久しぶりに土曜日に時間が空いたため、温泉に行くことに。ただし与えられた時間は3時間のみ。移動時間は往路復路それぞれ1時間が限界で、入浴時間は1時間になります。その縛りの中で更に新規の温泉にしたかったので、色々思案した結果、新潟県津南町ある「段野温泉 高齢者コミュニティセンター そだき苑」に行くことにしました。
この施設は名前から分かる通り津南町営の高齢者福祉施設ですが、温泉があって町民以外でも利用できます。雑誌等には当然載っていないけれど、ネットで検索すると数件入湯情報がヒットするので、いつか寄ってみようと思い場所の確認までしておいたのですが、あまりにマニアック過ぎて入りづらい雰囲気があり今まで未湯になっていたのです
現地に到着すると、駐車場の一番奥に車が1台停まっていました。経験上、この車は管理人のものである可能性が高い。そして事務室に灯りが点いていたので、これはいけそうだと判断、車を停めて中に入りました。
受付で温泉に入りたい旨を伝えると、まず町内か町外か聞かれます。それは町民と町民以外では料金が違うためで、町民は230円、町民以外は340円です(11月1日に310円から値上げされた)。さらに60歳以上の町民は100円と格安。
そして料金を支払った後に住所と氏名を記帳します。これは後で徴収した料金の確認に使うのでしょうが、先に入った人の個人情報が駄々洩れ。まあ自分の場合は、この日一番湯だというのが確認できてよかったですけど(女性側は1人先客がいた)。
長野県から来たと告げたので、管理人の方は親切に施設の説明をしながら浴室まで案内してくれ、浴槽に浮かべてあった保温用のマットを外してくれました。そしてお湯は茶色いが鉄分ではなく、草の成分(腐植質)によるものだと温泉の説明までしてくれました。そのことは事前に調べてあったので知っていたけれど、入浴前に親切にしてもらうといい気分で温泉に浸かることができますね
浴室に入ると、8人分ほどの広さの浴槽があり、そこには管理人の方の説明通り紅茶色の湯が満たされていました。典型的なモール泉系の湯の色です。信濃川沿いはモール泉が多く、濃い色のものから薄い色のものまで様々ですが、ちょうど中間くらいの色の濃さでしょう。桶に汲んでも色付いているのが分かります。
一方、その他の特徴については、アルカリ性単純温泉ということもあって若干のツルスベ感はありますが、浴槽の湯については無味無臭。そのうえ塩素臭がはっきり分かるので、優れた浴感とは言えません
ただ浴槽の隅に蛇口があって、そこから絶えず非加熱源泉が注がれていました。この源泉からは、はっきりと硫黄臭&硫黄味がしました(なぜか温泉分析書の遊離硫化水素、硫化水素イオンは双方ともにゼロになっていますが…)。これが浴槽の湯にも残っていればいいのですが、加温循環でジェットが2本、そのうえ塩素投入では消えてしまうのは当然です。高齢者対象の施設だから塩素消毒がきついのは仕方ないですけどね
マニアックな施設なので、独占浴で1時間楽しめるかなと思っていたら、意外にも11時を過ぎた頃から続々と人が集まりだしました。穴場施設だと思っていましたが、結構人気施設なのかも知れません。11月21日に近くの竜ヶ窪温泉 竜神の館が冬期休業(というか、事実上の閉館らしい)に入ったのも影響しているのかも知れません。
それにしても、建物は随分と古びてきており、そろそろ改修が必要になるかと思われます。しかしながら、竜神の館を見捨てた津南町なので、この施設も遠からず閉館になる可能性が高いような気がします。
この施設は名前から分かる通り津南町営の高齢者福祉施設ですが、温泉があって町民以外でも利用できます。雑誌等には当然載っていないけれど、ネットで検索すると数件入湯情報がヒットするので、いつか寄ってみようと思い場所の確認までしておいたのですが、あまりにマニアック過ぎて入りづらい雰囲気があり今まで未湯になっていたのです
現地に到着すると、駐車場の一番奥に車が1台停まっていました。経験上、この車は管理人のものである可能性が高い。そして事務室に灯りが点いていたので、これはいけそうだと判断、車を停めて中に入りました。
受付で温泉に入りたい旨を伝えると、まず町内か町外か聞かれます。それは町民と町民以外では料金が違うためで、町民は230円、町民以外は340円です(11月1日に310円から値上げされた)。さらに60歳以上の町民は100円と格安。
そして料金を支払った後に住所と氏名を記帳します。これは後で徴収した料金の確認に使うのでしょうが、先に入った人の個人情報が駄々洩れ。まあ自分の場合は、この日一番湯だというのが確認できてよかったですけど(女性側は1人先客がいた)。
長野県から来たと告げたので、管理人の方は親切に施設の説明をしながら浴室まで案内してくれ、浴槽に浮かべてあった保温用のマットを外してくれました。そしてお湯は茶色いが鉄分ではなく、草の成分(腐植質)によるものだと温泉の説明までしてくれました。そのことは事前に調べてあったので知っていたけれど、入浴前に親切にしてもらうといい気分で温泉に浸かることができますね
浴室に入ると、8人分ほどの広さの浴槽があり、そこには管理人の方の説明通り紅茶色の湯が満たされていました。典型的なモール泉系の湯の色です。信濃川沿いはモール泉が多く、濃い色のものから薄い色のものまで様々ですが、ちょうど中間くらいの色の濃さでしょう。桶に汲んでも色付いているのが分かります。
一方、その他の特徴については、アルカリ性単純温泉ということもあって若干のツルスベ感はありますが、浴槽の湯については無味無臭。そのうえ塩素臭がはっきり分かるので、優れた浴感とは言えません
ただ浴槽の隅に蛇口があって、そこから絶えず非加熱源泉が注がれていました。この源泉からは、はっきりと硫黄臭&硫黄味がしました(なぜか温泉分析書の遊離硫化水素、硫化水素イオンは双方ともにゼロになっていますが…)。これが浴槽の湯にも残っていればいいのですが、加温循環でジェットが2本、そのうえ塩素投入では消えてしまうのは当然です。高齢者対象の施設だから塩素消毒がきついのは仕方ないですけどね
マニアックな施設なので、独占浴で1時間楽しめるかなと思っていたら、意外にも11時を過ぎた頃から続々と人が集まりだしました。穴場施設だと思っていましたが、結構人気施設なのかも知れません。11月21日に近くの竜ヶ窪温泉 竜神の館が冬期休業(というか、事実上の閉館らしい)に入ったのも影響しているのかも知れません。
それにしても、建物は随分と古びてきており、そろそろ改修が必要になるかと思われます。しかしながら、竜神の館を見捨てた津南町なので、この施設も遠からず閉館になる可能性が高いような気がします。
知りませんでした!!
そして上諏訪の宮の湯というのも初めて知りました
機会があったら利用してみたいと思います♪
情報誌などに出ていないようなマニアックな温泉施設は、ネットで調べると結構出てきますよ
お湯がいいかは別として、ちょっと入りづらい雰囲気なので、入浴できたら何か達成感みたいなものが得られますよ料金も安いですし、一度利用してみるのもいいかもしれませんね