先日の河口湖遠征?旅行?のときの話
東名高速を富士インターでおり、富士・富士宮と車を走らせていました。
朝霧高原を走り、静岡県から山梨県に入ったころでした。
もうすぐ本栖湖というところで…わたくし、泣いてしまったんです。
運転に支障がでるようなほど取り乱したわけじゃなくて、ちょっと「ウルッ」ときてしまったんです。
なぜか?
車を走らせていて、ふと思い出してしまったんですよ。これまでのことを。
JB休止してからの悔しさやうっぷん、自分に対する苛立ち…
釣りにも思うように行くことができない苦しみ…
そして、その苦しみからやっと解放された安堵感や
これまでの自分を支えてくださった人たちのことをですね…。
JB休止に至った原因は自分にあることは確かだし、なかなか思い通りに事が進まなかったのも結局は自分の容量の悪さ…
それは十分わかっています。ただ、いくら原因が自分にあっても苦しかったのは事実なんです。
そんなつらい時期にも、職場の方々や、たまにしか来ない河口湖でも僕のことを覚えてくれている河口湖の方々など
いろいろな人に支えられていたな…ということが頭をよぎりました。
そして昨年の末、これまで抱えていた問題が解決することになりました。
非常に私は嬉しいことでした。「やっとプレッシャーから解放される」そう思いました。
実際に気持ち的はだいぶ楽になり、充実した日々を送ることができています(仕事はまだまだ分からないことだらけですけどね)。
その一方、やはり3月までお世話になった職場の方々のことも忘れられませんね。本当にお世話になったんで。
そして、今、心置きなく河口湖に向かうことができているという現実がすごい不思議な感覚だったんです。
今までは釣りしてても「釣りしてる場合じゃないんだよな…」と気持ちを落ち着けておくことができてなかったんです、実は。
それが、何も気にせず車を運転し、フィールドに向かっている自分がなんか信じられなかった…。
「あぁ、気にしなくてもいいんだな…。久しぶりだな、こんな気分は…」
こういったことをいろいろ思い出してしまって、ふとこみあげるものがあったんでしょうね…。
そしてさらにそのとき車でかかっていた音楽は、いきものがかりの『ありがとう』。
涙が出てきてしまいました…。
でもそれでスッキリしたというのも事実…、「ちょっと時間はかかったけど、本当によかったな」と心から思いました。