走ってきました。
予定ルートは ‘碓氷峠越え軽井沢’‘長野’‘直江津’‘柏崎’‘小千谷’‘湯沢’‘三国峠越え沼田’の約450km。
沼田からは始発電車に乗り仕事に間に合うように帰宅の予定。
まずは何度か走ったことのあるルートで軽井沢へ向けていつもの朝5時スタートです。
何度か走ったことがあると言っても、一番最近は軽井沢からの逆ルート。こちら側から碓氷峠を登るのはハタチ過ぎの例のツーリング以来のことになります。
炎天下の中、ゆるゆると碓氷峠に近づきます。
途中富岡市役所でおトイレをお借りしたりして(冷水器のお水も頂きました。)本当にノンビリペースです。
横川手前の交通量の多いところは少しだけ旧中仙道を走行したりして、ツーリング気分を盛り上げます。
横川駅前のグレーチングは、古くなったアプト式ラックレール?の再利用なんですね。
坂本宿を過ぎ、ここから碓氷峠の登りが始まります。
頂上まで184のカーブ。各カーブにいちいち看板が立ってます。これは気分的には煩わしいなぁ…と思っていましたが、‘ここも1つのカーブと数えるの?’ ちょっと目を離していると、‘もうこんなに登った(曲がった)の?’ ってくらいどんどん数字が上がっていき、なんだか逆に頑張れます。
なんとなくまためがね橋を撮影し、さくさくと進みます。
碓氷峠は勾配が緩くて楽だとは聞いていましたが、本当に楽です。いつものアサランコースで似た所を探しても思い当たらないくらい勾配は緩いです。
イン側をエグるように登るカーブも無かったと思います。軽井沢へ行くなら和美峠より碓氷峠の方が何倍も楽ですね。
軽井沢まで120kmくらい。
今回サドルをアンタレスからアリアンテに換えて走ってみてます。アンタレスでは坐骨の部分が圧迫されて痛くなってくるのですが、さすがにアリアンテは楽です。
しかしその形のせいか、アンタレスよりも尿道付近が股ずれを起こしそうな感じがしましたので、コンビニのトイレでワセリン系の保護クリームをぬりぬり…。これは最後まで効きました。
上田を通り長野に向かいます。
軽井沢も追分を過ぎると長い下り坂が多くなります。ペースが上がって良いのですが信号ストップが多くてちょっと辟易…。でもこれ、距離と時間を稼ぐ為にR18を選んで走っているのですから致し方ありません。地図を見なくていいのでその点は楽ですから。
このころ長野市内の手前、頑張れば明るいうちに海に出られるかな?なんて欲が出ます。道が下り基調だっただけなのに勘違いしてたんですね…。
予定していた裏道をカットし、地図無しで突き進めるR18を選択します。
裏道は長野駅をかすめ善光寺を見て進めるのですが海を優先します。
R18は裏道よりも10kmくらい遠回りなんですが、地図の確認も必要ないし、たぶん勾配も緩いだろうと…そう、ここから野尻湖に向かってチョコッと登り坂なんです。
野尻湖は遠かった… ここまで200km以上走ってきた疲れはじわじわと‘くる’ものですね。
19:00になりました… なんと野尻湖で日没です。海は遠かった。
更に追い討ちを鰍ッるように雨が降り出しました。行く先の空が光っています。
突然昼間ように明るくなったと思う間もなく、ドカーン!とカミナリが落ちてきます。妙高高原を走るカーボンフレームの周りに、容赦ない雨とカミナリの洗礼です。
やっとここから、新井に向かって長い下りの始まりだ!と思ったのに、路面は滑りそうだし、対向車のライトでその路面はよく見えないし、相変わらずカミナリ様は元気いっぱいだし… もう新井駅から輪行で帰ろうかな…。
そんな良い言い訳が出来たとちょっと弱気になっていたのですが、新井を通過する頃には雷雨もずいぶん小雨に。まだレインウェアーは脱げないけど、直江津まで走ってみるか。
本当は濡れて走るつもりだったのですが、試しに買ったコンビニの安いレインウェアーも中は汗でムレムレだけど、直接雨に打たれるよりも疲れない感じがしますね。そんなに脚も回し辛くないし。
直江津までのR18はきれいにバイパス化されていてそれなりに走りやすいです。
この区間も裏道を予定していたのですが、小雨の中地図を開くのも億劫なので、そのままR18を進みました。
バイパス化されたR18は交差する道路を何度も何度もオーバーパスしていくので、信号に引っかからない代わりに何度も何度も小さな坂を登らされました…。
21:00少し前に直江津に到着。(コンビニのレシートで確認)
ここまで約270km。野尻湖からここまでコンピューターが作動していなかったことが発覚し、積算距離は少し曖昧になってしまいました。(←コレに気がついたのが小千谷を過ぎた辺りで、この程度の距離でこんなに疲れてるなんて…とがっかりしていたのですが、実際の走行距離よりも少なく表示されていたのでした。)
直江津駅前で一度blogをUPしたので、ここから帰ってきたと思われた方が多かったようですが、まだまだ走ります!
完全に雨もやみ、レインウェアーを仕舞って、しっかり休憩後再スタートです。
ここからR8を海岸線に沿って北上します。思い出がいっぱいな鯨波のクジラを見に行きます。
海岸線はアップダウンが激しく、闇に沈んだ暗い海はただただ不気味で、ここは我慢の走行です。交通量は意外と有るので、ライトは2灯でOKです。月は出ていません。
鯨波のクジラです。
地下通路の入口。反対側は船の形をしています。
なんだか浮「写真になっちゃいましたね。
さて、鯨波のちょい先、柏崎から本日のメインイベント、‘深夜の峠越え’が始まります。
R291で小千谷まで。ここの入口は柏崎ICのところなので意外と車が通ります。ちょっとうれしい。でも、ほとんどの車はICに吸い込まれていくのでその先はかなり静かになります…。その静かな田舎道にもまだ車は走っているのですが、それも十日町の分岐まで。みんな十日町に行っちゃうの?
R291は小千谷まで小さな2つの峠を越えて行く25kmくらいの山道です。
途中の小国町七日町はなにも無い寂しい町ですが、多少なりとも人の営みが感じられるとホッとします。
意外とビビリなんです…。
だから、町から町の距離が一番短いR291を選択しました。
ライトを3灯点けてスタートです。
民家も途絶えた山の入口、森に向かって右折したところで予想外の踏み切りが。しかもタイミングよく(悪く?)カンカンカンカンと遮断機が降りてくる。闇の中に光る真っ赤な警報機…。こんな誰も居ない山の中、暗い踏み切りで電車の通過を待つ…。
目の前を走り去る電車。よかった…ちゃんと電車が来て…。
なにも無いと思っていた途中の小国町七日町にも煌々とコンビニの明かりが。店頭の明かりの中で早めにライトの電池交換を。
3灯のうち1つは足元を、1つはワイドに、1つはスャbトにしてまっすぐ道の先を照らして走りました。深夜の山道、ライトがしっかりしていれば意外とイケますね。
予想(予定?)通り山は低く短く、タヌキのようなケモノが横切った意外にコレといったコトも起きず、でも後ろは振り返らずに走りきりました。
浮「かな浮「かな?と、ちょっとびくびくしながら走りだしましたが、実は夜道よりもこんな時間にこんなところを走っている自分の方がはた目には浮ゥったりして。
小千谷に到着。鯨波のクジラ、小千谷のコイ。どちらも地下通路の入口。
R17に出ます。
R17は予想外に暗く静か。時々来る長距離?トラックは飛ばしてますが大きく避けていってくれるのでこれまた予想外に浮ュありません。
テールランプも3灯で、反射ベストまで着ているので遠くからでも目立つのでしょう。
R17の緩いアップダウンを進みます。
もうすぐ4:00、もう23時間走っています。しかし緊張の為かまったく眠くなりません。眠眠打破とか飲むの楽しみにしてたのに。
小出、浦佐と通過します。沿道は静かです。みんな寝静まっています。知らない土地の知らない人々の枕元を走り抜ける…なんだかこの妖しい背徳感、ちょっとクセになりそうです!?
さて、六日町でタイムアウトです。ここから電車で帰ります。
本当は暗いうちに三国峠に突入し、沼田から朝イチの電車で帰ってくるつもりでした…。でも時間切れ。まだ走れるけど時間切れ。仕事を休む訳にはいきません。
仕事は休まない。
これ、今回のテーマの1つです。で、どれだけ走れるか。
深夜の峠は浮「のか? 眠くならないのか? 色々試してみたかったんです。仮眠用にレスキューシートも持っていきましたが使いませんでした。
時間切れです。ここが今の実力でしょう。
さて、輪行です。六日町駅から輪行することにしました。湯沢の駅前は賑やか過ぎるので、ここにします。
さて、輪行です。でも、輪行袋は持ってきていません。
今回のもう1つのテーマ、‘緊急時のコンビニ式輪行スタイル’ の実践です。これもやってみたかった。
夜中ホームセンターは開いていないので、コンビニで手に入るモノで輪行です。なので、近くにコンビニが有る駅が条件になります。
後で聞いたのですが、ゴミ袋輪行はビニールが薄過ぎて危険なので駅によっては持ち込めない場合もあるそうですね? 私も大きなゴミ袋を買うところでした。
今回のコンビニ(7-11)では、たたみ二畳分の面積のレジャーシート、荷造りロープ、粘着テープを買いました。(実はロープを切る刃物が無く、カッターも追加で買いました。これは予め工具と一緒に短く折ったカッターの替え刃でも積んでおくといいですね。)
無料で入手したパンフレット等でフレームを保護し、レジャーシートを二つ折りにして包み、ロープとテープで諸々固定し完成です。中でホイールが暴れないようにしっかり固定するのがャCントでしょうか。サドルとRエンド左で立てます。
1.000円くらいかかりました。いつもいつもじゃ無駄ですが、緊急時ならアリですね。(でも、なんだか粗大ゴミみたいですね…)
しかし…これはあくまでも緊急避難用です! 薄いビニールでは突起の多い自転車では車内で他のお客様に対してとても危険ですし、もちろん自転車の保護と言う観点でも専用品には敵いません。
本当に輪行を楽しむのなら、ぜひ専用品をお買い求め下さい。その方が結局経済的ですしね。
金子駅9:37着。10:15開店。(間に合ってないじゃん! てのは言いっこなしで…)
ホッとしました…。
全自走したら600km、店は閉めるようです。で、走っちゃう?
店を閉めるのは簡単です。でもそんなコトでいいのか? そんなコトしてまで走ってていいのか?
来月は走れない。毎水曜日新車発表会です。走るならこの25日から26日か? 走るコトも仕事のうちだ! いやそれは都合のいい言い訳?
途中から輪行なんて中途半端。やっぱり自走で帰ってこようか…。
当たり前のコトですが、皆さん限りあるお休みをヤリクリして走っているんですよね。無計画に仕事を休んでまで走っても意味がないような気がしてきました。
三国峠も越えられず、なんとも中途半端感漂うランでしたが、出発前のモヤモヤも今はコレで良かったんだと思っています。
コンビニレインウェアーでの雨中走行、深夜の山道でのライトの実力、コンビニで揃う輪行グッズ、お尻のケア、靴擦れ対策、眠気対策…。
おもしろかったー。
今年のロングはこれでおしまいにしようかな。
一緒に走りたいって人がいたら考えよう。でも水曜日ですよ。
予定ルートは ‘碓氷峠越え軽井沢’‘長野’‘直江津’‘柏崎’‘小千谷’‘湯沢’‘三国峠越え沼田’の約450km。
沼田からは始発電車に乗り仕事に間に合うように帰宅の予定。
まずは何度か走ったことのあるルートで軽井沢へ向けていつもの朝5時スタートです。
何度か走ったことがあると言っても、一番最近は軽井沢からの逆ルート。こちら側から碓氷峠を登るのはハタチ過ぎの例のツーリング以来のことになります。
炎天下の中、ゆるゆると碓氷峠に近づきます。
途中富岡市役所でおトイレをお借りしたりして(冷水器のお水も頂きました。)本当にノンビリペースです。
横川手前の交通量の多いところは少しだけ旧中仙道を走行したりして、ツーリング気分を盛り上げます。
横川駅前のグレーチングは、古くなったアプト式ラックレール?の再利用なんですね。
坂本宿を過ぎ、ここから碓氷峠の登りが始まります。
頂上まで184のカーブ。各カーブにいちいち看板が立ってます。これは気分的には煩わしいなぁ…と思っていましたが、‘ここも1つのカーブと数えるの?’ ちょっと目を離していると、‘もうこんなに登った(曲がった)の?’ ってくらいどんどん数字が上がっていき、なんだか逆に頑張れます。
なんとなくまためがね橋を撮影し、さくさくと進みます。
碓氷峠は勾配が緩くて楽だとは聞いていましたが、本当に楽です。いつものアサランコースで似た所を探しても思い当たらないくらい勾配は緩いです。
イン側をエグるように登るカーブも無かったと思います。軽井沢へ行くなら和美峠より碓氷峠の方が何倍も楽ですね。
軽井沢まで120kmくらい。
今回サドルをアンタレスからアリアンテに換えて走ってみてます。アンタレスでは坐骨の部分が圧迫されて痛くなってくるのですが、さすがにアリアンテは楽です。
しかしその形のせいか、アンタレスよりも尿道付近が股ずれを起こしそうな感じがしましたので、コンビニのトイレでワセリン系の保護クリームをぬりぬり…。これは最後まで効きました。
上田を通り長野に向かいます。
軽井沢も追分を過ぎると長い下り坂が多くなります。ペースが上がって良いのですが信号ストップが多くてちょっと辟易…。でもこれ、距離と時間を稼ぐ為にR18を選んで走っているのですから致し方ありません。地図を見なくていいのでその点は楽ですから。
このころ長野市内の手前、頑張れば明るいうちに海に出られるかな?なんて欲が出ます。道が下り基調だっただけなのに勘違いしてたんですね…。
予定していた裏道をカットし、地図無しで突き進めるR18を選択します。
裏道は長野駅をかすめ善光寺を見て進めるのですが海を優先します。
R18は裏道よりも10kmくらい遠回りなんですが、地図の確認も必要ないし、たぶん勾配も緩いだろうと…そう、ここから野尻湖に向かってチョコッと登り坂なんです。
野尻湖は遠かった… ここまで200km以上走ってきた疲れはじわじわと‘くる’ものですね。
19:00になりました… なんと野尻湖で日没です。海は遠かった。
更に追い討ちを鰍ッるように雨が降り出しました。行く先の空が光っています。
突然昼間ように明るくなったと思う間もなく、ドカーン!とカミナリが落ちてきます。妙高高原を走るカーボンフレームの周りに、容赦ない雨とカミナリの洗礼です。
やっとここから、新井に向かって長い下りの始まりだ!と思ったのに、路面は滑りそうだし、対向車のライトでその路面はよく見えないし、相変わらずカミナリ様は元気いっぱいだし… もう新井駅から輪行で帰ろうかな…。
そんな良い言い訳が出来たとちょっと弱気になっていたのですが、新井を通過する頃には雷雨もずいぶん小雨に。まだレインウェアーは脱げないけど、直江津まで走ってみるか。
本当は濡れて走るつもりだったのですが、試しに買ったコンビニの安いレインウェアーも中は汗でムレムレだけど、直接雨に打たれるよりも疲れない感じがしますね。そんなに脚も回し辛くないし。
直江津までのR18はきれいにバイパス化されていてそれなりに走りやすいです。
この区間も裏道を予定していたのですが、小雨の中地図を開くのも億劫なので、そのままR18を進みました。
バイパス化されたR18は交差する道路を何度も何度もオーバーパスしていくので、信号に引っかからない代わりに何度も何度も小さな坂を登らされました…。
21:00少し前に直江津に到着。(コンビニのレシートで確認)
ここまで約270km。野尻湖からここまでコンピューターが作動していなかったことが発覚し、積算距離は少し曖昧になってしまいました。(←コレに気がついたのが小千谷を過ぎた辺りで、この程度の距離でこんなに疲れてるなんて…とがっかりしていたのですが、実際の走行距離よりも少なく表示されていたのでした。)
直江津駅前で一度blogをUPしたので、ここから帰ってきたと思われた方が多かったようですが、まだまだ走ります!
完全に雨もやみ、レインウェアーを仕舞って、しっかり休憩後再スタートです。
ここからR8を海岸線に沿って北上します。思い出がいっぱいな鯨波のクジラを見に行きます。
海岸線はアップダウンが激しく、闇に沈んだ暗い海はただただ不気味で、ここは我慢の走行です。交通量は意外と有るので、ライトは2灯でOKです。月は出ていません。
鯨波のクジラです。
地下通路の入口。反対側は船の形をしています。
なんだか浮「写真になっちゃいましたね。
さて、鯨波のちょい先、柏崎から本日のメインイベント、‘深夜の峠越え’が始まります。
R291で小千谷まで。ここの入口は柏崎ICのところなので意外と車が通ります。ちょっとうれしい。でも、ほとんどの車はICに吸い込まれていくのでその先はかなり静かになります…。その静かな田舎道にもまだ車は走っているのですが、それも十日町の分岐まで。みんな十日町に行っちゃうの?
R291は小千谷まで小さな2つの峠を越えて行く25kmくらいの山道です。
途中の小国町七日町はなにも無い寂しい町ですが、多少なりとも人の営みが感じられるとホッとします。
意外とビビリなんです…。
だから、町から町の距離が一番短いR291を選択しました。
ライトを3灯点けてスタートです。
民家も途絶えた山の入口、森に向かって右折したところで予想外の踏み切りが。しかもタイミングよく(悪く?)カンカンカンカンと遮断機が降りてくる。闇の中に光る真っ赤な警報機…。こんな誰も居ない山の中、暗い踏み切りで電車の通過を待つ…。
目の前を走り去る電車。よかった…ちゃんと電車が来て…。
なにも無いと思っていた途中の小国町七日町にも煌々とコンビニの明かりが。店頭の明かりの中で早めにライトの電池交換を。
3灯のうち1つは足元を、1つはワイドに、1つはスャbトにしてまっすぐ道の先を照らして走りました。深夜の山道、ライトがしっかりしていれば意外とイケますね。
予想(予定?)通り山は低く短く、タヌキのようなケモノが横切った意外にコレといったコトも起きず、でも後ろは振り返らずに走りきりました。
浮「かな浮「かな?と、ちょっとびくびくしながら走りだしましたが、実は夜道よりもこんな時間にこんなところを走っている自分の方がはた目には浮ゥったりして。
小千谷に到着。鯨波のクジラ、小千谷のコイ。どちらも地下通路の入口。
R17に出ます。
R17は予想外に暗く静か。時々来る長距離?トラックは飛ばしてますが大きく避けていってくれるのでこれまた予想外に浮ュありません。
テールランプも3灯で、反射ベストまで着ているので遠くからでも目立つのでしょう。
R17の緩いアップダウンを進みます。
もうすぐ4:00、もう23時間走っています。しかし緊張の為かまったく眠くなりません。眠眠打破とか飲むの楽しみにしてたのに。
小出、浦佐と通過します。沿道は静かです。みんな寝静まっています。知らない土地の知らない人々の枕元を走り抜ける…なんだかこの妖しい背徳感、ちょっとクセになりそうです!?
さて、六日町でタイムアウトです。ここから電車で帰ります。
本当は暗いうちに三国峠に突入し、沼田から朝イチの電車で帰ってくるつもりでした…。でも時間切れ。まだ走れるけど時間切れ。仕事を休む訳にはいきません。
仕事は休まない。
これ、今回のテーマの1つです。で、どれだけ走れるか。
深夜の峠は浮「のか? 眠くならないのか? 色々試してみたかったんです。仮眠用にレスキューシートも持っていきましたが使いませんでした。
時間切れです。ここが今の実力でしょう。
さて、輪行です。六日町駅から輪行することにしました。湯沢の駅前は賑やか過ぎるので、ここにします。
さて、輪行です。でも、輪行袋は持ってきていません。
今回のもう1つのテーマ、‘緊急時のコンビニ式輪行スタイル’ の実践です。これもやってみたかった。
夜中ホームセンターは開いていないので、コンビニで手に入るモノで輪行です。なので、近くにコンビニが有る駅が条件になります。
後で聞いたのですが、ゴミ袋輪行はビニールが薄過ぎて危険なので駅によっては持ち込めない場合もあるそうですね? 私も大きなゴミ袋を買うところでした。
今回のコンビニ(7-11)では、たたみ二畳分の面積のレジャーシート、荷造りロープ、粘着テープを買いました。(実はロープを切る刃物が無く、カッターも追加で買いました。これは予め工具と一緒に短く折ったカッターの替え刃でも積んでおくといいですね。)
無料で入手したパンフレット等でフレームを保護し、レジャーシートを二つ折りにして包み、ロープとテープで諸々固定し完成です。中でホイールが暴れないようにしっかり固定するのがャCントでしょうか。サドルとRエンド左で立てます。
1.000円くらいかかりました。いつもいつもじゃ無駄ですが、緊急時ならアリですね。(でも、なんだか粗大ゴミみたいですね…)
しかし…これはあくまでも緊急避難用です! 薄いビニールでは突起の多い自転車では車内で他のお客様に対してとても危険ですし、もちろん自転車の保護と言う観点でも専用品には敵いません。
本当に輪行を楽しむのなら、ぜひ専用品をお買い求め下さい。その方が結局経済的ですしね。
金子駅9:37着。10:15開店。(間に合ってないじゃん! てのは言いっこなしで…)
ホッとしました…。
全自走したら600km、店は閉めるようです。で、走っちゃう?
店を閉めるのは簡単です。でもそんなコトでいいのか? そんなコトしてまで走ってていいのか?
来月は走れない。毎水曜日新車発表会です。走るならこの25日から26日か? 走るコトも仕事のうちだ! いやそれは都合のいい言い訳?
途中から輪行なんて中途半端。やっぱり自走で帰ってこようか…。
当たり前のコトですが、皆さん限りあるお休みをヤリクリして走っているんですよね。無計画に仕事を休んでまで走っても意味がないような気がしてきました。
三国峠も越えられず、なんとも中途半端感漂うランでしたが、出発前のモヤモヤも今はコレで良かったんだと思っています。
コンビニレインウェアーでの雨中走行、深夜の山道でのライトの実力、コンビニで揃う輪行グッズ、お尻のケア、靴擦れ対策、眠気対策…。
おもしろかったー。
今年のロングはこれでおしまいにしようかな。
一緒に走りたいって人がいたら考えよう。でも水曜日ですよ。