Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

中之島Music Carnivalに行って来た

2007-09-16 00:02:02 | Weblog
昼過ぎに会場に着くと雨が降ってきたので、雨宿りのためにOBPの古本市に行く。ベストセラーになりすぎたか、なり損ねた何万冊もの本と会話をするリッチな時間を過ごす。不思議その1。「なんで白川静の本は1冊もないのだろうか?」
雨も止んだので、中之島Music Carnival会場に戻る。野外特設ステージがあまりにしょぼく、熱唱する白井貴子がいと哀れ。なんか全然やで。しょぼいわ。カンテレも「わくわく宝島」とか「大阪キング」みたいなことをしたいんやろうけど、ちゅーと半端やなあ。「はならんまん」に負けてます。もっとがんがんストリートアーチストださな!

安倍くんが辞めたけど

2007-09-14 13:19:47 | Weblog
十分想定されていたことだから、驚くにはあたらない。あまりに無責任というが、人のことが言えるほど責任感あふれた政治家がいるとも思えない。
もう一人、哀れな奴がいた。それは、こんな大事件が起きたときに休みをとっていた報道ステーションの古館だ。さぞかしくやしがっているだろう。視聴者とすればうざい古館ではなく、河野さんにしゃべってもらえてなんぼかよかった。解説の加藤ちゃんもどことなく、明るかったというか、腹の中で「古館ざまあみろ」という勝利者の優越感が見てとれたといっちゃあ言いすぎか。
ともあれ、大事件に出くわす運というのもジャーナリストには、重要な資質であろうし、休みの間にこんな大事件が起こるってことは、古館がジャーナリストの神に愛されていないってことでしょうな。

学びの秋でっせ

2007-09-12 20:45:19 | Weblog
おおさかふみんネット「大阪の更なる魅力を求めて」が結構面白そうですな。
全4回のうち3回と4回に申し込みました。
第3回は、10月27日(土曜日)14:00~15:30
「文化都市大阪の近世 -流行歌謡と絵画-」
講師は小野恭靖先生(大阪教育大学教授)で、大阪の町で流行した歌謡の歌詞をたどり、それら歌謡を書き入れた様々な絵画を紹介することによって、近世の大阪文化の一端を解明するんだと。井原西鶴や近松門左衛門のもとネタらしいですわ。

第4回は、11月3日(土曜日)14:00~15:30
「『大阪力!』を求めて」
講師は林 梓生先生(朝日新聞大阪本社 社会グループシニアスタッフ・元大阪版編集長)
朝日新聞大阪版に毎週日曜日に連載している「大阪力!」の着眼点や取材を通じて感じた新しい大阪の魅力などを紹介するそうな。
詳しくは、http://www.bunjyo.jp/kouza/fuminnet/index.htmlまで。

大阪中華文化祭

2007-09-11 23:32:00 | Weblog
がこの週末、15~17日、中之島で行われるのだ。神戸じゃ「世界華商大会」として公式イベントが行われている一方、ここ大阪では商魂たくましい関西TVにより「中之島Music Carnival」のテーマとして、おそらくなんの脈絡もなく選ばれ実施される。去年の「ニューオルリンズの復興援助」という芸能的な建前があったけど、今年はなんかあんのか? やるなら川口でやりゃあ、まだ納得できるんだが。あそこは神戸より先に中華街ができていたのにねえ。「華商」ってもともと中国北部出身者が中心だったはずで、神戸の華僑は南方系が中心ちゃうかったかなあ?
ただ、あんまり言いたくないけど、「スパイ」には注意しましょう。かれらは、何らかの情報を奪うのではないのです。中国の間違った歴史認識を言葉巧みに吹き込んで、私たちの愛国心(それはおそらくかけらほどでありましょうが)を奪うのです。以前よく行っていた外人のよく来るバーで、実際にその手の人間と遭遇し愕然とした記憶は今も生々しく残っています。もちろん、すべての中国人がスパイだといっているのではありません。誤解のないように。

『すぐに稼げる文章術』日垣隆 幻冬舎新書

2007-09-11 23:04:59 | Weblog
お勧め度★(最高★3つ)。すぐに稼げる、はかなり言いすぎだが、プロ、自称プロ、プロに指図するのが自慢のアマ、の人たち必読の書。私? 今日の能見のようにときたまぼかすか打たれる今いち脇の甘いプロです(「わかっとったら直さんけえ!」とは、自称紳士の私の上司)。

ヨコジ・ハンバーガーはでかいが

2007-09-10 23:16:52 | Weblog
うまい! 本町の靫公園の四ツ橋筋を東に2本渡ったところにあるヨコジ・ハンバーガーは雑誌やテレビで紹介されている行列のできる店だが、味は本物。佐世保バーガーとは段違い。脂っこさがないから、食べ終わってもおなかにもたれない。行列も平日は少しは収まってきたから、まだの人は食べてみたら。最近の大阪にない心意気の味ですな。

創造都市・大阪の実現に向けた市民意見交換会に行って来た

2007-09-10 22:57:14 | Weblog
9月10日から5回に分けて行われる第1回目。テーマは「クリエイターが活きるまち~新しいビジネスの創造~」。進行役は前回も書いた山納くん。話題提供者はメビックの堂野氏とCGアニメの大御所鎌田氏。定員80名なんだが、集まったのはなんと15人。べつに選りすぐりの市民、ってわけじゃ勿論ない。そのメンツを見てまず「しまった」と感じた予感は的中した。その不安を畳みかけるように、何故か突然の自己紹介。わけがわからん。市役所の連中も自己紹介したのはご愛敬だが、しゃあしゃあと「尼崎に住んでますねん」もねえだろ。
話題提供者の2人の話もただの自慢話にしか聞こえん。
で、唐突にマイクは参加した市民に。最初は山納くんの仕込んだ刺客市民にマイクが渡った。「映像の編集でアメリカから仕事受けて、アメリカからいかに金巻き上げるかだけ考えてますねん」。次にしゃべったのが、”新聞女”。この女とさっきのおっさんが並んで座って2人だけ浮いていたので、なんかあるとおもたっていたら刺客市民だったのね。このひともわけのわからん自慢ばっかりしてました。
あとは、フェスティバルゲートに入っていたアート関係のNPOの兄ちゃんがいいこと言ってたぐらいで、まあ悲惨なものだった。兄ちゃんも一人で来てたら、ええねんけど、ねえちゃんと一緒でないとこれんようなおしめのとれないぼっちゃんだったので、話す気にもなれず。
最後に、クリエイターには全く縁がなさそうだが、谷町4丁目の自転車問題がとにかく大事なおっちゃんが、市民らしい本音で締めくくってくれた。曰く、「成り行きませやないか(その通り)。もっと積極的に取り組んで人を呼ぶべきちゃうか。市の人の方が数多いのは、もっと頭ひねってもらわんと。メビックでどれだけ輪が広がっているのかはしらん。日本橋をCGアニメで盛り上げるのは結構やが、日本橋が失ったビジネスはちょっとやそってど取り戻せるもんちゃうで」と、実に正論のオンパレード。
あまりのくだらなさに時の過ぎるのを忘れてしまうほど。市の人たちよ、これで残業代もらうつもりちゃうやろなあ。お前らなんもしてへんやんけ。「みなさんの意見をお聞きする」といってもやなあ、自分らがどう考えてるとかきちんと説明もせんと議論できるわけないやろう。
こんな奴らにプレゼンで落とされてたんかと思うと、情けなくて涙が出る。
創造都市なんて語る資格ないで。大阪の未来はトコトン暗い。