としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

赤倉温泉 赤倉ホテル

2013-06-12 00:38:23 | 新潟県の温泉
 遠間旅館の湯浴みを終えた後、道路を挟んで真向かいの赤倉ホテルに向かいました2箇所目に赤倉ホテルを選んだ理由は、遠間旅館のすぐ近くというのもありますが、普段の日帰り入浴料金が1,000円もするというのが一番の理由です1,000円が100円になると聞けば、やはり行かなくちゃですね同じことを考える人は多いらしく、大勢の観光客が赤倉ホテルに吸い込まれていきました。

 赤倉ホテルは、赤倉温泉を代表する老舗ホテルで、100年以上もの歴史があるそうです。赤倉温泉では最大の湯量を誇るというのも、ホテルの歴史が長い分、源泉の湯の割当量が多いということのようですね。
 ホテルのロビーには、さすがイベント中というだけあって日帰り入浴専用の特設の受付が作られていました。そこで100円を支払い受付を済ませると、大浴場「有縁之湯」に行くように案内されました。大浴場「有縁之湯」はフロントがある本館と渡り廊下で繋がった別館にあります。本館は少し古いかなと思わせる建物ですが、広い渡り廊下と別館は綺麗で豪華大浴場は赤倉地方で一番の広さを誇るとのことです。


 まず最初は大浴場が混雑していたので、隣の露天風呂「風の彩」に入浴しました。この露天風呂は普通サイズで、眺望は塀や建物に遮られて良くないものの、日本庭園風に設えられていて雰囲気はまずまずです湯温もぬるめの設定なので、ゆっくりと落ち着いて湯に浸かっていられるのがいいですね
 
 お湯は遠間旅館と同様に微白濁で白い湯の花が舞っており、ツルスベ感があります。ただ味はほとんどなく、僅かに塩素臭が感じられました。湯の使用法は源泉かけ流しを謳っていますが、ここと「有縁之湯」は循環併用で、記載はないですがおそらく殺菌剤を添加していると思われます。「風の彩」での塩素臭は気になるレベルではないものの、やはり本当の源泉かけ流しと比べると浴感に差が出てしまいます


 次に空いたのを見計らって内湯の「有縁之湯」に入湯。「有縁之湯」も基本的には白い湯の花舞う微白濁でツルスベ感のあるお湯というのは同じですが、露天より強く塩素臭がしましたこちらはちょっと気になるレベルで、歴史ある温泉地の湯としては残念なものでした。広い浴槽で、しかも大勢の方が入浴することを考えるとやむを得ない措置ではあるのですが…。湯温はここもぬるめなので、ゆっくり浸かれるのは良い点です

 「有縁之湯」には大浴槽の他にジャグジーとサウナがあります。ジャグジーのお湯は強烈に塩素臭がし、温泉水か真水かよく分かりませんでした。またサウナは午後3時以降の使用ということで使用することができませんでした。まあこの辺は100円ということでとやかく言ってはいけないところでしょう

 
 お湯の質に少々物足りなさを覚えながら湯浴みを終え、服を着て庭にあるベンチに腰かけてみると、芝生の庭の真中に簡易の脱衣所と浴槽らしきものがあるのが目に入ってきました。看板には源泉かけ流しで混浴の「天空の湯」とあります。もう服を着てしまったので面倒ではありましたが、目の前に浴槽があるのに入らない訳にはいきません


 「天空の湯」は本当に簡易な木造の浴槽で、2人くらいしか入れない小さなもの。ただその分こちらは本物の源泉かけ流しです見た目は「有縁之湯」や「風の彩」より濃い白濁で湯の花の量も多め。味は弱いながらも苦・渋味が感じられ、当然ツルスベ感もありです。そして一番印象的だったのが香りですね。赤倉温泉には油臭の要素があることをここでさらに確信しました。
 非常に良い湯であり、ぬる湯だったのでいつまでも浸かっていたかったのですが、浴槽の周りはヨシズで囲まれたいるだけで隙間だらけとても落ち着いて浸かっていられるシチュエーションではありませんでした。星が見える夜であれば最高の湯浴みとなるでしょうけど
 
 後で知ったのですが、赤倉ホテルにはこのほかにも楽々の湯、石割の湯といった内湯や家族風呂があるようです。知っていれば是非入りたかったのですが、案内がなかったのでこの日は入れなかったのかもしれません。100円で全部入ろうというのは図々しいにも程がありますよね
 なんだかんだ言っても、100円でここまで楽しめれば文句ありません。100円で開放してくれた赤倉ホテルには感謝せねばいけませんね今回入れなかった浴槽は、ちゃんと1,000円払うか、宿泊して入りたいと思います

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