に使えるわけです。
そして通路の壁には当時描かれた春画が色鮮やかに残っています。
5,6種類描かれており、それぞれ違うやり方でセックスしている絵です。

当時言語が異なる人々が集まる港町だったので絵で表現して誰にも分かるようにしていたと思われます。
魚屋には魚の絵が、果物屋には果物の絵が描いてあったりします。

ホンマに男は女がいないと生きていけない生物なんでしょうかね。