bikepit saito

自転車屋の日々

久々登場!

2007-10-31 22:02:09 | CB400F
すみません!
先に謝っておきます!
久々のお休み、走ってきました…自転車じゃなくて、オートバイに乗って…。

自転車屋の風上にも置けませんな…いやマジで…。

さて、本日の小さな旅は小川町を抜けて花園IC近くの‘ドリーム商会’へ行ってまいりました。

ここはオートバイペイントのプロショップ、最近もメンテナンス専門誌で紹介されていたりもします。
今日始めて寄らせて頂いたのですが、お店?は入口からもういきなりペイント工房という趣。スタッフの方々のもうなんだかとても繊細そうな作業を目の当たりにできます。

30年モノの古いCBのガソリンタンクを塗り替えるにも、全体的にヤレてきている周辺の部品とのバランスも考えてカラーリングする…等々、奥の深い、楽しくも為になるお話しが聴けました。
(CBのキャンディーレッドの下地には、オレンジ色が塗ってあるそうな)

帰りはちょっと周辺を‘まぁなんとかなるだろう!運転’で知らない道を進みます。

そこでみつけた荒川に鰍ゥる‘六堰頭首工’、いわゆる用水路?取水堰?
この青い大きな機械は何?トランスフォームするの?
こういった大きな建造物に、子供の心を持った大人=ボク、は弱いんですよねー!?

さて、更に‘こっちでどうでしょう?運転’でスタートしようとしたCB、しかし何やら不穏な異音が聞こえてくるではありませんか!?

‘カラカラーン’‘コロンコローン’

…何かが緩んでいる様な、ボルトが緩んでワッシャーが遊んでいる様な…

エンジンを止め、車体まわりをシゲシゲと眺めたりゆすったり、音の原因を求めてCBの周りを右へ左へ後ろへ前へ。

…ありましたありました、クランクケースの上に小さなボルトが1ヶ落ちてました。
あー良かった!原因がわかって!

って、良くない良くない。このボルトはドコのボルトォー!!!

ボルトのサイズや落ちていた位置から推測し、コレは!と覗き込むキャブレターの裏。
そこには4っ並ぶキャブレターのフロート室。それぞれに4本、計16本の固定ボルト。

1つ脱落していました…。

いやしかし、良く気がついた!良く発見した!
あんな小さなボルトの音で、良くぞボルトも落とさず発見した!

まぁ、長い付き合いですからね、ボクとCB。以心伝心て言うの?コレ。

…だったらトラブルが起きる前になんとかして欲しい…とCBから聞こえてきたとかこないとか…。

幸いガソリン漏れはないようなので、そのまままた‘だいじょうぶだろう運転’で帰ってきましたよ。

無事でなにより。

↓ドリーム商会とCB     ↓ドリーム猫とCB
 
↓六堰頭首工は動くのか!?
 

 

ブログ

2007-10-30 22:54:38 | 自転車
オルベアのロード(完成車)を予約ご注文頂いたお客様から‘ブログ、毎日見てますよ!’のお言葉を頂きました。

うれしいですねー!

ここ二ヶ月、一日も休まずUPしてきました。
これも仕事の一部?なんですからあたりまえですが、内容が無いよ!?なんてわりにコレはコレでなかなか大変なんですよ…。

でもね、こうして一言頂けて、自転車まで買って頂ける…感謝感激ですよー!

当ブログ、小難しい薀蓄や細かなスペック紹介、そんなマニア受けする内容はあえて避けております。
ゆるくゆるく…これからも不特定多数のまだ見ぬ方々へ向け、天上天下唯我独尊、優柔不断で意味不明、孤立無援の四面楚歌…でブログを続けていく所存でございます。

あまり期待せず、しかし毎日開いて頂けるとうれしいです。

↓ステルスみたいなこちら、入荷予定はございません!?
 


トルクレンチ

2007-10-28 21:46:39 | 工具色々
BPS第四のトルクレンチにして最強のトルクレンチ!

プリセット型やプレート型、そして最近はデジタル型なんてのも出てきていますが、これはアナログです。針です。ラチェット機能も付いていません。

プリセット型にはずいぶんお世話になってましたが、最新のデジタル?…あんなモノはおもちゃですね、おもちゃ。大人のおもちゃ…

デジタルはですねー、手の力加減の変化で数字表記がチラチラチラチラ上下してしまい思った所に止めにくい。
例えばステムの四本のボルトを8nで締めるときも、8nにプリセットしておけば8nで‘ピッ!’と鳴ってお知らせしてくれる訳ですが、実際は四本のボルトそれぞれを4n…6n…8n…と揃えながら締め上げていく訳で、その度に一回一回プリセットしないと‘ピッ!’と鳴らない…。

アナログはですねー、四本のボルトそれぞれのトルクを揃えながら締めやすい。
しかも、ただ目盛りを見てただ規定のトルクまで締める…のではなく、今まで狽チてきた‘職人の勘’のようなモノも活かせるんですねー。

例えばカーボンコラムにステムを固定するとき、闇雲に指定トルクまで締めるのではなく、この組み合わせ、この感触ならこの位だろ?ってところまで勘で締める…その時のトルク数値が、手に取るように解る(見える)んです!  

もちろん勘も大事ですが、その裏付けになるこうした正確な機器も大事なモノですね。

↓東日製置針付き。     ↓安心確実!