Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

吉野あじさい祭りに行ってきた

2009-06-27 22:47:39 | Weblog
 ポスターとチラシを作ったこともあり、来年のためにと撮影に行ってきた。これがまた天気が良すぎてなかなか暑かった。で、かんじんのアジサイは宇治の三室戸寺の迫力には及ばなかった。でも、なかなかいいもんでしたよ。ちなみにキャンペーンお姉さんはめちゃめちゃ可愛かった。
 せっかく吉野まで来たんだから金峯山寺にお参りする。で、めったに買わないおみくじも買ったのだ。しかも天然貴石入りなのだ。運勢は小吉でまあ、なるほどね、なお言葉なんだが、最後に「女難にことに気をつけなさい」とある。ううむ。女難とはつかんだ女が災いをもたらすということであるからして、「ババ」はどいつじゃ? ま、それはさておき、引っ越しは「よろし」なんでほっとする。天然貴石は「アロゴナイト(かすみ石)」で、学業成就・社交良好らしく、これもなかなかありがたい。
 そして、前から行きたかった万葉の道経由、宮滝遺跡&吉野歴史資料館めぐりなのだ。どうってことないやろう、とたかをくくっていたが、なかなか山道もありで、トレッキングシューズはいてたらよかったと後悔。距離はどうってことなかったが、鶯はよく鳴いていたし、源流の流れもさわやかだったので、いい気分転換になった。
 土産物屋で、自分用に買ったのは、カップ酒2本。北岡酒造の「桜千本」と西内酒造場(桜井市)の「談(かたらい)」。「桜千本」は本醸造、「談」は清酒 上撰なんだが、「談」がいがいとあっさりとしていやみがなくおいしかった。
 で、吉野宮というと、壬申の乱の大海人皇子(天武天皇)なんだが、日本書紀で天武と天智が兄弟、という書紀のうそをそのまま信じるのはやめてほしいもんだ。これは、書紀・古事記のよくやるトリック。スサノオノミコトも天照大神の弟じゃねえっての。しかもアマテラスではなくヒルメミコのはずなのだ。
 久しぶりに山を歩いてひざが笑ったが、やっぱりよいなあ。またどこか歩きに行こう。