bikepit saito

自転車屋の日々

岩蔵温泉、バーディ坂、阿須。

2018-06-30 18:57:00 | ラン
青梅市小曾木地区の岩蔵温泉近くに大きなわらじが吊るされています。"伏木のわらじ" と言うそうです。
六つくらいあるようです。

こんな大きなわらじを履く大男が居るんだな…と思わせる魔除けのようなものらしく、地域の境界に、他所からの侵入を防ぐように吊るしてあるそうです。



わらじには1から6まで、サイコロの目のように穴が開いています。これは5ですか。



今日も暑かった。もう夏ですね。




TIME x SRAM

2018-06-29 16:42:00 | 自転車
自分の古いTIMEから9000デュラエースを外し、古い "SRAM RED" 10sモデル に載せ換えました。



9100デュラエースが発表された辺りで薄々感じてはいたんですよね。何か違うなって。



そしてそれは先日のカンパニョーロ12s発表を見て確信に変わりました。



もうあれらの新しいデザインにはついていかれません。あの性能も必要ありません。



これからの余生、自分がかっこいいと思える物、面白いと感じる物と付き合っていこうと思いました。



古いけどお気に入りのフレームに、古いけど当事満を持して発表された野心溢れる "SRAM RED" の初期型(超美品)を入手し取り付けました。



賛否分かれるWタップレバー、チタンで軽量化し過ぎたFディレイラー、5アームデザインと中空 ? カーボンのクランク、メカメカしいRディレイラー、そして絶滅危惧種のBB30。

初期型の10スピードモデルへ、デュラの11スピードからの "退化" かもしれませんが、自分的には何かこうストン、と落ち着く所もあります。

先日外れて修理したリベット止めのアウター受けが多用されたフレームには、資料的価値としてもこれでいいのだろうと思っています。

"SRAM RED" の性能に関しても、もっと出来ない子かと思っていましたが、これがなかなか出来るじゃない ! ってちょっとびっくりしています。
25cの重いタイヤを履いたのに、9000デュラ仕様より100g以上軽くなりましたし。

もう私の走り、使い道にはこの組み合わせで必要にして十分です。
初のフルSRAM、楽しみます。




築地、晴海、月島。

2018-06-28 14:27:00 | お散歩
6/27、今日は築地から。練馬で大江戸線に乗り換えると便利です。

築地は平日でも凄い賑わい。人混みの嫌いな私はすぐに退散です。目当てのお店は定休日でしたし・・・



築地の場外すぐに建つ "波除神社" へ人波を避けて参拝。世間の荒波も除けられるようにと手を合わせておきました。



茅の輪もくぐっておきましたので諸々宜しくお願い致します。



お食事は以前前を通って気になっていたこちらへ。築地の外れ、勝鬨橋のそばです。



今日もonちゃんがいました。(店長がどうらー。)



安くてボリュームたっぷり、魚も新鮮 ! 観光客じゃなくて市場で働く人や地元の人が多いようで、場外で食べるより落ち着いて食事が出来てお勧めです。
ただし、禁煙じゃないのがちょっと残念。



勝鬨橋を月島へ渡ります。今日の天気予報は強風に注意でした。橋の上は本当に足元をすくわれるような強風が吹いていました。



しかし良い天気。



更に橋(黎明橋)を渡り晴海へ。目的はこのビル。



この独特な窓は最近のリニューアル工事の際にも残されたそうです。



かわいいホテルですね。



ところでこのホテルの周辺、先ほどからとてもいい匂いが漂っています。
実はこれ、これがたくさん干してあるんです。



そう、鰹節。ホテルの近くに "東京鰹節センター" という鰹節問屋の集まった建物が建っているのです。
作業をなさっていた方に撮影の許可を頂いたのですが、関東の鰹節に関する色々と興味深いお話しも聞かせてくださって、とても為になり楽しい時間を過ごせました。



月島の方へ移動し路地をぶらぶらしました。





暑い中たくさん歩いたのでちょっと疲れてしまい、今日は早めに帰ることにしました。月島からは大江戸線で練馬へ戻れるので便利です。

練馬で大江戸線の改札を出て、西武線に乗り換える前にちょっと寄り道。
"ねり丸" の居る練馬区役所に来てみました。



20階の展望室からは練馬が一望でした。







アウター受けが外れた !

2018-06-26 14:28:00 | 自転車
自分のTIMEのリヤブレーキアウター受け(前側)がワイヤー交換作業中に、パキッと軽い音を立てて外れてしまいました・・・。

前兆と言うか多少嫌な予感はしていたのですが、見て見ぬふりをしていたらこの通り。
トップチューブ前方は汗の影響を受けやすい事はクロモリの昔から知っていました。昔のトップチューブの上側にワイヤーを通す溶接されたトンネルも一番前のひとつがサビやすいですよね。

床に転がるアウター受け。



普段からしっかりとワックス鰍ッ等のメンテナンスは怠りなくやっていたのですが、雨天走行等で余ほどドロドロにならない限りは "水洗い" は避けていました。
で、汗の影響でクリア皮膜が内側からやられ、白く変色を始めていました。アウター受けはクリアの上から接着されていたので、クリアが浮いてしまったら接着力は無くなりますよね。

そしてアルミのリベットもサビて弱ってしまったのでしょう、新しく張ったワイヤーをグッと引いたらパキッと。



今回店で直すにあたってまずは腐食して浮いたクリアを広範囲に剥がし目の細かいペーパーで均しました。



そして使用するリベットピンで位置を決めながらエャLシ系接着剤でカーボン素地に直接接着。



そしてリベッターでピンをカシメてアウター受けを固定しました。



アウター受けは特殊な形をしているので通常のノーズピースではピンを引っ張って固定する事ができませんので、自分で手を加えたロングノーズピースを使用しました。



接着剤が乾いたらカーボン素地がむき出しの部分にクリア塗装を施します。
ハケの厚塗りなのでテカテカしてしまってますが、接着部分の防水にもなって良いとしましょう。



見る角度によってはそんなに目立ちませんし、上から見る分にはアウター受け自体が見えませんから気にしない事にします。



直って良かったですがこの為に取寄せたブラインドリベットが後60本くらい残ってます。
これからも使う可能性 ? 今はもうアウター受けがリベット留めのフレームも少なくなりましたよねぇ・・・。

今回の教訓。カーボンは錆びないんだから、時々は水洗いして汗を流そう !








フェイスカット

2018-06-24 10:46:00 | 自転車
お客様のバイクのパーツを、お買い上げ頂いたデュラエースに交換する作業をさせて頂きました。

元々付いていたパーツを外したところ、BBのフェイスが未仕上げでしたのでこちらでカットしました。



こんな感じで左右のフェイスを必要最低限削り、フラットになるようカットしていきます。





パナのお安くないクロモリフレームです。
お客様にお聞きしたところ、某大型スメ[ツサイクルチェーン店でフレームをオーダー~組み立ててもらったそう。アウターワイヤーの切断面も切りっぱなしでした。

そんないい加減な仕事でお金を受取れるなんていい根性(商売)していますね。
全てのスメ[ツサイクルショップがその程度の仕事をしていると思われたら迷惑ですし、業界(自分達)の首を絞めているようなものです。

自転車はどこで買っても同じ じゃないんです。