bikepit saito

自転車屋の日々

SRAM RED

2012-02-26 12:55:00 | sale
SRAM RED、ギヤクランク(BB無し)、新車から外した未使用新古品です。

172.5mm、53x39T、GXPBB対応(NOBB30)、SRAM箱入り。

定価45.150円をありがとうございました。! でいかがでしょうか?



下里割谷板碑石材採石遺跡

2012-02-25 13:10:00 | 板碑いろいろ
小川町は下里に向かった今回のツーリングですが、最大の目的はここ板碑の材料 “緑泥片岩”
の採取地です。
もうですね、板碑好きも行くとこまで行ってしまったって言うんですか? なんたってもう今回の日記には板碑自体出てこないってんですから。

以下、石しか出で来ません。



場所は名水 “下里の水” のちょっと奥になります。 



こんな山道をちょっと登ります。数分です。



足元が悪いです。“緑泥片岩” って平らに薄くてつるつるしていて、それが折り重なっているもんですからそりゃもう滑る滑る。



地面のいたるところにマークのようなものが打ち付けてあります。発見発掘からまだ数年しか経っていないそうで調査も現在進行形のようです。



石。石。石。緑色の石。



板碑というのはまず岩にクサビを打ち込んで石を切り出し(たとえば大きな長方形に)、それを二枚に割り割った面は表面として使う為にお互いをすり合わせてすり合わせて…すべすべになるまですり合わせて仕上げていたらしいです。
裏になる面はノミ等で薄くなるように削ったみたいです。(ノミの跡が残る板碑も多いですね)







鎌倉時代の昔にここから板碑の原材料が供給されていたかと思うと感慨深いものがありますね。
ここから板碑の完成品が出てくることはないでしょうが、新しい発見があるといいですね。

滑る斜面を登った平場ではまさに今発掘調査らしき作業をしていました。







下里

2012-02-24 11:13:00 | 板碑いろいろ
下里…いや、遠山になるのでしょうか。ちょっと正確な住所は分かりませんが、小さなことは気にしない気にしない。

こういう風景が好きなんですよ。道端に建つ板碑。コテコテと手厚く過剰な保護をされることもなく、お寺の境内でもなく、道端に建っているこの姿。



元々この場所にはお寺が存在していて、それが廃寺になってしまい板碑だけが残った…そんなこともあるでしょうね。当時の人がいきなり道端にこんな立派な板碑を建てたとも思いにくいですし。お地蔵様じゃないんですから。
ここが600年700年前から元々建っていた場所かは分かりません。長い時間の経過の中で移動を繰り返されてきたかもしれません。
ただ、意味も無く(大事にしたいという善意の気持ちは意味がありますが)縁もゆかりもないお寺とかに収めてしまうのは反対です。

自分はこうした風景が好きです。でも保護しないと壊れてしまうかもしれない。しかしそれが自然なのかもしれません。
文化財って、考えると難しいですね。



道端で

2012-02-23 22:14:00 | 板碑いろいろ
入間から日高、毛呂山、鳩山、そして小川町まで足を延ばした今回のツーリングですが、行く先々で小さな板碑をみつけることが出来ました。

これは田黒という集落の先辺りだと思います。立派な石碑の横に…



いやー、見逃さないもんなー、オレ。脇見運転は危ないですよー。
この板碑のカケラはちゃんと台石に固定され大事にされてますが、固定する角度がちょっと…違いませんか? 種子が斜めってる。



↓これは鳩山側から笛吹峠に登っている時に発見。下りでスピード出していたら分からなかったですね。道路脇のヤブの中へ三段くらいの階段が付いていました。
真ん中と左側が板碑ですね。折れちゃった上の部分だけですけど。



↓これは小川町の下里の辺りでした。道はきれいに舗装されていますが、ほとんど車も通らない静かな場所です。
左側の大きいのは板碑ではありません。どこが違うんだ? 何が楽しい? ってツッコミは無しの方向でお願いします。
後ろは梅の木でしょうか? 咲いている時にもう一度見てみたいですね。