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bikepit saito

自転車屋の日々

嘉元の板碑

2011-12-13 13:17:00 | 板碑いろいろ



“葛貫板碑”とも呼ばれるこの“嘉元の板碑”は鎌北湖の入口、毛呂山総合公園の近くにあります。
鎌倉後期のもので以前はこの辺りにお寺があったようですが、今は道端にぽつーん…と建っています。



ぽつーん…と書きましたが実際はドーン! って感じです。大きいんです、すごく。
大きくて薄い石が立っている。それだけですごいと感じるんです、私は。
700年折れずに建っているんですね、これ。



色々と彫ってある文字の中に“過去”“現在”とそれぞれただそれだけ…文章の一部としてではなく並んで彫ってあります。
過去と現在、どんな意味や気持ちが込められているのでしょう。

“未来”は無かったのでしょうか。

明日というまだ存在していないものの概念が無かったのか、戦国時代なら明日の我が身の保障すら無かったということでしょうか。



…あと何年、ここに立ち続けるのでしょう。



山根六角塔婆

2011-12-11 15:22:00 | 板碑いろいろ
ここはあまり食指は動かなかったのですが、珍しい形なので改めて見に行きました。
そう、ここは自転車でよく通る場所、毛呂山総合公園と宿谷の滝の間の薄暗い森の入口にあります…。



山根六角塔婆”…板碑じゃないの?

基本的には板碑で間違い無いようですが、…難しい話しは相変わらずわかりません。
板碑が一度に六枚も見られるなんてなんだかお徳ね! って言うよりも、頭が尖ってないとなんだか雰囲気でないなぁ、なんて感じです。
あ、でも良く見ると頭の三角を溝を彫って表現していますね。 



ここの近くには元々お寺があったようですね。関係あるのかな?
一枚無くなっていますが、盗まれたんですかね? いつ? ここを整備したあと?
そういえば六枚揃った画像を(姿を)見たことがないかも。価値に気がついて保護しようと思った時にはすでに無かったのかな?

そうかもしれませんね。



走りに行った時にはぜひ、“嘉元の板碑”とセットでご覧ください。

四本木の板碑

2011-12-11 15:01:00 | 板碑いろいろ


日高は太平洋セメントの近く、その名もずばり“板仏”交差点そばの“四本木の板碑”です。

比較するものがないのですがこれもなかなか大きくて見ごたえのある板碑です。
周りがきれいに整備されていて写っていないですがベンチなんかもあるんですよ。

軽く走ってから板碑を見ながらベンチでランチ。
板碑好きな自転車乗りにはたまらないシチュエー…そんなヤツいないか。板碑見ながらメールしてるヤツ。ハイ!



風化?なんですよね、白くなっているのは。
今年の一月、この近くの工事現場の残土の中から多数の板碑のカケラがみつかったそうです。大事にされなかった時期も長く、その形から畦の橋にされたりって言う歴史もあるのでそんなこともあるんでしょうね。



土器、ほど古いものではないんですがね…



今週のアサラン

2011-12-11 12:41:00 | ラン
今朝は有間ダムと小沢峠、そして和菓子の小嶋屋さんに寄ってきましたよ。



有間ダムまでのルートですが、往路に通った山王峠は日陰ではあるものの凍結している様子はありませんでした。
その先ですが、名郷に向かって走る途中小さな川を小さな橋で渡る場面が何度かあります。その橋の上は危ないですね。シャリシャリしていてスリップダウンしそうでした。それ以外でも日陰でシャリってるところが少しありました。(小沢峠下のトイレの前後等)

ダムへ上がる例の坂は日当たりも良くスリップの危険は感じませんでしたが、短いけど相変わらずの急登で参りました…。

復路では小沢峠の登り口の日陰部分が相当危険そうでしたよ。以前もここでスリップダウンする集団を見ちゃいましたし、気をつけましょう。
成木支所に向かっての下りも所々怪しい路面が有りましたが、ある程度日も昇れば大丈夫そうです。仏子の方まで戻ってくると少し暖かく感じます。

今日はこの冬初の本格的なランだったので、とにかく寒さ対策だけはしっかりとして行きました。シューズカバーの二枚重ねとか…オイオイ



最後はリクエストにお答えして笹井の小嶋屋さんで皆さんそれぞれ草もちや焼き団子、よもぎ餅なんかを食べまして解散となりました。

解散するころに気温も上がり日向が暖かく気持ち良くなってくるんですよねー。

ロードエンド用調整ボルト

2011-12-08 13:32:00 | 自転車
久しく入手困難だった“ロードエンド用調整ボルト”が、ノートン自転車工業さんから発売されました。

これって結構サビてしまったり曲がってしまったり頭のネジが無くなったり、今でもロードエンドで販売しているのにそのフレームに付属していなかったり、と困っている人も多かったと思います。



今回ノートンさんから発売されたものはステンレス製で強そうです。
ハブ側のボルトの頭にあたる部分ですが、ここはマイナスドライバーで回すようになっているものしか見たことが無いのですが、今回のものは六角穴になっています。
まあ、市場には色々なボルトが存在していますから、その中から使えそうなものを選んだらこれになったのでしょう。もうマイナス溝のものなんて無さそうですもんね。
それよりも手でつまんで回す側のキャップ式になったナットの方が用意する(作る)のが大変だったことでしょう。



私は良い製品だと思いますが、昔ながらのものにこだわりを持っている方には受け入れられないかもしれませんね。セットしたら見えなくなりますが…。