としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

湯の脇温泉 大平やすらぎ館

2021-09-11 23:17:37 | 新潟県の温泉
 6月の第4土曜日、長女の面倒を1日見ることになったため、海で遊んだ後温泉に入る計画を立て、糸魚川市へと向かいました。
 まずは筒石漁港に隣接した港南公園で海遊び。ここは駐車場からすぐに砂浜&人工的な岩場にアクセスできるので便利です。ただし7月1日~8月末の間は駐車場が有料になるようなので、注意が必要ですね。
 しばらく遊んでいたら、予想通り砂だらけ(大部分は公園の水道で落としましたが)になったので、次に温泉へと向かいました。当初は柵口温泉 対岳荘での立ち寄り入浴を予定していましたが、何台か車が停まっていたので回避し、湯の脇温泉 大平やすらぎ館に向かうことに。
 湯の脇温泉 大平やすらぎ館は、グリーンメッセ能生というゴルフ場のクラブハウスを兼ねた施設です。ゴルフ場は山の上にあるため、くねくねとした細い道を登っていきます。心細くなるような道ですが、看板がそこかしこにあるため迷うことはありません。10分ほど進むと、視界が開けてゴルフ場が現れました。

 大平やすらぎ館に到着すると、駐車場が満車に近い状態でビックリ。ほとんどがゴルフ客なのだけど、コロナ禍でこの賑わいは驚きです。屋外で密にならないからということでしょうが…。あまりの車の多さに気が引けましたが、まだ午前中で風呂に入る人はいないだろうとの予測のもと、入浴を決行しました。
 受付を済ませ、脱衣所に入ると、これがなかなかに狭い。大人が4人もいれば圧迫感を感じるくらいの広さです。そしてロッカーのサイズも小さめ。あくまでゴルフの汗を流すくらいの目的だから、快適さはそれほど求めていないのですかね。湯上りの際は大人2人が脱衣所に入ってきたので、かなり窮屈に感じました。


 浴室、内湯のみの浴槽も狭い方ですが、小規模旅館のものに比べれば広いし、独泉だったから十分でした。後から入ってきた2人が居合わせたら、少し窮屈に感じたかも知れませんが。
 浴槽には無色透明の湯が満たされていて、湯口からは大量の湯が注がれています。見た目ですぐ循環式なのが分かりますが、浴槽の縁の切り欠き部分からオーバーフローも見られました。ということは、かけ流し・循環併用と言っていいかも知れません。完全な循環式をイメージしていたから意外でした。なお湯使いは、循環、加温、加水、塩素消毒全てありのフルマーク。源泉の湧出量は少なそうだから、かなり加水している可能性があります。加水の水は沢水とのこと。


 お湯の個性については、香り&味はなく、若干ツルスベ感があるくらい。温泉法第2条の総硫黄の項を満たすのみの規定泉ということで、薄めの温泉だからフルマークでは何の個性も残らないのは当然です。それでも塩素臭はよくあるレベルできつくはなかったから、言うほど悪い感じはしませんでしたけどね。
 唯一褒められる点と言えば、広く取られたガラス窓からの景色でしょうか。絶景ではないけれど、山の上なので木々の緑が目に入り心を和ませてくれました。

 そんな感じで温泉としてはどうかなという評価ですが、さっと体を洗う分には、料金も安い(大人410円)し悪くない施設だと思います。ゴルフ後に浸かるのならこれくらいで十分でしょう。ただわざわざ温泉として入りに行くには、ちょっと物足りなさは否めないかな。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿