「わたしはわたしを探しにここまで来た」とビシッとスーツを着てレイバンかけたジェントルマンが港をぶらついていたのは、遠い昔のジョンワイツのCMだった。自分探しをするのなら、古本祭もいいよ。世間から忘れ去られた本の背表紙が、昔の夢を思い出さしてくれるかも。ってことで、この週末は弁天町で古本祭です。
言うことなかれ 泥(こひぢ)に伏して遂に時なしと
と詠ったのは菅原道真。(253)
その夏、初めて蝉の声を聞いた時、世間に埋もれてなかなか日の目を見なくても、いつか時がきっと来るから諦めるな、と。
と詠ったのは菅原道真。(253)
その夏、初めて蝉の声を聞いた時、世間に埋もれてなかなか日の目を見なくても、いつか時がきっと来るから諦めるな、と。