峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

安保という人

2015年09月02日 | 時事ネタ
我が岐阜県の北の方。といっても高山ではありません。
ギリ飛騨に入った所に住まうソッシイさん(ご自分のブログでは「とまぢふ」さんと称していらっしゃいます)。

そのソッシイさんが住まう所にある祖師野神社の宝物が今日の話題です。
詳しくはソッシイさんのブログを参照されたし。
その宝物のひとつに祖師野丸なる銘刀があります。刀剣学芸員さんが来たり、ちょっとやそっとの代物ではないらしい。

しかし、話題の中心は奉納されている多数の大般若心経。なかでも鎌倉幕府倒幕を祈念したとかしないとかいう大般若心経が奉納されていて、その奉納者の名前がなんと、安保実行(あぼ さねゆき)

別の読み方をすると、安倍内閣最大?の目玉政策を実行すると読めてしまいます(゚o゚)。スゴいですね。国会は空転、国会前に大勢のデモ隊が集まる事態です。

しかし、こういう生臭い話は置いといて(^^ゞ

安保一族というのは名前のルーツサイトを見ると、村上源氏一統の姓だといいます。ではなんで「あぼ」というのか?
サイトの説明によると、住んでいた地名由来らしい。住んでる地名をそのまま使用して人々の区別を付けるのは最も簡単な方法です。

そしてその読みは・・・「音(おん)読み」。これは音読み訓読みの「おんよみ」ではなく、「サウンドとしての音」読みであり、その読みじたいに意味があるというもの。日本の地名は字がなかった頃にその地の地形などを表して付けたものが多いですからアイ
ヌ語と同じような表音語でした。

では、その「あぼ」とは?

岐阜県内にある有名なのは安房峠(あぼう)ですね。次に天生峠(あもう)。地名由来の山内先生によると「あぼ」地名は危ない崩壊地のことで、古代の人々は生命の安全を計るため危険箇所を警告する地名を真っ先に付けたそうです。そして「あお」も「あぼ」の転じたものなので「青」も色の青とは限らないわけです。

だから「あぼ」一族も危ない地域に住んでいた人だったのでしょう。

ここで連想しちゃいました!
「阿部」一族って小説ありましたよね。森鴎外?

じゃあ、その「あべ」一族は?

漢字で書くと阿部・阿倍・安部そして安倍ですかね。
地名由来の日本語(古代語)で「あべ」は湿地帯を意味するそうです。「あべ」は元々「危辺(あべ)」で「崩れたり、湿地」などを示し、後に「安辺」に変化したのだそうです(出展)
やはり危険なのですね(~_~)

私ゃ安保改正法案の条文は読んでません。しかし求めるところはわかります。要は盗人猛々しい諸外国が安易に手を出してこないよう国家・国民の安全を保証しようというものでしょう。

戦争は誰でもイヤです。しかし、日本人は「右向け右」というように、やるとなったら徹底的にやる真面目な国民性ですから戦時は悲惨になります。村八分にされたくないので精神論も大好きですしね。

そんな危険な状況を抑止するために軍隊とか経済力とかのパワーが必要になるのです。日本人の好戦性は宇宙戦艦ヤマトやスターウォーズなどがあれだけヒットするのですから絶対なくなりません。平和憲法というのが嘘八百なだけなのです。

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コメント (2)
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