崖の湯温泉は、松本市の南部、塩尻市に程近い高ボッチ山麓にある小規模な温泉地です。傾斜地に温泉旅館4軒ほどで小さな温泉街が形成されていて、その中で薬師平 茜宿は最も麓にある施設になります。
松本は普段は雪が少ない地域でなのですが、数日前の爆弾低気圧(南岸低気圧)の影響でこの日は20cmほどの積雪がありました。崖の湯温泉も雪に覆われ、まるで北信の鄙びた温泉地のようでした。
薬師平 茜宿は、外観は豪農の古民家を移築したという民芸風な造り。中に入ると少し鄙びた昭和のホテルのようです。鳥の剥製がいっぱい飾ってあったりするのも昔風ですね。 . . . 本文を読む
角間温泉といえば、私にとっては地元に近い分湯田中渋温泉郷の角間温泉を思い浮かべるのですが、上田市(旧真田町)にも角間温泉があります。こちらの角間温泉は岩屋館という温泉旅館一軒だけの温泉地。
神川支流の角間川沿いの細い道を10分ほどかけて車で登っていくと、断崖絶壁の麓に岩屋館があります。この周辺は角間渓谷という景勝地で、「森林浴の森百選」にも選ばれているそう。今回は真冬に訪れてしまったのでただただ寒々しい景色でしたが、紅葉の時期は綺麗でしょうね。 . . . 本文を読む
千古温泉は、旧真田町(現上田市)の中心から少し外れた所にある一軒宿。田んぼが広がる台地から洗馬川沿いに一段下がった所で、山中ではないですが秘湯の趣があります。近くには千古の滝という滝もあったりします。
この温泉には3年前に来たことがあったのですが、浴室が改装されたという情報があったので久しぶりに訪れてみました。
施設の外観は以前と変わらず。しかし中に入ると随分明るくなった感じがしました。 . . . 本文を読む
稲荷山は、千曲市街地から西へ向かって千曲川を渡ってすぐ、かつては北国西街道の宿場町として栄えたところ。ホテル杏泉閣はその旧宿場町に不釣合いなほど大きくて目立つ施設です。杏泉閣に併設されている公衆浴場 湯ノ崎の湯には2回入湯していますが、ホテルの方はまだ入湯していなかったので今回訪問してみました。
以前はホテルと湯ノ崎の湯の入口は別でしたが、現在はホテルのフロントの券売機で内湯(ホテル杏泉閣)または外湯(湯ノ崎の湯)の券を購入し、フロントの従業員に券を渡して入る形になっています。 . . . 本文を読む
かすがの森に引き続き、すぐ近くにある国民宿舎 もちづき荘にも訪問。湯疲れしていたので訪問するか迷ったのですが、料金が400円で低価格というのと、せっかくここまで来たのだからということで立ち寄ることにしました。
もちづき荘の玄関をくぐると、一度来たことがあるのではという錯覚に襲われました。なぜかというと、入った感じが近くのゆざわ荘によく似ていたのです。こういった施設は入った正面に売店があって、左側に浴室、右側に休憩室というように似た造りが多いですね。
それはさておき、早速浴室に向かい、浴室の扉を開けると、浴槽の縁からさざなみのようにあふれ出すオーバーフローに感動しました。 . . . 本文を読む