Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

大阪市 破産直前!

2007-09-09 22:55:19 | Weblog
大阪市がまとめた中期的な財政収支概算で、平成23年度から累積収支がマイナスに転じ、23~8年度の6年間で、計約1000億円の資金不足が生じるんだと。
阿倍野区で進められている再開発事業の公債償還財源不足が23年度から本格化することが主要因で、市は公債償還基金からの借り入れで対処する方針。実質公債費比率が21%に達し、起債の際に国の許可が必要になる「起債許可団体」に転落する可能性が濃厚なんだって。
阿倍野なあ・・・汚いもんはないないしたいんやろうけど、それをする側がどれだけクリーンなんやってことやねえ、大阪の場合。あんなとこ計画の途中でバブルが弾けて、利益がでないことは目にみにえていたはずなのに、よう計画を変えれんかった。頭のええ人がいっぱいいると思うんですがねえ。
かつて中上けんじと梅原猛のおっさんが対談で、「大阪は弥生過ぎて、全国的に見たら、むしろ異常」といっていたことが思い出される。縄文がたらんのだ。だから自分たちの力で困難を突破できん。明治の時もそう。五代友厚がこんかったらどうなっていたことか。戦後は、自分らでなんかできるわいと天狗になってしまったから、このていたらくになってしもたんちゃうかいな。

OBPの古本市に行って来た

2007-09-09 22:38:46 | Weblog
あんまり買わんとこうと思ったけれど、結局5冊で1800円のお買い上げとなったのだ。
ちょっと気になっていた『御社の営業がダメな理由』があったので買った。「営業センスは伸びない」とか「マネージャーにはノルマを課すな」とか、今までにない切り口で「なるほど」とは思わせるが、300円で買ってまあそんなもんかな内容でしょうな。チームの成績は上がるかもしれんが、もうちょっと営業マン自身のダメなところや改善方法を書いて欲しかった。
面白そうな本は『山の名前で読み解く日本史』。2002年の発行なんだけど、もう本屋には並んでいないんじゃないかな。こんな本と出合えるのが、古本市の大きな楽しみなんですわ。
最終日は15日でっせ。10月は5~9日、四天王寺にて。