今夜も一人寂しくお酒を飲んでいるあたし、でも今夜は少しも酔えない。
あたしを一人ぼっちにしてしまったあなた。
裏窓を雨がさみしくぬらしている。
思い出がよみがえる。
愛の日々。
あなたは私の髪をやさしく撫でてくれたわね。
そして私の好きな歌を口ずさんでくれた。
あなたはどこへ行ってしまったの。
ああ、誰もいないこの部屋。
紅を引いても心は少しも晴れない。
お願い、あなた、もう一度あの愛の歌を歌ってください。
明日生きる希望のためにもう一度昔のように歌ってください。
これは「ひばり」の「裏窓」という歌から浮かんでくる情景です。
「川の流れのように」のカップリング曲だそうです。
最近この歌を歌っている方をよく見かけます、年配の女性で。
愛と悲しみがひしひしと伝わってくるような歌です。